1988-08-02 第113回国会 衆議院 本会議 第5号
また、運輸大臣在任中、成田空港の長期の開港延期やむなしとする周囲の意見を退け、敢然として開港を決断し、反対同盟の戸村一作氏と秘書官一人を伴って会見し、さしで話し合いを行うなど、あらゆる機会をとらえて心魂を傾けた御努力の未開港に導いた式典のごあいさつで、「難産の子は育つと言われる。この新空港も健やかに育つと確信する」と述べられたのであります。
また、運輸大臣在任中、成田空港の長期の開港延期やむなしとする周囲の意見を退け、敢然として開港を決断し、反対同盟の戸村一作氏と秘書官一人を伴って会見し、さしで話し合いを行うなど、あらゆる機会をとらえて心魂を傾けた御努力の未開港に導いた式典のごあいさつで、「難産の子は育つと言われる。この新空港も健やかに育つと確信する」と述べられたのであります。
そして、時代の英雄戸村一作という人を出し、世界の成田闘争にまで発展をしていった。そのために開港が、十五兆という大きなお金が損失する、十五年もかかってしまった、そういう形の中で成田は開港した。 そういう中で、今度新しい関西新空港をつくるに当たって、僕は補償すべきものは十分に補償する、手当てをしていく。
○中山委員 かつて成田闘争のときにも戸村一作という人物がおりました。明治四十二年九月二十九日千葉県成田の生まれで、成田中学在学中にマルクス主義に染まる。
さらに、一九七一年、三里塚訪中団の戸村一作らに対し、周恩来総理は、左派は、初めあなた方の三里塚闘争に接近することを恐れていました。左派の人たちに恐れないで接近し援助してはどうかと話し合ったことがあります。皆さん、それからは左派は三里塚でやるようになったでしょう。と、みずから暴力集団を激励し、指図して、内政に干渉したことを事実上認めているのであります。
一九七二年三月二十九日に、故周総理が、戸村一作らの訪中団に対して、暴力破壊行為をほしいままにしている連合赤軍について、日本の新左翼はすばらしい、「よど号」事件についてもこれは非常にすばらしいと持ち上げています。こういう話はたくさんあります。たとえば一九六七年の羽田事件のときに、日本の青年は暴虐を恐れない英雄的気概を示したと激励することもありました。
戸村一作さんなんかは新聞の取材に応じていろんな闘争戦術を発表なさる。われわれが聞く機会があるぐらい、テレビの取材なんかで、こういう闘いをやるんだとおっしゃるのがわれわれの耳にも入る。中にはそのとおりにやられることもある、ゲリラ活動なんかも。そして警官隊なんか死んだってけがしたっていいという、私は日本国民はいないと思いますよ、だのにやっぱり警官隊が多数の死傷者を出す。
にもかかわらず、反対運動を指導する委員長(戸村一作氏)まで招いて歓迎し、激励までされるとは何ごとですか。これをみて日本の国民が、中国は内政不干渉の原則を守っていると思いますか。」こういうふうに述べたということが書かれておるわけです。
たとえば、一九七二年の三月二十九日、周恩来が、中国を訪れた岡田春夫さんやあるいは戸村一作に対して、連合赤軍がちょうど世を騒がせているあのときでありましたけれども、日本の新左翼はすばらしいというような発言をしている。あるいは「よど号」事件についても、これは非常にすばらしいことだというようなことを日本に対して言うている。こういう持ち上げをしているわけです。
そのとき戸村一作委員長がこういうことを言っているわけです。これから全国至るところで水道、電気、電波、交通機関など空港関連施設へ戦線を拡大していく、こういうようなことを宣言しているわけですね。
反対同盟は、委員長戸村一作氏の名前をもちまして四月の十七日に声明書という形で運輸大臣あてに文書を出しました。声明書ということでございますので、直ちにその場で読み上げて、私どもはテレビで知ったわけでありますが、その手紙そのものは翌日配達証明つきで届きました。
政府は五月二十日出直し開港をいま決めていらっしゃにますが、十日に行われた福永運輸大臣と戸村一作反対同盟委員長との話し合いを期待していた人たちの期待も、実は内容は平行線に終わっているようでありますから、余り期待をかけられるということでもなかったようであります。近く過激派による開港阻止闘争も行われるであろうということが予想されるわけですね。
戸村一作委員長の名前で運輸大臣に来ているわけです。これは四月の十七日に来ているわけなんですが、これに対してはどういうふうなお考えでありますか。
具体的にどうかというお話でございますが、これがなかなか微妙なむずかしい問題でございまして、ただいまお挙げになりました戸村一作氏を長とする反対同盟との関係等につきましても、私があえて申し上げなくても久保さんよく御存じのとおり、いろいろ接触をして事態の促進を図ることはもとより必要でございますが、向こうは向こうで幾つかの条件を示しまして一ということは、たとえば成田の開港、何月何日に開くことそれ自体を否定しておりますが
先ほども申し上げましたように、戸村一作氏の名において、いつも不安な状態に置いて、ついには廃港に追い込むのだというようなことを言われておりますだけに、率直に言いまして、少なくとも言っている御本人とは話はなかなか容易でないと、いうことでございます。だからと言って、努力はもちろん大いにしなければならないわけでございまして、そこいらに非常に苦悩があるわけでございます。
なお、五月六日に、戸村一作氏からの招待状につきましては、IFALPAの総会におきましてはこれを無視するというふうなかっこうで日本の代表から状況を聞いております。
