1951-10-15 第12回国会 衆議院 本会議 第4号
この方向と信念の上に立つて戰争回避の国民の念願を達成すべく、総理みずから渾身の努力を傾ける覚悟を披瀝していただきたいのであります。 さらに伺いたいのは、われわれの今後の外交方針が自由諸国家群との団結にある以上、インド、ビルマ、タイ、韓国等のアジア自由国家群との国交回復は、今後に残された重大な問題であります。
この方向と信念の上に立つて戰争回避の国民の念願を達成すべく、総理みずから渾身の努力を傾ける覚悟を披瀝していただきたいのであります。 さらに伺いたいのは、われわれの今後の外交方針が自由諸国家群との団結にある以上、インド、ビルマ、タイ、韓国等のアジア自由国家群との国交回復は、今後に残された重大な問題であります。
英仏等西欧陣営の軍備は防備のために、言いかえれば戰争回避に残された唯一の道であるということを言つております。
若し賃金を戰争回避のための、賃金政策という場合には共産党はどういう賃金政策を掲げられるか知りませんけれども、一方には生産が行詰り、一方には国家の財政が成立たないような、そういう枠の中におけるところの徒らな名目賃金の引上ということのみを以てしては、公式論的に戰争が回避できると割切ることはできないと私共は考えておるのであります。