1952-03-17 第13回国会 参議院 予算委員会 第20号
それは私などの考えによりますれば、形式的には成るほど日本国憲法となつておりまずるが、実質的にはいわゆる戰時占領中、マツカーサー元帥の軍事独裁下において制定されたものでありますから、本来占領中における臨時根本法であるべきもので、日本の永久憲法であるとは断じて私は考えないからであります。
それは私などの考えによりますれば、形式的には成るほど日本国憲法となつておりまずるが、実質的にはいわゆる戰時占領中、マツカーサー元帥の軍事独裁下において制定されたものでありますから、本来占領中における臨時根本法であるべきもので、日本の永久憲法であるとは断じて私は考えないからであります。
講和條約ならば、とにかく日本は戰敗国でありますから戰時、占領下において講和條約を結ぶということも或いは止を得ないかも知れません。但し私は忌憚なく言えば、第二次大戰というものは、ドイツにとりましては一九四五年の五月七日、日本については九月の二日にきれいさつぱりと済んだもので、日本と連合国との間には問題は何もない。
全く対等の立場に立ちまして、日本地区の安全と平和について国際連合の措置乃至は一般的安全保障によりまして、確たる安全保障ができたと認められるまで暫定的にアメリカ軍に日本にいてもらうという考え方でございますので、エジプトにおけるように永年の宗主権国家がイギリスの占領、戰時占領に入り、それが後に自然とエジプトの国際的地位が向上するにつれて漸次独立の段階に進む、そうして最後の段階、まあ英埃同盟條約によつて英軍
○堀木鎌三君 連合国間の話合いによつて、ポツダム宣言によつて戰時占領が行われておるということは、結局いつ消滅するかと申しますと、ソヴイエト自身が平和條約に調印するまでは解決しないものである。又それまでは国際的には何ら解決方法がないんだと、こういうふうに解釈していいでありましようか。
そういうようなことから考えますと、南樺太並びに千島に対するソ連の戰時占領と国民政府による台湾及び澎湖諸島の戰時占領と大変違うように思うのですが、同じでしようか。もう一度念を押します。