そこで、成田問題について次はお尋ねしますが、去る三月二十六日の管制塔占拠破壊事件についての反対派の戸村一作さんから政府あて、自民党あての抗議の手紙が来ておりますことは御承知でございますか。
○小川(新)委員 それでは、戸村一作氏の問題についてこの前お尋ねいたしましたが、破防法またはその他の刑事罰によって、何らかのかっこうで警察は戸村氏を調べましたか。
○加藤国務大臣 地元の皆さん方との話し合いにつきましては、私が深く立ち入りますことはいかがか、かような感じは持つのでありますけれども、しかし、一般的な言い方といたしましては、地元の農民の方々と極左暴力集団は質的に全く異なっておる、かように思うのでありますし、かつまた、反対同盟の委員長が戸村一作氏ではございますけれども、反対同盟の約二百名の皆さん方のほとんどの方は、戸村一作氏が文書をよこしましたようなさような
○国務大臣(瀬戸山三男君) いわゆる反対同盟といいますか、あるいは戸村一作氏の声明、こういうものは私ども新聞報道で承知をいたしておるだけでございますが、仮にそれがいわゆる話し合いの条件と、こういうことになりましても、犯罪を犯し、あるいは暴力によって主張を通そう、こういうことを法治国家として認めるわけにいきませんから、その話し合いの条件としてこの処分を取り消す、こういうことは絶対考えておりません。
○参考人(大塚茂君) まあ率直に申しまして、戸村一作氏はもう新左翼系の職業的な活動家といいますか、運動家と私は考えておりまして、この方と空港反対運動そのものについての話し合いをしてもまず効果はなかろうというふうに考えまして、私どもとしては農民の方々とお話し合いをすると、こういう立場でいままで来たわけでございます。
これはまあ通常の住居と異なるから、まあまあ多少の理由がそこにないでもないとは思いますが、新聞報道によりますと、「暴力主義的破壊・阻害活動を行い、または行うおそれがあると認められる者の活動の拠点となる建築物、その他の工作物」と、こういう表現をとっているので、これはまあ局長が言われたように、団結小屋とか要塞とかいうことならば、ある程度そこに合理性が認められないでもないけれども、たとえばよく新聞紙上をにぎわす戸村一作
そこで公団にお伺いいたしますけれども、戸村一作、ああした者は別といたしまして、比較的穏健な反対派農民と暴力集団とを切り離す考え方としてどんな手段を考えているのか、あるいはまた現実的に暴力集団と反対農民が結びついている原因は何であるとお考えになりますか、お伺いいたします。
警察といたしましては、さようなことを前提にいたしながら開港を迎え、そして断じて開港阻止はやらさないという体制をとることが可能であるという見通しを持っておるのでございますし、なお開港後につきましても、戸村一作委員長が称しておりますようなゲリラ的な活動等が考えられないではないのでございますけれども、これを制圧し得る、かような自信を持って開港を決定いたした、かようなことであります。
それから、戸村一作氏の言動につきましては、警察といたしましては、従来から非常な関心を持ち、資料の収集等をいたしておりまして、ことにニューズウイークの四月十日号にその記事が出ておりますことも、私どもは重視いたしておるのであります。
戸村一作君は、友納を殺せ運動から始まって、今日では警察官の十人や二十人は殺してもいい、われわれは闘争を展開する中でよりよい革命闘争を起こし、犠牲を出すことは平気で革命を成功させなければならないということを言っております。
戸村一作君と話し合いをするということを言い始めておる。 参事官にお伺いしますが、戸村一作、あれは農民ですか、お答えをいただきたいと思います。
○加藤国務大臣 戸村一作氏が委員長をいたしております反対同盟は、同盟の組織といたしましては二百名前後の、規模としてはきわめて小さいものでございますけれども、世間一般が受けております印象は、あたかも極左暴力集団の全組織の委員長だ、かような印象を受けている面がずいぶんあろうかと思うのでございます。
○伊藤(公)委員 先日事務次官が直接お会いになられて、現地の農民の方々が、ようやく会えたという声をわれわれも聞いたわけでありますけれども、やはり直接お会いして、具体的にいろんな話を忌憚なく出し合うということが、こうした住民の運動が起きている場合には非常に大事な問題だというふうに思うわけでありますけれども、新東京国際空港反対三里塚・芝山農民同盟戸村一作さん、この方はクリスチャンでもあるわけでありますが
そして、三里塚を中心にいたします空港反対同盟は、約二百名の組織でございまして、その委員長が戸村一作氏でございますけれども、そのうち今回参加いたしました者は約百二十名程度と想像されるのでございます。ですから、ほとんどの諸君が極左暴力集団と、これに付和雷同する諸君だ、かように判断がされるのでございます。
戸村一作氏の話が出ましたが、これは新聞等でわれわれは見ておるだけでございますけれども、内戦云々と激烈な言葉を言っておるのは、そういうところにあるわけでございます。この点については、先ほど公安委員長からもお話がありましたが、もちろん、検察庁や法務検察あるいは警察は十分の関心を持っております。
○国務大臣(加藤武徳君) 戸村一作氏が委員長をいたしております空港反対同盟は、極左暴力集団とはその質を異にしておりまして、反対同盟の中にはもとより善良な農民も含まれておるのでありますけれども、しかし、最近の戸村一作氏の発言を注意深く分析をいたしてみますと、極左暴力集団と通ずるものがあり、そして、その発言は教唆扇動に当たるのではないかと、かように思える節もございますので、今後厳重に見守ってまいり、必要