1950-09-27 第8回国会 参議院 経済安定委員会 閉会後第1号
この割合から申しますると、「応本年度発生の総査定額につきましてまあ一割五分見当が、従来の率による初年度必要な国費分であるということが言えると思いますが、果して従来の率が妥当かどうか、これは最初に申上げた戰前三割の率の方が遥かに妥当であり、到底過去二、三年の比率を以て律するわけには行かないと思うのでございますが、そういたしますと今後の問題といたしまして百億の予備費は非常に少いのじやないかということが言
この割合から申しますると、「応本年度発生の総査定額につきましてまあ一割五分見当が、従来の率による初年度必要な国費分であるということが言えると思いますが、果して従来の率が妥当かどうか、これは最初に申上げた戰前三割の率の方が遥かに妥当であり、到底過去二、三年の比率を以て律するわけには行かないと思うのでございますが、そういたしますと今後の問題といたしまして百億の予備費は非常に少いのじやないかということが言
いわゆるエンゲル係数というものが戰前三割五分くらいのものでありましたが、現在六割五分、幾分低下を見せておりますが、まだそのくらいのところにございます。最近少しづつよくなつておりますが、都市生活者全体としてはあまり上つておらない。