1949-04-06 第5回国会 衆議院 労働委員会 第4号
たとえば東芝の問題にしましても、三月八日に受付けてやつているのに、九日の五時から執行され、しかもそれに動員された人間が工場の内外に六百七十名、警官が付近の山中に三百名、それに看護婦三十名、明らかにこれは戰爭準備である。まるで、看護婦までついて負傷者を出すということを準備してやつている。
たとえば東芝の問題にしましても、三月八日に受付けてやつているのに、九日の五時から執行され、しかもそれに動員された人間が工場の内外に六百七十名、警官が付近の山中に三百名、それに看護婦三十名、明らかにこれは戰爭準備である。まるで、看護婦までついて負傷者を出すということを準備してやつている。
戰爭準備は急速に行われつつあります。米ソを初め、世界は第二次戰爭後わずか三年にして再軍備時代にあるといつても過言ではありません。かかる世界情勢の中にあつて、戰爭を放棄したわが國はいかに処して日本の中立性と平和を守つて行かんとするか、具体的施策を私は伺いたいと存ずるのであります。(拍手) しかもかかる情勢の中にあつて最もわれわれの要望するものは、講和会議の促進とと民族の自主性の回復であります。
○小川原政信君(続) この事実は、総動員法のもつ独裁的性格を是認することによつて、明白に西尾君の持つ独裁的思想を露呈し、一路戰爭準備を進めていた当時の政治を是認し、戰いに導いた大責任を負うべきものであると確信をいたします。 西尾君はまた、院内のみの演説ばかりではない。
この際読み上げることは時間の関係がありますから、その要点として見出しを抜いて言えば、西尾官房長官は覚書該当者である、あるいは独裁法の支持者である、全体主義の主張を大いにした人である、侵略の合理化に努めた人である、戰爭準備を大いにあおつた人である、國防國家論で軍閥を支持した人である、反軍主義者を攻撃し、熱烈に軍閥擁護、独裁への忠言、最大級の煽動をした人というような内容が盛られておりまするが、そのリーフレツト