2013-03-12 第183回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
金融政策は、今言ったように逆回転させるということで、しかしもっときめ細かな所得分配政策というのは金融政策にはできません。ですから、経済政策というのはいろんな役割があるからそれを区別しなくてはいけないんで、金融政策で何でも解決できるということを申し上げてはおりません。
金融政策は、今言ったように逆回転させるということで、しかしもっときめ細かな所得分配政策というのは金融政策にはできません。ですから、経済政策というのはいろんな役割があるからそれを区別しなくてはいけないんで、金融政策で何でも解決できるということを申し上げてはおりません。
ただ、私は、所得分配政策、社会政策と公共投資の資源配分機能がごっちゃになっているところが今一番まずいと思っているんです。ですから、過疎対策を公共投資でやるというよりは、もう過疎対策というのはいつそ所得補償をしてあげた方がずっといいんですね。資源の効率的配分からいうと役に立たないものはつくらない方がいいんだから。
そういうことをやりながら、つまり所得分配政策としても非常におかしい、資源配分上の政策としてもおかしい、産業政策としても間違っているということを随分おやりになってきているように思うので、この際それを見直す。
先ほども申し上げましたけれども、また、以前、この当委員会においても御議論があったと記憶いたしておりますけれども、たとえば所得分配政策という点から見ましても、税金を取ったといたしまして、株式会社〇〇の郵便料の補助という形になるように使うということが果たして妥当なのであろうか、こういう点を考えまして、私、独立採算制をとることがこの事業の実態から見て妥当ではないかと、このように申し上げておる次第でございます
ところが、今回の春闘によります三二%という賃金の上昇から来る、いわゆる物価問題もございますし、またこれら五十三品目、なかんずく解除されました八品目のメーカーの配当率については、規制すべきではないかという考え方も当然出てまいるわけでございまして、そういう観点からいたしますと、御検討をいただいていると思います所得分配政策――あえて分配を強調したいわけでございますが、所得分配政策を検討しながら、反面では、