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51件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-06-03 第13回国会 参議院 外務委員会 第36号

戰勝國たる戰敗國たるとを問はず」という言葉も千金の重さを持つている言葉であり、従つてこのプリンシプルが戦敗国である日本にも適用されなければならないということがはつきりそこで言われているのであつて、そうして戦敗国戦勝国もこぞつて戦後の平和時代なつたならば、原料を自由に手にする、それから又国際貿易に参加する権利を持つているのだ、こういう原則を我々は確認するということが大西洋憲章に書いてあります。

大山郁夫

1949-05-19 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第27号

それで原田証人証言によりますと、十三日の速記録第八ページ、蒙古側の方針戰勝國利害関係のある犯罪を犯した場合、例えば逃亡とか、窃盗とか、そういうような場合には隊長に命じて処罰させるが、收容所内におけるいわゆる日本人同士の間における問題は、一切不干渉主義をとつていたということを述べております。事実收容所内のことは、その他の阿部証人の陳述を見ましても、日本人に委せてあつたものであります。

細川嘉六

1949-05-17 第5回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号

それにつけ加えて私が感じたことを申し上げますと、こちらが戰敗國だ、だから一応戰勝國に対しては、戰敗國としてのエチケツトを持たなければならぬ。ですから向う共産主義者であり、こちらが私ならば社会主義民主自由党のかならば資本主義者であるならば、これはイデオロギーの点においてはお互いにはつきりと一線を画していたらいいと思う。

堤ツルヨ

1949-05-06 第5回国会 参議院 農林委員会 第12号

自主的に御依頼いたしましたところ、いろいろ末端においては勿論事情もあるように聞いておるのでありますが、とにかくこれが完納して頂きまして、非常に政府といたしましては面子を施したわけでありますが、いつかも申しました通り日本に食糧を與えておるそれがために、アメリカ國民は平均一ドルの納税が高つて來たというような情勢も傳えられておりますので、そういうふうにしてまで日本敗戰國としてある日本に対して、アメリカ戰勝國

森幸太郎

1949-04-14 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第17号

それはシベリアにおけるところの各收容所における旧軍隊式制度があつてそれをあなた方がはね返して民主グループ作つた、併し考えて見ますれば誰もが俘虜でありまするからして、その生殺與奪の権は戰勝國が握つておる筈であります。そこでそういう一部の暴虐を防圧するということは一つ命令さえあれば極めて簡單ではなかろうか。私共にはこう考えられる。

天田勝正

1949-04-14 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第17号

細川嘉六君 先程、一昨日からの証言で分つておることは、戰勝國の人の財産を取つたとか、逃亡したとか、そういうふうな場合でなければ、蒙古軍が罪人として糾彈して來るというようなことはないと言われておりますが、そういう危險がない限りにおいては、何も吉村部隊の誰かが引張られて行くということはない筈ですがそれはどうですか。

細川嘉六

1949-04-13 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号

証人原田春雄君) ノルマの不遂行は当然戰勝國利害関係を持つておりまして、向うが取り上げて、処罰の対象になつております。從いまして、これが全体的にノルマの不遂行という意図が見られた場合には、その責任者処罰しております。それから全体的には、ノルマ遂行しなければならないというにも拘わらず、個人の意思でこれをサボタージユしたと見られた場合には、個別に処罰がされております。

原田春雄

1949-04-13 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号

証人原田春雄君) 処罰に関しましては、蒙古側の方針日本人がいわゆる戰勝國の住民や財産に、いわゆる戰勝國側の利害関係のある犯罪を犯した場合、例えば逃亡とか窃盗とかいうことが対蒙古人的に行われた場合には、これは悉く第八調査所に行きまして、それから向う側の判決に從つて処分されるのが通例であります。そして收容所内におけるいわゆる日本人同志の間における問題は一切不干渉主義を取つたのであります。

原田春雄

1949-04-11 第5回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

しかしながら新聞にも出ておりましたが、戰勝國イギリス國民戰後ただちに四〇%以上の、あるいはこのごろ三七・八%といつた重税に甘んじて、しかも國内の生産を輸出方面に向けて、非常な耐乏生活をして、イギリス國復興に絶えざるところの努力を拂つておるということを思いますならば、戰争に負けたわが日本としましては、当然このくらいの難関は忍ばなければならず、またこれは必要なる難関であろうと考えるのであります。

