1948-03-30 第2回国会 衆議院 司法委員会 第8号
このような面で、こういう制度が多くの費用を必要としてつくられても、活用が十分にできないのではないか、それは所得税の調査委員とか、その他何々委員というような事例に見ても明らかである。ほとんどこのような委員の辻出方法では、價値がないと思うがどうか。
このような面で、こういう制度が多くの費用を必要としてつくられても、活用が十分にできないのではないか、それは所得税の調査委員とか、その他何々委員というような事例に見ても明らかである。ほとんどこのような委員の辻出方法では、價値がないと思うがどうか。
所得税の納入ぐあいから申しましても、各種の税そのものは皆さんの御承知の通りに、二十二年度の予定租税收入すらも今日できずに、國内は非常なる不安にさらされている実情を考えまする際に、ここへ百二十億余万円という所得税の收入が見積られてあるのでありますが、四月の暫定予算の支出財源として百二十億余の所得税が私は徴收し得られるというような考えが浮かばぬのであります。從つて大藏大臣に問うてあるのであります。
それでただいま取上げている点を申し上げますと、勤労所得について扶養控除並びに基礎控除の額を上げるということをぜひいたしたい。そうして勤労所得者の負担をなるべく軽減するような態度をとりたいというようなことが一つであります。
○庄司(一)委員 先ほど大藏大臣は税制の改正に伴うて、勤労所得税の免税点の引上げ、あるいは扶養家族控除の引上げというような御意見を発表されました。まことに結構なことであります。御同感の至りでありまするが、この所得税の中のいわゆる幼老控除として御承知の通り六十年以上の爺さん、婆さん、あるいは十八歳以下の子供、この家族数によつて幼老控除として所得関係から控除する。
今回の所得税の問題その他のことによりまして、おそらくこの四月、五月には肥料の決済資金もなし、また報獎物資の引取資金もないと思うであります。そういうことで荏苒と日を送つておりますと、今年政府は食糧の一割増産ということを掲げておられますが、はたしてそれができるかどうか、これはまことに怪しいのでありまして、おそらく私はできないのではないかと思うのであります。
○成田知巳君 昭和二十二年度所得税徴収に関しまして容易ならざる事態が発生いたしおり、これがために、去る二十七日本議場におきまして租税調整に関する緊急質問が行われまして、徴税の合理化に関するところの本院の意向が表明されたのでありますが、私は、今全國的に問題になつております徴税問題をめぐつての税務当局と納税者との間に発生いたしておりまする多くの紛爭事件の一つといたしまして、不幸最近香川縣において惹起されましたところの
それから、勤労所得税が二重課税であつて、負担が過重である、こういうところから職場放棄がどしどし行われて、優秀なる熟練工の諸君が職場を離脱する、こういうことは生産復興の上にもきわめて好ましくないことであるという御意見でありましたが、なるほど生産復興に習熟した熟練工の諸君が必要であることは言うまでもありません。
さらに重大なることは、所得三十万円以上はすべで税務署長が査定する権限をもち、百万円以上は税務局長がもち、一千万円以上は本省が決定するというのであります。すなわち、上に上れば上るほど上の役人が査定するために、ここに非常に安くなるように仕掛けてあるのである。 さらにこの問題は、実際上は事業所得税というのに勤労所得税的に課税しておる。
○副議長(松本治一郎君) 日程第一、昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。財政及び金融委員長黒田英雄君。 〔黒田英雄君登壇、拍手〕
○黒田英雄君 只今上程に相成りました昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。
今回芦田首相が組閣に狂奔しておつた政治の空白期間中に全國的にまき起つたこの苛酷極まる申告所得に対する不平不満、国民の動揺は、言語に絶するものがあつたのであります。ただその筋の命によつて表面鎮静を保つておるにすぎない現状であります。これがために増産意欲はいよいよ沈滞し、各地に土地の返還問題を惹起しておるのであります。
○政府委員(平田敬一郎君) 所得税は御承知のように、苟しくも所得があれば課税するという建前に相成つておるのでございまして、そこに一定の行爲が行なわれまして、それによつて或る人が現實に収入があるという場合におきましては、その現實の収入から必要な經費を差引きまして、所得として課税する。これが所得の建前に相成つておるのでございます。
