1977-11-16 第82回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
で、その原因は、先ほど先生もおっしゃったようなチューブ――配管に応力腐食割れがある、あるいはそのほかにたしか第二号機は制御棒駆動水の戻りノズル、そこにひびが発見されたというようなことがございまして、実はそういう手直しをするのにかなりな時間がそれぞれかかっております。
で、その原因は、先ほど先生もおっしゃったようなチューブ――配管に応力腐食割れがある、あるいはそのほかにたしか第二号機は制御棒駆動水の戻りノズル、そこにひびが発見されたというようなことがございまして、実はそういう手直しをするのにかなりな時間がそれぞれかかっております。
けさの新聞によりますと、福島の発電所でいろいろな故障があって問題が大きく、夏のピーク時における給電にも差し支えが来るのだというようなことがございましたが、やはり福島の事故というのはかねてから私も指摘しておったことと符合する面が多分にあると思っておりますけれども、また新たに戻りノズルのところにひび割れが起こったということが言われております。
なお、超音波、先ほどの福島なり島根でもこれは給水ノズルについてやりましたり、あるいは制御棒の戻りノズルについてやりましたりしたものでございますが、何分非常に肉厚の厚い外側からやるものでございますから、それが決め手になるようなものではございませんで、そういうやり方もできないかなという程度のものである、現状については私どもそう思っているわけでございますが、仮にそういう方法でうまくわかるようになれば、つまり
それからいま聞きますと、浜岡について中部電力自身が外から超音波探査というような調べをやったようでございまして、特別に何もどうということはなかったということでございますが、これは私どもが指令してやらせたものではございませんで、私どもの指令は、あけて給水ノズルの部分なりそれから制御棒駆動水の戻りノズルの部分を調べろという指令でございまして、その指令につきましては、先ほど申し上げましたように福島の一号をトップ
○武田政府委員 浜岡につきましては、先ほども申し上げたことでございますけれども、この次定検に入るときに給水ノズルなり制御棒駆動水の戻りノズルなりについてチェックをするように、こういうことでございまして、その線で現在動かしておるわけでございます。
今回さらに、原電の優等生と言われた島根原発と福島一号機の戻りノズルのひび割れが発見をされたのであります。 ひび割れから破断、そして冷却水が数秒間で皆無になり、緊急冷却装置が働かなくなったら、大事故を引き起こすことは言うまでもありません。その一歩手前で発見されたことを思うと背筋が寒くなります。
それからもう一つ、制御棒駆動水の戻りノズルにつきましては、余っている水を別の部分に戻すなり何なりするというような措置をとることが技術的に可能でございますので、したがいまして、今度は水を戻さないというような、いわば戻りのルートをとめるというような措置をとることといたしております。
○高橋説明員 福島の三号機につきましては、給水ノズル及びCRD戻りノズル、点検をする計画でございますが、まだ点検するところまで至っておりません。現在準備中でございますので、何かの間違いだろうと思います。
これは原子炉本体に生じておるひび割れでありますし、しかも、日本の発電所の戻りノズルについてはすべてに共通している方式の変更がいま求められてきているという問題であり、給水ノズル、これも非常に重要な部分ですが、これも日本の約半数近くの原子力発電所が採用している方式の変更ということになるわけですね。
私は現場を見まして、戻りノズルのひび割れの問題がある、そのひび割れの問題について手当てをしました。そのことについて現場でお伺いしますると、通産の指示を受けてステンレススチールの表面張りを削った上で内面のカーボンスチールまで約十三ミリぐらい掘り下げてそこでとめた、あとはもうそのままで作業を進めてよろしい、こういう話だったのだそうです。私も非常に素人なものですからわからなかった。
○内田参考人 少し具体的な問題として取り上げてお話を申し上げたいと思いますが、島根の制御棒の駆動機構のCRDの駆動水の戻りノズル、径がたしか七十ミリぐらいだと思いますが、そこのクラッドに細かい応力腐食の割れが出たということがわかっておりまして、そこで通産省の原子力発電技術顧問会ではそれの対策の検討会を設けまして、またそれを修復する場合に母材に、要するに圧力容器のカーボンスチールにどの程度の修復をしても
細かい技術的なことは、私はわかりませんけれども、今度私が島根の発電所の問題点を見まして、いわゆる制御棒の戻りノズルのところにひび割れがあった、そのひび割れの実態を調査するためにいろいろな作業を行った、その作業の結果、表面のステンレススチールのひび割れがどこまで入っているかを探っていきますると、カーボンスチールのところまでひびが入っているということが大体わかって、通産省はカーボンスチールの削り取り部門
そうしたら、通産のおっしゃるように、この申請書の中には戻りノズルの問題について余り触れてないんですよね。だから、工事認可の部門になっていると言えばそうかなと思ったりいたします。しかし、ノズルというのは、炉本体から離れているものならいいけれども、これは原子炉圧力容器の中の本体に直接くっついているものなんですよね。そこで、圧力本体の内面は全部ステンレススチールで張っているわけですね。
ですから、そういう点にも、戻りノズルを通過するところの水は炉内の圧力等との関係もあって、やはり一定の検討を加えなければならない内容を持っていると私は思う。
しかも、これは戻りノズルだけでなしに吸水ノズルの方にも同じような状態が出ておりまするので、こういうふうな問題についても疑問点の論議をしたいのですが、きょうは時間がありませんから、私はこれは他日、顧問会の先生方にも出ていただいて、このことについての所見を承りたいと思っております。 きょうは時間がありませんから、委員長そのことを含んでいただいて、私の質問を終わります。
そこで、最後に、これは委員長を通じてお願いしたいのでありますが、いまの東電の給水ノズルのひび割れ、制御棒の駆動水の戻りノズルのひび割れ、これの写真と図面をわれわれに提出をしてもらいたいと思うのです。 それから、被曝の状態の中で、いまいわゆる公害センター的なものがあってモニターがたくさんついているわけでありますが、実を言うと、原発の敷地内のものが全然つかめないのですね。県でもつかめないのです。
それどころか、三月に入ってから原子炉の給水ノズル、それから制御棒の駆動水の戻りノズルに微細なひびが発見された、それで改造工事と修復工事が行われている、こう言っておるわけでありますが、いつでも故障なり何なりが起きると、全然あたりに影響がない、人体にも影響がないので非常に微細である、こうなんですね。
なお、島根発電所につきましては、先ほど申しましたような制御棒駆動水の戻りノズルでございますけれども、そういうものも発見されましたので、定検期間がやや延びるかと思っております。 先ほど御指摘の、一日五分間とおっしゃったかと思いますけれども、そこについては、何分間で制限ということについては私どもいまの段階では聞いておりません。
島根発電所につきましては、制御棒駆動水の戻りノズルにクラックがございまして、これにつきまして修理が必要でございますので、御指摘のとおり修理工をいわゆる計画被曝と申しますか、ある線量以上は絶対に放射線を受けないという厳重な管理のもとに修理をいたすということになるわけでございます。