畠山一清

1949-04-06 第5回国会 衆議院 外務委員会 第5号

おそらくはただいまの日本女性といたしましては、たとい戰勝國でございましようとも、戰敗國でございましようとも、婦人という立場において戰爭に対する嫌惡の情は最も熾烈であつて、この時代婦人がこぞつて手を取合うことによつて世界の永世の平和というものをつくるところの義務があるのではないかということが私どもの念願なのでございます。

近藤鶴代

1948-12-06 第4回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

戰勝國ならば國民負担を軽減する、敗戰國であるからこのくらいのことはがまんをしなければならぬというりくつは立たないので、むしろ敗戰をしたのも、財力その他民力において欠けるところがあればこそ破れたのでありますから、戰敗國は一層民力を休養させ、減税をするように持つて行かなければならぬのではないかと思うのであります。

吉阪俊藏

1948-12-06 第4回国会 衆議院 外務委員会 第2号

われわれから見れば、あなたのおつしやる國際関係はもちろん米ソを中心としたいろいろな対立でありましようが、そういつた対立戰勝國間の対立であつて、われわれとしては関知しないのです。関知しないというよりは、むしろこの弱少國に轉落した日本としては、そういつたものに対しては何ら発言権がないのであつて、われわれから率直に言わしめるならば、戰勝國は自分の間でそういつた対立の問題を片づけなければならないと思う。

和田敏明

1948-08-04 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第47号

われわれの聽いておりました当時の状況から判断いたしますると、大体兵器と申しますのは、戰勝國たるアメリカが勝手に処分してもいいという建前になつておりますが、バラード大佐といたしましては、日本産業状況がこういうふうに混沌たる状況だ。この廃兵器をよりよく産業復興に使つたらどうだ。こういうふうな熱意は非常にもつておられたようにわれわれは仄聞いたしております。

玉置實

1948-07-01 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第52号

それを戰爭後において、日本民主化を大眼目とする太平洋戰爭の目的から、戰勝國家が、戰勝國権利としてしかも日本が無條件で承認したポツダム宣言の規定するところによりまして、どうすれば日本民主化することができるか、この日本民主化基本的條件として、現在のような封建的な制縛状態から勤労大衆が解放されなければならないということで、労働者には團結の自由と團体行動の自由が保障されることによつて労働組合法が生

加藤勘十

1948-07-01 第2回国会 衆議院 文教委員会 第22号

戰後におきましては戰勝國といわず、戰敗國といわず、相当文化の高い國におきましては、戰後復興のためにいかに科学技術の振興ということに頼つておるかということは、いまさら私が言うまでもありません。お隣りのソ連におきましても、すでにあの終戰後ただちに彼らが発表したソ連復興の五箇年計画の第三項であつたかと思いますが、このことを掲げておるのであります。

久保猛夫

1948-06-25 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第47号

そして計理士というものは、今日敗戰と申さず、あるいは日本戰勝國でありましても、なおさら計理士の業務が社会的に必要である時代となりまして、制度は五十年あるいは一世紀も遅れた状態に放任されているわけであります。もし当時商工省計理士制度の改正を行つておりましたならば、單に計理士の商号を用いてというような特権でなく、もつと法律的根拠のある既得権が発生しておつたことは爭うべからざる事実であります。

宮幡靖

1948-06-25 第2回国会 衆議院 文教委員会 第17号

そして教育の民主化戰勝國からわれわれに義務として與えられておるということも存じております。またこの義務を果すことは、日本の將來のために幸福であるという喜びをもつておるわけであります。ところがその民主化具体的方法に至りましては、まことに矛盾もはなはだしいところの方法を強いられておる。今日無報酬で働ける人間は、日本にはやみ屋よりほかにはありません。

黒岩重治

1948-06-14 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第36号

煙草專賣が殆んど今日の專賣益金の主体をなしているものでありますから、そのものが如何に戰勝國のものと雖も、どんどん密輸入されて販賣されているということは、非常に國家としての損失も大きいと思いますから、十分にその辺の万全の策を施して貰いたいと思います。何かそれに対して対策があれば対策だけ承われば大變結構だと思います。

山田佐一

1948-06-12 第2回国会 衆議院 予算委員会 第31号

現在のように、戰勝國よりも、敗戰國日本船舶に多くの船員を乘せておつて、そうして船の能率は惡い。船が完全に運営をしておるという実態ではございません。各港に滯船をして、滯船トン数から見ますならば、船舶の剩餘を來しておるとさえ言われておる今日の実態であります。そういうような今の仕組でありますならば、三十年もつ船は十五年しかもたないということも言われるでありましよう。

田中源三郎