1997-03-19 第140回国会 参議院 本会議 第10号
我々の住まいは、バブルの崩壊、土地神話の崩壊等の影響もあり、年収の五倍程度の金額で取得が再び可能となっておりますが、住宅戸数、床面積もふえ、数値的にとらえれば充足し、確かに楽になったとの見解もあります。しかし、現実はそうはなっておりません。 平成五年の住宅需要実態調査においては、およそ四割の世帯が住宅に対して何らかの不満を持っておられるのであります。
我々の住まいは、バブルの崩壊、土地神話の崩壊等の影響もあり、年収の五倍程度の金額で取得が再び可能となっておりますが、住宅戸数、床面積もふえ、数値的にとらえれば充足し、確かに楽になったとの見解もあります。しかし、現実はそうはなっておりません。 平成五年の住宅需要実態調査においては、およそ四割の世帯が住宅に対して何らかの不満を持っておられるのであります。
その次の表は建築の戸数床面積を各府縣別に統計したものであります。その次の二枚は、戰災都市別に竣工建物の戸数床面積を挙げたものであります。一番右の欄に、戰災戸数に対するパーセンテージとなつておりますが、戰災都市全体を平均いたしまして、只今までに一九・九%、戰災で減失したものに対して建設したものの戸数であります。これは数の上で約二割復興したという結果になつております。