2003-05-14 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
そのときに、我々は、これから安全保障という国の根幹にかかわる議論、これを神学論争に終わらせないで戦略論争にしていこう。国の中で安全保障の根幹について大きく対立するということは、日本の国益を考えたときによくないだろうということを思いながら、実は我々活動してきたわけであります。そういう意味で、私は一定の感慨があるということを申し上げたわけであります。
そのときに、我々は、これから安全保障という国の根幹にかかわる議論、これを神学論争に終わらせないで戦略論争にしていこう。国の中で安全保障の根幹について大きく対立するということは、日本の国益を考えたときによくないだろうということを思いながら、実は我々活動してきたわけであります。そういう意味で、私は一定の感慨があるということを申し上げたわけであります。
そのためには逆に正常化を急がない方がいいという人だっているわけで、まさに、さっき戦略論争と言いましたけれども、そこで考え方が変わってくるわけです。 そこで、私、まだ少しわからないのは、先ほど外務大臣が平壌宣言ということを言いましたけれども、平壌宣言ということをいつも総理もおっしゃるわけですね。
われわれは論議をやるときに、沖繩あるいは戦略論争をどうしてもやはり抽象的にやりがちです。足もとの事実を見なさい。事実はかくのごとく示しておる。この問題を明確にするということが、ほんとうに防衛委員会が国民の側に立って、国民の要求にこたえてその問題をやらなければならないのだという観点から私はこの問題を取り上げておる。
○上田哲君 さっきの話を蒸し返されると私の時間がなくなってしまうのであとに譲りますが、防衛戦略論争というのをそこのところから始めるというのは御理解になった。 そこで問題は、仮装敵はないんだと、だから何といいますか、攻めてくるものに対してではなくてこっち側の守りのしかただけなんだということになる、専守防衛というのはそういうことなんだろうと思う。
○小林委員 いま一つ、戦略論争ですが、私は高杉さんのことをお伺いするのですが、高杉さんは一体代理の全権大使だそうですけれども、いま何をおやりになっているのですか。
そこでこういう増強計画が相争う米ソ両勢力の中において正しいものであるかどうかということをいろいろ兵器の発展その他から議論せねばならんと思うのですが、米ソ両勢力が原爆を持つて、或いはソ連が水爆をアメリカよりかも進んだ水準で持つているかも知れんというような、いろいろな問題で戦略論争を私はやつてみたいと思うのですが、そういう担当はどなたですか。増原さんでやれますか。
○中田吉雄君 午前中はこれくらいにして午後に一つ、午後は一つここに地図を掲げてもらつて、総理とじつくりと戦略論争を一つやりたいと思いますので、一つ地図を、大分前から要請しておりますから。