1952-07-29 第13回国会 参議院 本会議 第71号
これらの洋書は戰事中の空白を埋めるためにも貴重な資料でありまして、国際交換によつて入手される各国の資料と共に、一般国民のみならず、国会の立法活動や、行政、司法各官庁の活動に対しても重要な役割を果しておるのであります。
これらの洋書は戰事中の空白を埋めるためにも貴重な資料でありまして、国際交換によつて入手される各国の資料と共に、一般国民のみならず、国会の立法活動や、行政、司法各官庁の活動に対しても重要な役割を果しておるのであります。
これは戰事中におきまして、私が痛切に感じましたことでありますが、ある新聞記者が蒙古において徳王が独立の宣言をし、その独立式に関東軍の参謀長が出席したという特報を流したのであります。そうすると、これが軍機保護法違反なりとして逮捕せられまして、二年間ぶち込まれた、これは有名な新聞記者であります。で、この弁論を頼まれまして、第一審及び第二審で闘いまして、結局は一審も二審も無罪と相なりました。
戰事中、先ほど申し上げました通り、お隣の中華民国さえも揚子江に宜昌ダムという、まつたく日本人の夢のような大きなダム計画をいたしました。ロシヤは復興のとき、申し上げるまでもなくドニエプルストリー・ダムでありますか、もう世界に冠たるダムをつくりました。これは敗戰するときに爆破したために、アメリカはこれが修復にあらゆる技術者を動員したということが大戰記録に書いてあります。
戰時におきまして交戰国が交戰権に基いて敵船敵貨及び中立国の一定の船舶並びに戰時禁制品をその国の捕獲審検所の検定を以て捕獲し得ることは、瞬時国際法上一般に認められている、ところでありまして、我が国におきましても太平洋戰爭中旧捕獲審検所が設置せられ、国内法たる海戰法規に従つてこれらの検定を行なつたのでありまするが、今般の平和条約第十七条によりますと、我が国が戰事中行いましたこれらの検定につきまして、いずれかの
四、林業に関する件 水産委員会において 一、漁業制度に関する件 二、漁業経営安定に関する件 三、水産金融に関する件 通商産業委員会において 一、電気事業及びガス事業に関する件 二、貿易の振興並びに貿易資金調達に関する件 三、中中企業の金融状況並びに中小企業等協同組合に関する件 四、鉱業、採石業、鉄鋼業、繊維業、化学工業、機械工業その他一般工業に関する件 運輸委員会において 一、戰事中政府
それから、先程お話のありました戰事中の給與をそのままもつて来るのはおかしいじやないかというような話があつたのでございますが、この点につきましては、先程委員長からもお話がありましたように、この未復員者給與法ができました当時におきましては、こういう形でなければ各方面の関係がうまくいかなかつたという形において、こういうふうな関係において未復員者給與法ができておると私共は了解いたしておるわけであります。
○説明員(長崎正造君) 戰事中日本の損害保險会社は数社が外国で相当の営業をいたしておりまして、中には世界的な名声を博しておつたものもあつたわけであります。終戰後は未だ外国で営業しておるという会社はないわけでありますが、その場合、特別に外国で営業をする場合に、特別の認可が要るということにはなつておりません。
○委員外議員(寺尾博君) 東畑先生に一つお伺いしたいのですが、先程来先生が非常に大きな見地からの農業政策と今後の農業の問題というようなことでお話下さつたのですが、一方我々の極く目前から来る感覚としては、戰事中以来この食糧問題が政府の最大関心事であつて、食糧政策として專らやつて来た。従つて今の水田を畑地に換えるということは一つも許さないのだといつたようなことは、食糧政策的の方針に進むのではないか。
その原因に関しましては、われわれは別にその責任を逃げるわけではありませんけれども、ほとんど戰事中は川の手入れをまつたく顧みなかつたこと、あるいは水源が非常に荒廃をいたした事と、それらもろもろの條件が重なりまして、あの不祥事を招來いたしたのでありまするが、それ以外はほとんど水害らしき水害を受けておらぬのであります。あの沿岸は最近大きい水害をほとんど受けておらないのは皆さん御承知の通りであります。
○多賀證人 今御質問のは、おそらくは戰時中鉄道の輸送の責任を全うするために、できるだけたくさん物資を集めたのでありまするが、その間戰事中でありましたので、整理がほとんどできません。それで終戰直後、何とかしてそれを整理しませんと、日常の運営すら困るという事態に、終戰後はあつたのであります。それに加えまして、軍の保有の資材の管理も命ぜられたこともありまして、いよいよ整理の必要を感じたわけであります。
