1952-06-26 第13回国会 衆議院 本会議 第61号
朕います戰時統制下の日本の新聞の文字の上では、実に強い、無敵な、頼もしい飛行機であつた。軍艦マーチで、ラジオはその強さをほめたたえていたのだ。自由党の議員は、そのとき口をあけて見て喜んでいたのだ。
朕います戰時統制下の日本の新聞の文字の上では、実に強い、無敵な、頼もしい飛行機であつた。軍艦マーチで、ラジオはその強さをほめたたえていたのだ。自由党の議員は、そのとき口をあけて見て喜んでいたのだ。
それともう一つの盲点は、先ほど申し上げましたように、戰時統制そのままの観念で、要するに都の当局は同じ人が戰時中の幹部であつたのが、やはり民主政治になつてもそのままずつと引続いてやつておつたために、結局その割切りがつかぬというところに、大きな盲点がある、こういうことに相なるのでありまして、そういう面から私どもは常にその後努めて自治権の拡充運動ということでやつて参つたのでありますが、これが都で言ういわゆる
これは戰時統制によつて国民から強制的に買い上げたものが、おそらく保管されておつたと思うのですが、終戰当時それも総司令部の命令によつて明確に調査され、報告が出されていると思うのです。外国でもその当時日本のそうした保管の額が何万ドルかがあるということが、たしか何かに載つておつたと思うのでありますが、そういうものは現在どういうぐあいになつておるのか。その点をお伺いしたいと思います。
前置きといたしまして簡單に述べておきたいと思いますが、閉鎖機関整理委員会は、昭和二十年九月以降連合軍最高司令官の要求によりまして、戰時中に外地で活動した特殊会社、金融機関並びに国内における戰時統制機関等、千八十八の機関が閉鎖機関に指定されましたのでありますが、そのうち私のほうの閉鎖機関整理委員会で清算を担当しておるものが千八十五でございます。
勿論戰時統制による行政機構の膨脹はあつた。併しながら、敗戰後、物資の絶対量が足りないため、民主的な統制に切換えて国がやらなければならないところにも多くの問題があるし、又現業官庁等に例をとつても、設備の回復し切らない現状においては、なお且つ一人当りの負担量の過重に喘いでおる所が随所にあることは、委員会の審議の経過に徴しても如実に示されておるところであります。
○高橋説明員 自動車運送事業の免許制度は、この前の国会において御審議を願い、成立を見まして、目下全面的な実施を急いでおる段階であるわけでございまして、これは戰時統制的な法律とか、占領下のために特にできた法規制とかいうものとは違つた、非常に新しい法律であるわけでございます。
又昭和十六年の数字は自己資本が五二、社外負債は四八となつておりますが、これらの過去の非常に社外負債に依存度の高いときにおきましても、なお我が国の企業は自己資本は社外負債を超過しておるのでありまして、これはいわゆる企業の、企業財政の基本原則でありますところの自己資本は社外負債を超過しなければならないという原則が、この戰時統制の場合においても十分我が国企業は守られて来たのであります。
それに必要な原料を厳格な戰時統制、官僚統制、官僚的な戦時統制で原料をやる。運転資金は市中銀行から、設備資金に対しては興銀その他の補助金でやるという形で、この臨時軍事費は政府資金から出て行く。そうして預金部と税金と日銀の信用とでやつておられる。これは一連の関係の原動力がその軍需品を買うという、それぞれの何々の軍需品が要るという日本軍の絶対命令で、一連の経済活動のインフレという過程が行われた。
るところでは、現在の外為特別会計とは曾つての戰争中の臨時軍事費特別会計と実質上全く同じで、ただ主人公が日本から外国に変つたというだけであるというふうに私は見ざるを得ないでありますが、それは詳細に私ども分析いたしまして、日本のこの曾つての臨時軍事費のこの製造会社と日本の軍隊、日本の軍閥と市中銀行、興銀、補助金、政府資金あらゆる点を検討いたしまして全くそつくりの状態にいて、違うところは臨時軍事費及び戰時統制
今鉄鋼を例にとつて資材の割当のことを申しましたが、特に価格統制につきましては、今度の場合は、戰時統制の場合と違いまして、国際市場との繋りを保ちつつ統制を場合によつては行わなければならないという事情がありますし、又他方におきましては、価格差補給金がべらぼうな金額になるという財政上の理由もありますので、これまでのように、ありとあらゆる物資に原価計算方式に基く公を全面的に実施するということは、恐らく非常に
