1968-03-14 第58回国会 衆議院 法務委員会 第8号
結局これは所属上司を通じて申し出るということによって、最後には最高裁判所裁判官会議の決定をまつ。これは繰り返し申し上げておりますように最高裁判所の裁判官会議は十五人の裁判官の合議体でございますから、そこで出ました結論は相当客観的なものになるはずであろうと思います。一人が反対したから実現しなかったというお話もございました。
結局これは所属上司を通じて申し出るということによって、最後には最高裁判所裁判官会議の決定をまつ。これは繰り返し申し上げておりますように最高裁判所の裁判官会議は十五人の裁判官の合議体でございますから、そこで出ました結論は相当客観的なものになるはずであろうと思います。一人が反対したから実現しなかったというお話もございました。
この要旨によれば、特別抗告の要旨の方で申しますと、「勤務中の従業員をして、所属上司の許可なくして当該職場から雑脱させて、ことさらに郵便物の取り扱いをさせないようにしようと企て」云々、こういうふうに書いてある。ところが、中央本部の指令は、ことさらに郵便物をおくらせようとすることが指令の内容になっていないのであります。
「被疑事実——被疑者は全逓信労働組合中央本部執行委員であるが、昭和三十三年一月下旬頃より全逓労組の実施しているいわゆる新賃金獲得等の春季闘争に際し、同労働組合関東地方本部書記長大沢三郎外数名と共謀の上、東京都千代田区丸の内二丁目三番地所在東京中央郵便局に勤務中の従業員をして、所属上司の許可なくして当該職場離脱させて、ことさらに郵便物の取扱をさせないようにしようと企て、同年三月二十日午前二時過頃から前記東京中央郵便局内普通郵便課事務室外数
そのほかに、いわゆる責任上、当時の現地土民が非常に武器彈薬、車両をほしがつたときでありますから、少数の守衛、監視でそれを奪われた場合、所属上司に、私はこれこれのものを盗まれましたといつて帰つて行く場合の言訳の責任上残つた者もあるわけであります。