○政府委員(平田敬一郎君) 只今議題となりました昭和二十三年の所得税の四月豫定申告所の提出及び第一期の納期の特例に關する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。政府は、最近における賃金、物價等經濟諸情勢の推移、課税の實情に照らして、租税負擔の輕減を図る等のため、所得税の基礎控除、扶養控除、勤勞控除、税率等につき改正を行う必要があると考え、目下検討中であります。
第二には、政府は速やかに全官公廳の労働組合の團体交渉権を認め、労働條件の改善をはかるために、勤労所得税の減免あるいは賃金水準の改訂によつた新給與を、團体交渉で速やかに話合いを進める御意思があるかどうか。 第三に、全逓を中心といたしまする今回の爭議の現段階は、最後の段階にきておると思われるのであります。
その農民に供出代金以上の所得税の更正決定をしたのである。農民の思想を惡くするものがあるとするならば、それは政府と労働組合であることを自覚しなければならぬのであります。國民はも今回の新給與の問題がなぜ解決できずにストにはいつたか、納得がいかないのであります。両者とも面目論にとらわれず、誠意を披瀝して、ともに日本再建のために話し合えば、解決できないはずはないのである。
農村漁業者並びに商工業者等の個人企業者に対する昭和二十二年度の課税所得は、去る2月十五日の日附をもつてその後逐次発送せられておる状態であります。しかして、この通達せられました課税決定を見ますのに、きわめてこれはでたらめと言わざるを得ない程度のものであります。(拍手)どのようなでたらめの実情があるか。
それと一方財政金融委員会において種々研究された結果、所得税の円滑適正な納税の促進に関する決議案というのが出てきたわけであります。
委員外の出席者 議 長 松岡 駒吉君 副 議 長 田中 萬逸君 議 員 榊原 亨君 議 員 田中 健吉君 事 務 総 長 大池 眞君 ————————————— 本日の会議に付した事件 中小企業廰設置法案の取扱いについて委員長よ り報告聽取 課税の調整に関する決議案及び所得税
そういつた漁業者に對しまして原始産業の事業税というわけで、百分の八程度の税金を徴收することに内々内定しておるとのことでありますが、何ら特別の恩惠もなき漁業者に對しまして市民税とか、或いは所得税、船税、漁船登録税、物品税、財産税、非戰災者税と數え上げればこれは限りのない程、税金々々で責め立てられて、今度は漁業税が地方税としまして新しく賦課される。
農林漁業者並びに商工業者等の個人企業者に対する昭和二十二年度の課税所得は、最近更正決定を見つつあるが、決定は合理性を欠き、所得の実情に合致せざるものはなはだ多く、今や全國的に問題化しつつある。
昭和二十三年三月二十六日(金曜日) 午後六時四分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第二十九号 昭和二十三年三月二十六日(金曜日) 午後一時開議 一 國務大臣の演説に対する質疑(前会の続) ━━━━━━━━━━━━━ 第一 昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案(内閣提出) ━━━━━━━━━━━━━
○議長(松岡駒吉君) 日程第一、昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特別に関する法律案を議題とします。報告を求めます。財政及び金融委員会理事梅林時雄君。 〔梅林時雄君登壇〕
○梅林時雄君 ただいま議題となりました昭和二十三年の所得税の四月予定申吉書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案について財政及び金融委員会における審議の経過並びに結果等を概略御報告申し上げます。
それから政府が發行する福引券の當せん金に對する所得税の課税の特例に關する法律案、これは例のあの煙草の新生の福引券の福引が始まりますので、或いはその所得税を免除か、經減か知りませんが、そういうようなことをしようというのであります。豫算に伴いまして数件あります。
本草案第十條に、都道府縣または特定市の委任した競犬施行者に対しては、所得税、法人税、本法に基いてなす登記の登録税及び地方税を賦課しないことにいたしました。これは本事業は國家的ないし地方公共的事業としての公益性を保護し、さらにその発達育成をはかる必要があるからであります。 第六に、罰則事項であります。
