RPG、携行式の対戦車砲弾、これを使ったと思われる攻撃で、自衛隊の車両の前を走る某国の装甲車が被弾し、破壊された。 邦人は、これまでのところ、全員、自衛隊の車両に搭乗しておりますが、この攻撃を受けた車両の生存者を救出し、同乗させることももちろんのことながら、この先、道を進むに従って、さらに攻撃を受けるかもしれないわけです。
一度、昨年百五ミリ戦車砲弾落下事故以来、機関銃乱射の問題とか、八インチ砲弾落下、これはその破片が八インチ砲弾の破片であることはわかっているが、まだ認めないのです。その後に起こったのがこの読谷飛行場のパラシュート落下問題。そのたびに出先施設庁、那覇施設局もさらに日本政府もアメリカ領事館なども、こういったようなことを起こさないように、起こらぬようにということを繰り返し巻き返し約束したのだ。
米軍の演習等による主な事故は、本年に入り五件発生しておりますが、今回は四月十三日に発生した砲弾破片飛散事故と、同月二十二日の戦車砲弾落下事故に関連する現場三ヵ所を視察し、地域住民からの要請、米軍、防衛施設庁からの実情の説明を聴取してまいりました。
ここに一〇五ミリ戦車砲弾がどっからか飛んできておっこってきた、こういう問題なんですが、アメリカ軍の調査報告なるものは、これはその弾を失った報告または着弾区域をそれるのを目撃していないと。
ただ、戦車は御存じのように、戦車砲弾あるいはミサイルを撃つものでございますが、こういうものを撃たないで、特定の地点に障害を排除して接近をするとか、あるいは特定の者の警護に当たると、こういうことは可能であります。二・二六事件の際にも装甲車がビラをまいたわけでございます。戦車だといって間接侵略の場合に絶対使わないと、こういうふうにきめておるわけではございません。
一つは七ミリの戦車砲弾五万発、タイの陸軍に売っていることがあります。これが二十八年ごろにありまして、金額は四十五万四千ドル。それからその次に五ミリの山砲弾体、これは十万発、金額で二十一万四千ドル、これは国民政府であります。昭和二十九年。それからその次に六ミリ半の小銃弾九十五万発、金額は九万二千ドルであります、これはビルマ、昭和三十年の十一月。