1950-07-29 第8回国会 参議院 地方行政委員会 第13号
これはいわゆる文部省の方からは六・三制の学校を建てよう、私は愛知県でございますが、愛知県におきましては名古屋市その他の戰災地を除きまして、外の土地は全部できてしまつた、ところが少しの町村だけが残つてしまつた、いろいろな状態で残つておるのでありまして仕方がないからやつてしまつた。
これはいわゆる文部省の方からは六・三制の学校を建てよう、私は愛知県でございますが、愛知県におきましては名古屋市その他の戰災地を除きまして、外の土地は全部できてしまつた、ところが少しの町村だけが残つてしまつた、いろいろな状態で残つておるのでありまして仕方がないからやつてしまつた。
たとえば昨年も私少し質問したのでありますが、東京の三本木かどこかの付近でありますけれども、家主が所有しておつた戰災地で、とても使用にたえない土地であつたのを、付近の今まで戰災地におつた住民が、営々孜々として掃除をしてやつと片づけた。そうしてようやく家を建てるようにして家を建てた。ところが現在は国有土地を処分するのだと言つて、その拂下げを受ける株式会社が、実に厖大な価格で売りつけにかかつておる。
あなた方も御承知の通り、全国の戰災地にはまだ防空壕に住まつておる幾多の諸君がおります。区画整理も十分にできていない。住宅建設も不十分であつて、地方の都市であればあるほど困つておるのであります。農民は農民として、その他のいろいろな問題によつて非常に苦痛をなめておる。この際に中央集権的な色彩を帯びた特別都市法というようなものをつくることは、私どもはあまり賢明な策ではないと思う。
次にこれと同時に私共の考えることは、私共は戰災地の選出の者で戰災都市の復興に対しては鋭敏なる考えを持つておる。而して戰災都市に対してはこれは又普通のやり方で、むしろ戰災年復興に対する規模をますます縮少し、百十五あつたものを百にし、百のものを八十五にするというふうに段々縮少して、その復興事業についても実は戰災地の者から見ると誠に牛歩遅々として進まないように思える。
山陰道の交通機関は、表日本に比しまして、極度に圧迫されるため、非戰災地であり、かつ生産地であるところの裏日本には、国家再建に必要なる原材料、特に緊急を要する木材、その他農林水産物を豊富に包蔵しておりますが、滞貨の一途をたどり、反面生産に必要なる資材は涸渇して、極度に生産を障害しております。
建築物自体につきましては、本法案によりまして、新しく建つものについてはだんだんに防火的に改善されて来ることと思いますが、お話の既存の、現在もうすでに建つておるものが大多数を占めておりまして、戰災地はバラツクが非常に多い。非戰災地におきましても昔ながらの燃えやすいものが密集しておるということは非常に遺憾でございます。
支部設置の請願(吉田吉太郎君紹介)(第 一〇三二号) 二〇 北見市に地方裁判所設置促進等に関する請 願(松田鐵藏君紹介)(第一〇三六号) 二一 紋別町に旭川地方裁判所支部設置の請願( 松田鐵藏君紹介)(第一〇三七号) 二二 商法改正案に関する請願(石野久男君紹 介)(第一二〇二号) 二三 日本共産党解散に関する請願(大和田義榮 君紹介)(第一三六六号) 二四 戰災地
さらに建築物の地盤面は、それに接する周囲の土地よりも高くなければならないということになりますと——先ほど私が建築費が増加すると主張をした具体的な問題として申し上げるのでありますが、そうなりますと、今まで戰災地に建てたような簡單な建て方では、基準に適合しないわけであります。従つて相当の地盛りもしなければならないし、これは相当の費用が増額せられるのではないかと思うのです。
これは地方の戰災地等におきましては、学校の敷地等に市営住宅等か建てられておるわけであります。これが学校建築あるいはその他の問題について、立ちのきを命ぜられているというような問題が、非常にたくさんあります。ところが御承知のように、現在の状況として、自分で建物を建てる、あるいは他に住居を見つけるという努力をいたしましても、ないわけであります。
支部設置の請願(吉田吉太郎君紹介)(第 一〇三二号) 二〇 北見市に地方裁判所設置促進等に関する請 願(松田鐵藏君紹介)(第一〇三六号) 二一 紋別町に旭川地方裁判所支部設置の請願( 松田鐵藏君紹介)(第一〇三七号) 二二 商法改正案に関する請願(石野久男君紹 介)(第一二〇二号) 二三 日本共産党解散に関する請願(大和田義榮 君紹介)(第一三六六号) 二四 戰災地
○角田委員長代理 御質疑がなければ、日程第二四、戰災地における既得借地、借家権の保護等に関する請願、文書表第一四〇七号を議題といたします。紹介議員が見えておられませんので、便宜文書表の朗読を願います。
