1948-06-29 第2回国会 衆議院 水産委員会 第23号
理 由 一、昆布は戰時中主食に準ずるものとして統制をされてまいりましたが、前述のごとくただ單なる嗜好品にすぎぬものであります。 一、昆布の特異性として産地別種類が百種類に及び、その数があまりにも多いため、原藻價値に順應する價格を設定することはほとんど至難であります。
理 由 一、昆布は戰時中主食に準ずるものとして統制をされてまいりましたが、前述のごとくただ單なる嗜好品にすぎぬものであります。 一、昆布の特異性として産地別種類が百種類に及び、その数があまりにも多いため、原藻價値に順應する價格を設定することはほとんど至難であります。
生鮮食料品の統制を始めたのは、たしか昭和十五年と私は記憶しておりますが、殊に戰時中主食が少い場合に、せめて菜つ葉でもたくさん食わしてやらなければならぬときに、その當時からうまくやられていない。積んだり崩したり、あるいは登録制だとかいつて、軌道に乘るどころか、未だ軌道さえも敷かれていない。これから調査研究いたしますというのは、あまりゆつくりし過ぎておるのではないか。