今の場合には資材の割当を例に引きましたが、特に価格統制について申しますと、今度の場合は戰時統制の場合とは違いまして、国際市場との繋がりを保ちながら行わなければならないという事情もあります。又価格差補給金が非常に多くなるという財政上の事情もありまして、これまでのように原価計算方式によるマル公制度を全面的に実施するということは極めて困難かと思うのであります。
大体この物品税は、創設せられました趣旨が戰時中の消費規正、贅沢品は勿論いけないのでございましようが、戰時中の戰時統制経済の必要上、物資その他についての消費規正ということから考えられて設定せられたように伺つておるのでございます。
第一の耐火粘土を鉱物に加えるという議が起こつたのは、戰時統制時代に、粘土業者が資材や労務加配が鉱物と非鉱物とは配給に甲乙があつて、鉱物に加えることが有利であつたために運動が展開した。また統制屋さんの方は、鉱物として縛る方が統制に便利であるというので、従つてこれに便乘したということに端を発しておつて、法定鉱物に加えるという重大な理由の発見に苦しむものであります。
現にここにおられる最上さんは、ニユーヨークの農林省の出張所長をやつておられた、こういうスタツフがそろつておるのに、輸出に関する事務だけが通産省に戰時統制後の形が残つておる。通商が自由になつて来れば来るほど、国際的な世界的な繭に土台を置いた国際商品という意味で、一つにすることの方がよいのじやないか。
かようにして厖大な額に達する肥料も、戰時統制の一環として、昭和十四年より今日に至る十年余にわたつて統制が継続されて来ました。従つて、今日公団廃止を通じて肥料の統制がはずされるようになりましても、戰時戰後を通じて一貫して肥料配給業務を営むことを託されて来ました農業協同組合系統機関を除いては、まつたく新しい組織の確立を要するわけであります。
終戰後戰時統制的色彩の濃厚であつた同法は、昭和二十一年九月に廃止され、そのまま現在に至つているのであります。然るに、同法廃止後各地におきまして商工会議所が自然発生的に生じ、商工業の改善発達のため地域的推進団体とし活動をしているのでありまして、その数も全国約三百余に達している次第であります。
終戰後、戰時統制的色彩の濃厚であつた同法は、昭和二十一年九月に廃止され、そのまま現在に至つているのであります。しかるに同法廃止後各地におきまして、商工会議所が自然発生的に生じ、商工業の改善発達のため、地域的推進団体として活動をしているのでありまして、その数も全国的三百余に達している次第であります。
一体、現在の供出制度は戰時統制時代からの継続であり、これは明らかに食糧の掠奪政策なのであります。それにもかかわらず、農民がなぜこれに賛成し得ないのか。これには重大な理由が存ずるのであります。この理由は、本来は一つのものでありますが、二つにわけて申し上げることができるのであります。その一つは、現在日本の農業と農民が與えられておりまする地位と役割なのであります。
勿論いわゆる過去の官僚統制、又戰時統制の形を解放いたしまして、自由闊達なる企業能率競争に移ることは必要でありますけれども、現在のように価格の一千億円以上のものを債務償還にただ充てる。それから民間から吸上げられました資金が有効適切に設備資金の方に迎えかねておるような現状、これらの現状を私はとにかく修正する必要がある。
(拍手)今の日本の統制経済は、臨時中から継続されたところの戰時統制経済と誤り考えておるところの部面が多いのである。われわれが計画経済というところのものは、真に産業の発展、民生安定への妥当なる経済の運営を目的とするものを計画経済と呼んでおるのでございまして、戰時中行われておりましたところの数々の統制は、これはいずれも戰争への力を結集するところの統制経済、擬制された統制経済である。
そもそもこの水産業団体法というものは、二十年の十二月に、いわゆる戰時統制で以て強行されたところのあの団体法なるものの、取敢えず役員というものの選出方法をあの時松村君が農林大臣で改正をした。かかるが故にあの改正した後において役員を選挙した時に初めて出た者その者を除いて全部この選挙権と被選挙権をも持たない、こういう規定を入れておる。同時に又そういう人は協同組合の役員となることができない。