○委員長(黒田英雄君) 所得税の方もありますが、参議院の方で今審議をやつておるそうですから、これも明日にいたしたいと思いますから、本日はこの程度で委員會を散會いたしたいと思います。 午前十一時四十四分散會 出席者は左の通り。
○平田政府委員 私は租税というものは、いかなる形の租税にいたしましても、結局國民の所得から納めるか、あるいは財産から納めるか、いずれかだと思います。普通の経常的な税は、結局所得から納める税でいくべきで、間接税といえども所得で間接に負担していくようになると思います。從いまして、國民所得の増減が、担税力と申しますか、税收入の全体に非常に影響のあることは御指摘の通りでございます。
○平田政府委員 営業所得の調査決定の問題に関するお尋ねかと思いますが、御承知の通り営業所得を的確に調べて決定するということは、なかなかむずかしいことでございまして、第一線の税務官廳においても、これには一生懸命やつておりますが、最も困難を感じておるところであります。
○平田政府委員 更正決定につきまして特別の基準を設けておるわけではないのですが、御承知の通り今まで税務官廳が、多年にわたりまして営業所得、農業所得の調査方法を研究し、実際に実施してまいつております。
かような観点から健全財政主義を非常にやかましく言つておるのでありますが、このことは健全財政主義と申しましても、ここで申上げるまでもないと存じますけれども、国民経済そのものが健全でないのに、財政だけが健全であり得ない、これは理の当然でありまして、從つて国家経済と国民所得と産業資金との循環度、或いはその割合等がこれが極めて権衡の取れた状態になるように全体の舵を取つて行かなければならん。
一面また勤労所得税の大幅引下げ、所得税の軽減、法人税の引下等も約束しておられるのであります。從つて、その收入減は相当の額に上るものと思われるのであります。また中小商工業者あるいは農家に対して、二十三年度において非常な重税を課せられしまた結果、破産をした者、まつたく破産のほかない窮状に陷つている者など続出をいたしまして、二十三年度再びかかる重税の賦課のできる状態ではありません。
それから税制改正等についてもお話があつたようでありますが、このことに関しては、たびたびここで申し上げた通りでありまして、所得税、殊に勤労所得税については相当大幅に軽減をいたしたい。法人税等につきましても、これは企業の再生産活動に影響するような現行法は、内外の今の情勢から考えまして、殊に外資導入等の観点からも考えまして改正を要すると思いますので、もとの点については相当の改正を加えたい。
農業所得税については、すでに私は、この席上から再三お答えをいたしておりますから、なるべく重複を避けたいと思いますが、この税につきましては、今御意見のございましたように、農村においては非常な大きな問題を起しておりまするから、農林省といたしましても、農業再生産に支障のないように最善の努力を拂いたいということを重ねて申し上げる次第であります。
○大池事務総長 これは農林委員長から國政調査の承認要求がまいりまして、化学肥料生産並びに配給状況、及び農業所得税に関する事項を調査するために、関係方面から意見聽取、資料要求等を正式に本会において承認してもらいたいという要求であります。今日までこの所管事項について一應説明等は聽取しておつたのでありますが、本会の承認を得て正式に調査したいということであります。
○平田政府委員 今御指摘の御議論は一つの有力な議論だと思うのでございますが、ただ実際上の所得を分解しまして、この分は特に今御指摘のような部分である、その他の部分は普通の所得といつたようないき方をとるということも、これはなかなかむずかしい方法ではなかろうかと思いまするし、その問題は結局におきまして、所得が殖えるに伴いまして、税率等がだんだん高い累進税の課税を受けてくる。
昭和二十二年分の所得税の円滑適正と納税の確保に関する決議案、政府は、昭和二十二年分の所得税の円滑適正なる納税を確保するため、次の措置を講ずること。 一、所得税の更正決定に対する審査請求の取扱いについては、特別の考慮を拂うこと。 一、不当課税については、速やかに是正の方途を講ずること。 一、追徴税については、実情に應じて苛酷にわたらないよう十分留意すること。
○平田政府委員 ただいま議題となりました昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 政府は、最近における賃銀、物價等経済諸情勢の推移、課税の実情に照らして租税負担の軽減をはかる等のため、所得税の基礎控除、扶養控除、勤労控除、税率等につき改正を行う必要があると考え、目下檢討中であります。