1949-05-31 第5回国会 参議院 運輸・大蔵連合委員会 第2号
その特別の規定が後になりまして緩和されましたが、最初一二年の間はそういう方法で参つたのでありますが、この表の中にあります戰時買收鉄道、この関係の中に出ております。詳しい表の中の十線区を経営しておりましたその旧会社は、実はそのまま残つておるのであります。
その特別の規定が後になりまして緩和されましたが、最初一二年の間はそういう方法で参つたのでありますが、この表の中にあります戰時買收鉄道、この関係の中に出ております。詳しい表の中の十線区を経営しておりましたその旧会社は、実はそのまま残つておるのであります。
ただ先程申上げているように戰時中の戰時買收によつて買つたものである。それを拂下げることによつて國有鉄道の財政の改善の一助にもなる。而も鉄道國有法の基本的な精神と申しますか趣旨に反しない、その範囲でこれを処置しようということなんです。一般会計におきましても、各雜種財産その他の拂下げが今日問題になつている。
でありまするから残りの、二十二線のうち十線を引いた残りにつきまして、当時の買收價格、その後に注入したところの設備費、第三がその從業員数、第四現在の営業状態、第五が登録公債の保有、会社の登録額及び現在所有しないところの会社の買收当時登録した額、第六戰時買收線の拡大図面、この最後の拡大図面と申しまするのは、ここに現在図面がありまするけれども、これは余りに小さくて分らない面が沢山ありまするから、もう少々拡大
○衆議院議員(佐藤榮作君) 一應お手許を差上げました戰時買收地方鉄道関係資料、これの八十三頁の左の角の方に買收線の收入原價比較表、これは二十二社全部ではありませんけれども、九社十線分の資料が実は出ております。これはこの材料では御覧の通りすべて赤字になつております。
○宮幡委員 ただいま合同審査になつております戰時買收地方鉄道の讓渡に関する法律案でありますが、この構想につきましては、ただいま佐々木委員からも議員提出はどうかというような御議論もあつたようであります。
戰時買收した地方鉄道については、ただ單に戰時中に買收したという理由から、これを全面的に拂下げすべきものであるということは、必ずしも妥当でないのではないかと思えるのでありまして、その後の輸送事情の変化もあり、輸送系絡その他の点から檢討して、國利民福に合致するため、眞に國有鉄道で経営する必要があるかどうかという点をよく具体的に檢討いたしまして、決定すべきものであろうかと考えております。