只今ちよつと適用と準用のお言葉がございましたが、仮にこの特別都市計画法の至るところの條文にこの戰災地特有の言葉が出て来ておつて、そのままではどうしてもこの別府の関係に当篏まらんというような場合におきますれば場合であるといたしますれば準用とでも書いてあれば、これは当篏まるつもりであろうが適用と書いておつたのでは、これは何かの間違いであろうという結論になるかも知れませんけれども、私のちよつと目を通しました
○北條秀一君 先程来、教職員の、特に戰災地にある教職員の住宅のために枠を作れとか、或いは勤労者、引揚者、生活協同組合に枠を作れとかいう強い御要求があつたのでありますが、尚これは関連しておりますので、ここで一括して、八子さんと、阿部さんと、吉田さんと、坂野参考人にお伺いしたいのでありますが、ただ漠然と枠を作れといつただけでは甚だやりにくいと思うのであります。
○衆議院議員(永田節君) 戰災地と観光事業との比較について御質問があつたように了承いたします。誠に御尤もで、私も全く同感でございます。戰災地が復興に要するところの国の援助ということも勿論ゆるがせにできないのでありますが、この観光事業は全く趣きを変えて御実行願いたいと思うのであります。
————————————— 三月十三日 戰災地における既得借地、借家権の保護等に関 する請願(福田一君紹介)(第一四〇七号) 少年の保護観察制度強化に関する請願(長野長 廣君紹介)(第一四九九号) の審査を本委員会に付託された。
結論だけちよつと申し上げますと、「政府においては行政簡素化の見地より水道行政の主管を厚生省又は建設省の何れかに一元化するのが適当であると思料せられるのであるが、両省の性格上一元化が困難であればその分担の範囲を簡明に建設は建設省主管、維持管理は厚生省主管とするか、或いは戦災地を建設省主管、非戰災地を厚生省主管とする等速に(各省設置法制定迄に)これが解決の措置を講じ以て水道行政の迅速円滑を期せられんことを
○尾崎(末)委員 そういたしますと、これは、たとえば戰災地にはよけい貸し付ける乙か、非常に住宅に困つておるところには貸し付けるというような、そうした地域事情等を勘案しておやりになるわけでありましようか、希望者の多い方におやりになるというお考えでございましようか。
陳情第四十一号、戰災都市の火災保險料率変更に関する陳情、この陳情は、戰災地は火災防止の態勢が確立せられて、安全度は著しく向上し、非戰災都市と区別する理由を認められないから、火災保險料率を非戰災都市と同率とせられたいというのであります。適当な趣旨と認めて採択しました。 以上十三件は内閣に送付する必要あるものと認めて採択いたした次第であります。(拍手)
陳情第四十一号、「戰災都市の火災保險料率変更に関する陳情」、本陳情は、戰災地は火災防止の態勢が確立せられ、安全度は著しく向上し、非戰災都市と区別する理由を認められないから、火災保同料率を非戰災都市と同率に引下げられたいという趣旨であります。戰災都市の火災防止の組織が進んでおりますので、適切な趣旨と認めて採択いたしました。
殊にこの札幌南四條回路の幅員の問題につきましては、多数の関係者から本国会に請願が提出されまして、札幌市の都市計画に関する問題として甚だ重要であるばかりでなく、一般としても本件の取扱につきましては戰災地の復興その他都市再興等に重大なる関係があるのでありますから、先に請願者の陳情も詳細に承わつておきました。又建設省の意見も聞いておるのであります。
これをいたずらに国が時価に見積つたり何かすることによつて、地方が利用する点に非常に困難を感じておるわけでございますが、これを全面的に戰災地として特殊な取扱いをして、戰災復興に役立たしめるというようなことについて、何かお考えあるいは御計画を立てられたか。あるいは大蔵省等とそれを御相談なさつたことがあるかどうか。
第一番目は、五年間で大体戰災地整備を行うということでありますが、これは時間的に延びるだろう、こう思つておるのですが、まず整備の中で最も大きな対象であるところの幹線街路の整備についてであります。この幹線街路の整備だけは五箇年間に行える方針と自信をお持ちであるか、ないかという問題を、まず一番にお伺いいたします。
○委員長(石坂豊一君) それからもう一つ都市戰災地の復興について、私は実際その衝に当つた経験もありますが、各官庁が綜合的に働いて……建設というものは一旦決めてしまいますと、再びいぢるということはなかなか容易でない。日本は決まつた道路をよくほじつているが、電信電話のケーブルを地下に入れるという、これはですね、もうヨーロツパではどんな小さな都市でも、電信柱を上に出しておる所は滅多にない。
○説明員(島守一君) 戰災でございますが、それを広義に解釈いたしまして、戰災地でなくても、附近に戰災者がそこへ流れ込む。そしてそのために住宅不足が起る。それも一種の戰災復興であると、そういうふうに広義に解釈しております。