2008-04-11 第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
ただ、では、ああ堂々の戦車戦みたいなことがこれから先起こるんだろうかというと、全く絶無とは言いませんが、蓋然性はやや低くなってきたのだろう。そうすると、まさしくテロであるとかゲリラであるとか、あるいは大震災であるとか、蓋然性が高いと見込まれるもの、そういうものにシフトをしていくということは、まず大事なことなのだろうと思います。 もう一つは、やはり機動力というものを高めていかねばならない。
ただ、では、ああ堂々の戦車戦みたいなことがこれから先起こるんだろうかというと、全く絶無とは言いませんが、蓋然性はやや低くなってきたのだろう。そうすると、まさしくテロであるとかゲリラであるとか、あるいは大震災であるとか、蓋然性が高いと見込まれるもの、そういうものにシフトをしていくということは、まず大事なことなのだろうと思います。 もう一つは、やはり機動力というものを高めていかねばならない。
もう一つは、冷戦期と違って、今日本で堂々の戦車戦が行われるということが想定されるかというお話。戦車なのか双輪装甲車なのか、あるいは対戦車ヘリコプターなのかというのを考えたときに、その比率をどうするかという議論、この三つがかかわるんだろうと私は思っています。技術伝承のお話、そしてどういう戦いが行われるか、ほかに代替するものがあるかどうか、そういう観点から考えていかねばならぬ。
ないと、向こうから持ってきて戦車戦せないかぬ、船で渡るときにやればいいじゃないかと、水際作戦って日本はいろんなことで言いますが、どうしてその戦車の水際作戦というようなことをまずしないんだろうかと。まあ素人ですのでちょっとお聞き苦しいかもしれませんが、そのように思う。
国内での戦車戦なんというのは到底考えられません。これはもうだれが見てもそうです。だから、軍事力で国を守るというのはもう時代おくれなんですね。 私は、我が国の平和と安全を確立するためには、軍事力や武力じゃなくて、積極的な平和外交を展開をして世界の平和を確立をする、その中で日本の安全を守るという以外にはないんだ、それが恒久平和と民族自決を尊重する日本国憲法と国連憲章の立場だと思っております。
日本は大陸で戦車戦で勝ったことはありませんよ。ノモンハン事件を見てきたでしょう。ですから、これはまさしく私は、アメリカや中国や大陸の防衛の考え方に、これは毒されていると言っては言葉は過ぎるかもしれませんが、影響を余りにも受け過ぎて、海国であることをまさに忘れているんじゃないかと思いますが、最後にそのことをひとつお聞きします。
しかし、委員の意見に反論するわけではございませんが、我が国の国土において戦車戦が行われましたのは、沖縄の決戦において行われたということをお考えいただければ、あの狭い島の南部において六百両の米軍の戦車が上陸したということを考えれば、これだけ日本の大きな国土の中におきましては、戦車戦も想定をして防衛をするということは当然のことではないかと、こう思います。
そうすると、竹岡さんが言っているように本当に戦車戦が国内でやられるということになりますと、これは、旧軍部だって本土決戦というのはやらなかった。それは、本当にあの竹岡さんの言うように、四十八基も原発がありまして、この本土で戦車戦がやられるというようなことになりましたら、チェルノブイリのようなことだとかスリーマイルのようなことはいっぱい起こります。それはもう本当にできないことです。
要するに、「国内で、戦車戦が行なわれる時はどんな事態になっているのか冷静に考えてみることだ。日本の防衛というのは、敵を上陸や着陸させないというこの一点にかかっている」と。そして、そういうような中から、当時の、これ大分前の話ですけれども、「装備品購入費の中から、一両数億円もする戦車のようなものを多数購入する必要がいったいどこにあるのだろうか。」と。
しかも、これだけ人口が都市に密集している都市型社会ですよ、戦車戦なんかやる余地はありませんよ。ですから、そういう意味では対上陸阻止、沿岸ですべてをかけるというぐらいの、もちろん二段構えで、された後も考えるというものは補助的にあっていいものであって、やはり主眼は対上陸に向かなければいけないと思う。そのくらいの考え方が、海空陸と三自衛隊が統合された防衛構想というのがあるのかと言いたいのですよ。
しかし、考えてみますと、どこで戦車戦をやるのかというふうにいつも思うのですね。北海道は多少考えられるけれども、しかし、この東京で戦車戦なんかできないと思うし、名古屋でもできないし、大阪でもできないし、どこでやるのか。
いまの日本の防衛のために、たとえば北海道の中部で戦車戦を行って何になるのか。われわれが抑止力と考えておりますのは、向こうが上がってこれないように、上がる気を起こさせないような防衛力をつくることであります。それに徹すれば、決して防衛予算をふやすということだけ、その方法だけが日本の抑止力を、あるいは平和と安全を守る方法ではないわけであります。
なるほど性能はすぐれておるかもしれませんけれども、エンジンのトラブルとか、あるいは潜望鏡の故障とか、そういうような故障が多いようでございますけれども、対戦車戦として戦車の集団的な戦闘のためには、満州あたりではこれは優秀な戦車かもしれませんが、国土防衛のための戦車には私は適してないと思うのです。
これはもう食糧やエネルギーなどの供給のシステムが断ち切れても大パニックになるし、また、そこで市街戦など、戦車戦などという想定をされたらめちゃめちゃなことになりますし、この都市型社会、非常にもろい、脆弱性を持った社会ですね。
この戦車道、いわゆる機動戦車戦用の訓練道路は、在韓米軍地上軍の撤退とも関連して、朝鮮半島を焦点とする前進拠点基地としての比重と役割りを飛躍的に高める一連の動きの代表的なものであるというように考えます。沖繩基地は、県民の要求を全く無視して集中強化されてきているのがいまの実態であるわけです。そういう考え方について、外務大臣の見解をお伺いします。
それによりますと、先ほどはあたかもこの戦車道というのが通り道だという説明もありましたけれども、そういうものではなくて、山岳戦、戦車戦、上陸戦の戦闘演習ができるようにつくられているということを見てまいりました。たとえば、四十度の勾配が数百メートルに及ぶ急坂があると思うと、今度は平たんな直線路が一、二キロ続く、その次には急カーブ、急傾斜が連続してある。
○今野委員 一昨年でしたか、警察予備隊ができるときに、国会で大分内容の説明を要求したのですが、説明されないままに警察予備隊令ができ、そうしてその後装備や何かの点も何ら国会に諮らないでどんどんとバズーカ砲とか、つまり対戦車戦をやるような装備をしておるわけです。