線路その他の保修は、戰事中から相当消耗なり老廃いたしておりますが、戦災によつて受けました程度のものは大体百パーセント復旧をいたしましたし、水損に対しましても本年度の予算は非常に辛いのでありますが、保守修繕程度のものは十分とつておりますので、運轉事故あるいは輸送の支障等には、決して心配ないと確信している次第であります。
○田中(堯)委員 今の御答弁ですと、戰事中に買收した云々とありますが、この法案で見まするに、十八年及び十九年度に買收した私鉄に限つて拂下げをするということになつておるようです。これは私どもの見解で言うと、なるほど戰争目的遂行のために買い上げたという角度もありましようが、昨日の運輸当局の御答弁ですと、これは國家総動員法によつて買い上げたものではない。
ですから、その法案を、今日この際、世界の情勢が、アメリカですら私設つまり私営の資本家の経営しておりますところの鉄道が、破綻を來すところも出て來ているような状態、イギリスですら國営に移しておるような状態の際に、敗戰日本が何のゆえをもつて、この國有鉄道法の精神を曲げて、一旦、戰事中にその統制が誤つておりましても、國家の手に買い上げたものを、これを拂いもどすという法案を提案なさつた責任者として、その理由を
ところが戰爭によりまして破壞され、さらに戰事中の苛酷な使用によりまして、設備が老朽化し荒廃したままの姿で、一般の会計からの復興のための十分な助力もなくして、切り離されてしまつておるのであります。
かような事態のできましたのは、戰事中における生産第一主義というようなことと、もう一つは、各縣の取締船に燃油の配給がないというような関係から、船はあるけれども取締りができない、あるいは船が大半戰災をこうむつている。こういうことが原因で、今日非常に混乱を來しておるのであります。
御承知の通り戰事中から終戰後にかけまして國土がひどく荒廃いたしておりまする上に年々かつて記録に珍しいような大降雨がありましたことやまた大きな地震等によりまして年々厖大な災害をこうむつております実情でありますが、これに対しまして復旧状況はどうかと申しますると毎年国庫の予算が常にきゆうくつであります関係上、被害に対して復旧の状況が遅遅としておりますることは私ども当局者といたしましてはなはだ遺憾に考えておるわけにあります
戰前は十四億万貫を目標としておる、こう言われておつたが、戰事中はわずか四億万貫であつた。しかも今後われわれは一体どのくらいこの量を確保したらよいかということは、結局食糧、飼料、肥料あるいは工業用の原料、こういうことから見ると、一体何十億を目標に行くのかというような、ほんとうに大きな見地から考えて、これを確保するためには、どうしても今後今までのこうした封建的の形態ではいかない。
そうしてその当時までは――ちようど戰事中は、日本水素は本社を東京にもつていた。ところが戰災にあいまして、それを契機として、日本水素の本社を小名浜の工場所在地に移轉をいたしまして、そのまま経験になつたのでありますが、日野原氏が水素の社長になつてきましてから、本社を東京へ移そうとしたことがあつたのであります。
○井上なつゑ君 先程來厚生大臣より大変よいお話を承りまして、喜んでおります一人でございますが、その中でも特に未亡人の問題を非常に重く取上げて頂いておりますことを喜んでおりますが、これと関連いたしまして一つお願いいたして置きたいことがございますが、実はこうした戰争未亡人というようなことになりますと、大変この頃やかましく言われるのですが、それでなしに戰争前のもの、或いは戰事中いろいろな方面に勤労いたしておりました
すなわちこれからの取締りは、新しくできたものを公平に供出配分するということにあるのでありまして、戰事中並びに終戰以來実施しなかつたようなこういう法律を、終戰後すでに三年になつた今日、しかも自由なる氣持で國民が勤労精神を発揮して立上らなければならぬこの大事なときに、またぞろ権力によつて國民を拘束圧迫せんとするがごとき弊害に、往々にして陷りやすいこの法律を今つくることは非常に危險である、こう私は思うのであります
戰事中あるいは戰後、いろいろ貿易関係がむずかしくなりまして、今日は戰前の状態から見ますと、まつたく見る影もないような状態になつておるのであります。