2015-05-18 第189回国会 参議院 本会議 第18号
米国のリバランス政策の重要な一部を成すグアムの戦略的拠点としての発展、強化に対する我が国の貢献は、アジア太平洋地域における米国の抑止力の維持に大きく寄与するものと考えています。 先日の米議会における私の発言は、このような従来の政府の見解に沿ったものであり、何らのそごもありません。
米国のリバランス政策の重要な一部を成すグアムの戦略的拠点としての発展、強化に対する我が国の貢献は、アジア太平洋地域における米国の抑止力の維持に大きく寄与するものと考えています。 先日の米議会における私の発言は、このような従来の政府の見解に沿ったものであり、何らのそごもありません。
総理は、この演説で、アメリカのリバランス政策を徹頭徹尾支持するとした上で、日本は、将来における戦略的拠点の一つとして期待されるグアム基地整備事業に二十八億ドルまで資金を提供しますと述べました。これまで、アメリカの領土にあるアメリカの基地に他国が費用負担するなど前代未聞だとの批判に、沖縄の負担軽減を早く進めるためだと答弁をしてきたことと全く違うではありませんか。
そして、戦略的拠点の一つとして期待されるグアム基地整備事業に二十八億ドルまで資金協力を実施すると述べた後で、「アジアの海について、」というくだりがあります。 「私がいう三つの原則をここで強調させてください。」とおっしゃっています。「第一に、国家が何か主張をするときは、国際法にもとづいてなすこと。第二に、武力や威嚇は、自己の主張のため用いないこと。
本当にグアムを戦略的拠点とするのか、アメリカ政府の本気度といったところに僕はどうしても疑問を持つんですけれども、先ほどお答えになった方、財政的な内容も含めて、答弁をお願いいたします。
それから、二つ目のパラグラフですが、グアムを戦略的拠点とすると書いてあるんですよ。戦略的拠点というのはどういう意味ですか。
更に言いますと、アメリカが冷戦後、とりわけここ数年来、日本、そしてイギリス、そしてこの移転の対象となっておりますところのグアム、それからディエゴガルシア、これを海外における戦略的な非常に重要な拠点というふうに考えているということは、我が国にとって、アメリカが日本を非常に重要な戦略的拠点と考えていることは、ある意味で負担にもつながりますけれども、同時に千載一遇のチャンスでもあって、我が国の経済力が相対的
QDRでも戦略的拠点というので韓国の基地などとは完全にもう区別した言い方をしてますですね。 ただ、これは実は状況、周辺のその諸国の動向とか、そういったものに対応したものじゃないということを一方では押さえておく必要があると思うんです。これはアメリカの一つの考え方だと言った方がいいと思うんですが、地政学というのがありますね、ゲオポリティック、地理の地に政治の政と書きますが。
沖縄が、戦前から今日まで、日本の中で特別な位置にあり、今なお米軍基地が集中的に存在する戦略的拠点であることを踏まえた上で、どう安全保障の問題を考えるかは大変重要であります。改憲と護憲とが真っ正面からイデオロギッシュに対立して、お互いの主張に耳を傾けないということではならないと思います。
先ほどの上原康助議員の最初の質問の中で、海兵隊の地上部隊のグアム等への即応後方部隊配備という質問がございましたけれども、これは先ほどの二人のお答えから考えますと、在日米軍基地が世界の戦略的拠点としての役割を持っているということを、日本側も知らないだけではなくアジアも知らないということも一つの大きな問題ではないか。
ただ、今たくさん、行革の話も中央省庁の話もありましたが、物事、戦線をわあっと広げるのも大事なのだけれども、戦略的拠点というか、そういったものがやはりあるわけで、そういう点からいえば、今の財政構造改革の問題でも、今そういった意味でのお話をされたのですが、全体を通じて、行革についてもやたらと範囲が広いのですよ、御承知のとおり。もう総理にそんなことを言う必要もないと思います、おわかりですから。
それゆえに私は、戦略的拠点に分散拘束されているいわゆる人質は一刻も早く救出されなければならないと考えていますがゆえに、今、現地からの報告を含んで二、三の点について触れさせていただきました。
すなわち、歴史とロマンの里奈良田、森と湖の里雨畑の二つの戦略的拠点整備を行うとともに、これと並行して三つの宿泊拠点整備や四つのレクリエーション拠点整備を行うこととしております。これらの拠点と五つの山と渓谷とを合体させ、それらを結ぶ道路に「南アルプス街道」という愛称をつけるとともに、並木の植樹など修景を施すことにより、その沿線の快適性、機能性を高めることに工夫をしているところでございます。
すなわち、一九六〇年の安保改定とともに海外経済協力基金がつくられ、我が国の経済協力が本格的に進められるようになったが、それは何よりも東南アジアにおけるアメリカの戦略的拠点を支えることを主目標としてきた。
むしろ共産主義勢力の膨張を押える戦略的拠点として、沖繩の価値が見出されるようになったのであります。現に一九五〇年一月十二日に国務長官アチソンは、米国による日本の防衛が米国の利益、日本の利益、さらには全太平洋地域の安全にかなうと述べ、さらに、この防衛線はアリューシャンから日本を経て琉球に連なるものである。
そのあなたが、そういうアジアにおけるアメリカの重大な戦略的拠点であり、しかも、それにふさわしいだけの配備がなされておるところに自衛隊をどの程度出すのか。将来の計画はわかりませんが、アメリカががっちり押えて、返還前と返還後と実質的に変わらないようなそういう状態の中で、「日本人が沖繩を守るのだ」と言っても、それは抽象論としては言えます。観念論としては言えます。
だから、そのことについて佐藤さんは、沖繩におけるところの極東の戦略的拠点としての重要性、沖繩における米軍基地の重要性についての日米間の基本的認識は一致している、しかも、沖繩基地の平和維持機能は今後とも有効に保たれなければならないということになって、その点では私はちゃんと保証していると思うのです。
「百万人の日本人が住む沖繩は、極東における平和維持の戦略的拠点として今日まで米国の施政権下におかれてきました。日米間の返還交渉における最大の問題点は、まさしく沖繩が平和維持の面で果している役割りそのものにあったのであります。沖繩における米軍基地の重要性について日米間の基本的な認識は一致しております。沖繩基地の平和維持機能は、今後とも有効に保たれなければなりません。」