1947-11-19 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第36号
また戰災復興用のいろいろな地下資源、あるいは林産物等をまわします上にも、現在近畿地方においてはこの地方を除いてはほかにないと言つておるばかりでなしに、實は鐵道自體におきましても、鐵道電化に必要でありますところの電力も、この地帶の發展を期する場合において、近畿地方においては電源が得られないというような實情になつております。
また戰災復興用のいろいろな地下資源、あるいは林産物等をまわします上にも、現在近畿地方においてはこの地方を除いてはほかにないと言つておるばかりでなしに、實は鐵道自體におきましても、鐵道電化に必要でありますところの電力も、この地帶の發展を期する場合において、近畿地方においては電源が得られないというような實情になつております。
本年度における各部門の要求する鉄鋼の総量は、普通鋼鋼材百九十六万八千トン、鑄物用銑鉄五十五万三千トン、銑鋼二次製品三十万四千トン、合計二百八十二万五千トンでありまして、目下最も緊要なる戰災復興用、補修復旧用並びに進駐軍用をしばらくわく外に置くといたしましても、將來安定期における最低限民生安定維持産業に必要とする鉄鋼量は、一箇年三百万トンであつて、この数字は今や國民の常識となつております。