1950-04-18 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第38号
以前戰時特例か何か創設されたときも、歳入の見積りが非常に少くて、後で非常に非難を受けたようなこともあつたか、今度はまあ多いのではないかというような気がするのです。その根拠を一つ伺いたい。むしろ九・五一というものは一番多いものであつて多くはもつと低いのではないかと思う。そうすると平均はもつと低くなるのではないかと思われるのですが、その点を一つ伺いたい。
以前戰時特例か何か創設されたときも、歳入の見積りが非常に少くて、後で非常に非難を受けたようなこともあつたか、今度はまあ多いのではないかというような気がするのです。その根拠を一つ伺いたい。むしろ九・五一というものは一番多いものであつて多くはもつと低いのではないかと思う。そうすると平均はもつと低くなるのではないかと思われるのですが、その点を一つ伺いたい。
○長沼説明員 自給製塩は戰時中國内の塩需給状況の逼迫に対應いたしまして、昭和十九年五月塩專賣法戰時特例に基いて推進されたものでありますが、終戰後杜絶を憂慮されました岩塩の輸入も漸次軌道に乘り、國内における塩の需給関係も幾分緩和されましたことと、自給製塩がとかくやみの温床となりやすいこと等によりまして、その存続の價値がなく、今度塩專賣法の改正によりまして廃止することとなつておるのであります。
第二には、戰時特例の獸医手は成る程学歴においては劣るけれども、技能の実力においては獸医師とは変らず、むしろ獸医師よりも優れて、地方によつては畜産指導の中心をなして活動をしているところすらある現状から、これに対する経済的救済規定は十分でなければならぬということ、以上の二点に論議が集中され、なかんずく第二の獸医手の問題が強調せられておつたのであります。
第五は、戰時特例として設けられました獸医手制度及び未成年者に対する免許に関しまする臨時特例を廃止することにいたしたことであります。以上が提案理由並びに内容の大要であります。
それでこの獸医手の法律に関しましては終戰後すぐ占領軍が参りますと同時に我々の係の方に、あれは戰時特例であるし、早急に廃止しなければいかんというような指示を貰つております。
○坂本(實)委員 ただいま、獸医手制度はもつばら戰時特例によつてつくつたものであるというようなお話であつたのでありますが、その仕事の性質から見まするならば、必ずしも、いわゆる戰爭行為というものとは何らの関係がないのでありまして、むしろわれわれは日本の畜産の奨励振興のために非常に顯著な実績をあげておるものだ、かように実は考えておるのであります。
○吉川委員 私のお尋ねしようと思うことは大体皆さんから盡されておると思いますけれども、政府委員の御説明を伺いますと、どうもアメリカ的な考え方が非常に強く出ており、戰時特例であるから廃止しなければならないとか言うようにおつしやるのですけれども、日本のこれからの農業の経営状態を考えますならば、どうしても畜産を切離しては考えられないことは、もうはつきりしております。
ただ戰時特例であるというだけでは納得か行かないのであります。これに対してのはつきりした御答弁を願わなければならぬ。
第五は、戰時特例として昭和十五年に設けられた獸医手制度及び昭和十七年末成年者に対する免許に関する臨時特例は、ともに新情勢に即應しないのでこれを廃止することとしたのであります。 以上が獸医師法案の要旨の大要であります。何とぞ愼重御審議の上すみやかに御可決せられんことを希望する次第であります。
第五は、戰時特例として昭和十五年に設けられた獸医手制度及び昭和十七年未成年者に対する免許に関する臨時特例は、共に新状勢に即應しないので、これを廃止することとしたのであります。以上が獸医師法案の要旨の大要であります。何卒愼重御審議の上速かに御可決せられんことを希望する次第であります。
この際海運局の長官に伺いますが、御承知のように、船舶の運営、いわゆる船舶の戰時特例が七月に廃止されるということになつておりますが、これに対して海運総局といたしましては、これに対するどんな用意があるか、この点を一つはつきり御答弁願いたいと思います。
次に前渡資金の交付につきましては、本件も不當として御指摘を受けました件でありますが、前渡資金の交付の問題でありまして、その本件工事は會計規則等の戰時特例が存續中に計畫し、その存続することを建前として、特別の機構を組織して鋭意工事を施行中、右の特例が廢止され、俄かに資金交付額の制限を受けることとなつたのでありますが、工事の施工擔當部區は多数に分れ、特に回線統制工事のごときは全國に亙つておりましたので、
で、質疑應答でございますが、政府はいわゆる戰標船についてはどう考えておるか、船員の素質が低下しておるとよく言われるが、船の安全性の方も欠けておるものがありはしないかとの質問に対しまして、政府委員から、戰時中に船舶檢査の戰時特例が設けられて、船舶安全倣の適用が緩和せられたため、多数の劣質船舶即ちいわゆる戰標船が建造せられたのであるが、戰後直ちにこの戰時特例を廃止して、戰前の通りの船舶安全法の適用を期することとした
○政府委員(有田喜一君) 御指摘の通り戰爭中は戰時特例その他によりまして、相當船舶安全法の特別な扱いをして參つたのでありますが、今日はそれは全廢しておりますので、一應國際條約というと言い過ぎかも知れませんが、一般の國際慣行によつてやらなければならんことに相成つております。
從つて政府は今後民主的なる海運のあり方に關しまして、戰時特例を漸次廢止する方針をもつておりますとともに、新たなる海運の運營方法を考慮いたしていきたいと思いますが、御承知のごとく目下百トン以上の船舶は關係筋の手によつて管理されておる實態であります。その筋ともよく交渉をいたしまして、今後におきますところの海運の運營――政府の理想といたしまするところは、まず民營に移していきたい。
赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律 健康保險法及び厚生年金保險法の一部を改正する法律 國民医療法の一部を改正する法律 毒物劇物営業取締法 船員法戰時特例を廃止する法律 造船事業法を廃止する法律 全國選挙管理委員会法 一、昨三日議長において、次の常任委員の辞任を許可した。
の標章及び名称等の使用の制限に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第三 健康保險法及び厚生年金保險法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第四 國民医療法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第五 毒物劇物営業取締法案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第六 医藥部外品等取締法案(内閣提出)(委員長報告) 第七 船員法戰時特例
○小野哲君 只今議題となりました船員法戰時特例を廃止する法律案及び造船事業法を廃止する法律案に関する運輸及び交通委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 船員法戰時特例を廃止する法律案及び造船事業法を廃止する法律案は、おのおの十一月二十八日に委員会に付託せられたのでありますが、予備審査を含めて十一月二十六日、同じく二十八日及び十二月一日の三回、両案共一括議題として審査いたしました。
○議長(松平恒雄君) 日程第七、船員法戰時特例を廃止する法律案(内閣提出、衆議院送付)、日程第八、造船事業法を廃止する法律案(内閣提出、衆議院送付)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次に同年度の支出濟額は、經常部におきましては十二億五千三百七十七萬七千餘圓、臨時部におきましては二十二億七百六十七萬一千餘圓、合計三十四億六千百四十四萬九千餘圓でありまして、これを豫算額及び豫算決定後増加額に比較いたしますと、五億一千三百九十四萬七千餘圓の減少を示しておりますが、この減少額のうち、八千三十萬五千餘圓は會計法第二十七條及び第二十八條、明治四十四年法律第二號竝びに會計法戰時特例第十一條により
第四百九十三號) ○千葉、成東兩驛間電化促進に關する 請願(第四百九十九號) ○舊宮城電氣鐵道株式會社の鐵道拂下 げに關する請願(第五百四號) ○中央線東鹽尻信號所を一般貨客取扱 い驛とすることに關する請願(第五 百二十九號) ○佐原、成東間の栗源より山倉、常磐 村に國營自動車の運輸開始に關する 請願(第五百三十號) ○鹿兒島縣福山港を指定港とすること に關する請願(第五百三十一號) ○船員法戰時特例
本日は船員法戰時特例を廢止する法律案及び造船事業法を廢止する法律案を議題に供します。の兩法案につきましては豫備審査においてもすでに質疑が行われまして、今囘正式に付託を受けたのでありますが、別に御質疑もございませんでしたら、直ちに討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
(拍手) ————◇————— 第六 船員法戰時特例を廃止する法律案(内閣提出) 第七 造船事業を廃止する法律案(内閣提出)
○正木清君 ただいま議題となりました船員法戰時特例を廃止する法律案及び造船事業法を廃止する法律案に関する運輸及び交通委員会における審査の経過及び結果について、簡單に御報告申し上げます。
○議長(松岡駒吉君) 日程第六、船員法戰時特例を廃止する法律案、日程第七、造船事業法を廃止する法律案、右両案は同一の委員会に付託された議案でありますから、一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。運輸及び交通委員長正木清君。
第四百九十三號) ○千葉、成東兩驛間電化促進に關する 請願(第四百九十九號) ○舊宮城電氣鐵道株式會社の鐵道拂下 げに關する請願(第五百四號) ○中央線東鹽尻信號所を一般貨客取扱 い驛とすることに關する請願(第五 百二十七號) ○佐原、成東間の栗源より山倉、常磐 村に國營自動車の運輸開始に關する 請願(第五百三十號) ○鹿兒島縣福山港を指定港とすること に關する請願(第五百三十一號) ○船員法戰時特例
船員法戰時特例は、昭和十八年三月二十八日に公布された許可認可等臨時措置法に基く委任命令でありまして、舊船員法下における船員の雇入契約の更新又は變更の場合管轄官廳の公認を受けること、及び公認を受ける場合船員は管轄官廳に出頭すること、この二點を免除した勅令であります。
○理事(小野哲君) 次に船員法戰時特例を廢止する法律案及び造船事業法を廢止する法律案に關する政府の提案理由をお願いします。
————————————— 本日の會議に付した事件 道路運送法案(内閣提出)(第四七號) 船員法戰時特例を廢止する法律案(内閣提出) (第一〇一號) 造船事業法を廢止する法律案(内閣提出)(第 一一一號) —————————————
○高瀬委員長代理 これより船員法戰時特例を廢止する法律案竝びに造船事業法を廢止する法律案を一括議題として質疑に入ります。質疑はこれを許します。重井君。
○重井委員 なお船員法戰時特例の廢止に關する法律案につきましてお尋ねいたします。新船員法が施行せられるに際しまして、戰時特例を廢して船員の勞働保護の萬全を期する方針であつた。しかしながら意外に手間をとつて今日になつたのであるという御説明があつたと思いますが、戰時特例は當然新船員法の施行とともに廢止されることになると思うのであります。