2012-02-22 第180回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号
あと、アフガニスタン問題に関連して、アメリカ・NATO軍の作戦でパキスタン依存がどうしても不安定ということで、中央アジアの戦略的地位が高まっているということがございます。 それから五番目は、これは静かな動きですけれども、イスラム復興というのは中央アジアでもこれは静かに、着実に進行しております。これはテロということじゃないんですが、ちょっとこれも最近を見る上の一つのあれでございます。
あと、アフガニスタン問題に関連して、アメリカ・NATO軍の作戦でパキスタン依存がどうしても不安定ということで、中央アジアの戦略的地位が高まっているということがございます。 それから五番目は、これは静かな動きですけれども、イスラム復興というのは中央アジアでもこれは静かに、着実に進行しております。これはテロということじゃないんですが、ちょっとこれも最近を見る上の一つのあれでございます。
しかしながら、本当に沖縄の持つ歴史、そして沖縄の持つ戦略的地位、位置、こういうことも考えなければいけないし、そしてまた、そういう意味で大変な御負担をいただいておる地域の皆様、この御理解と御協力が一番大切なものである、このことは肝に銘じております。 したがいまして、やはり我々は、今、町村大臣もおっしゃいましたけれども、いろんな角度からこの問題を検討していく。
ヨーロッパにおけるスイスの戦略的地位は他国にとって誘惑的なものである。その交通網は、交戦諸国にとって欠くことのできないもののように見える。簡単に言うならば、われわれは、受け身に立って逃げまわる権利を与えられていない。 われわれは、あらゆる事態の発生に対して準備せざるを得ないというのが、最も単純な現実なのである。 次もすべてちょっと読ませていただきます。
例えば、北朝鮮を仮想敵国と想定する立場から沖縄の戦略的地位の重要性を指摘するといったあんばいです。 しかし、アメリカの軍事専門家や研究者は違った見方をしています。軍事的観点からいえば、もし北朝鮮が仮想敵国だとすれば在韓米軍を増やした方が最善であり、地政学的にいえば沖縄より北九州の方が良いと主張しているわけであります。
だから、「米国としては、日本の戦略的地位変化の見透し、政治情勢の安定度、国内諸法令の整備(機密保護法等)等を充分勘案した上でなければ連合計画に応じないであろう。」、日米が共同でいろいろ動き始めるためには米国は機密保護法を要求すると言っているんですよ。
これはアメリカが今日の国際情勢、アジア情勢を判断している中で、日本の戦略的地位というものをアメリカ自身としてそれだけ重要視している、去年よりは重要視してきたということは、全体的には姿勢として出ているのではないかと思いますが、基本的には大きな変化はないように思います。
○中曽根内閣総理大臣 日本の軍事的、戦略的地位が非常に重要であると評価しているというのは、私は正当であると思うのです。今まで、ややもすればアメリカ国内においてそういう日本の位置というものが過小評価されておる。
○上田(哲)委員 もう少し絞りますが、アメリカの非常に強い調子の対ソ戦略、世界戦略はそれとして、日本の戦略的地位が非常に高まっているという立場、そして今までのように二人の首相の名前を挙げてぜひ軍事力を増強せよというような拍車をかける形ではなくて、大変これを評価して位置づけを広げている。こうした側面についてはどのようにお考えですか。
○岡崎説明員 これはまさにもう議事録を読み上げるだけでございますけれども、和田静夫先生に対しまして、私は「いわゆる戦争巻き込まれ論に対しまして、日本は安保条約があるとか日本がどういう政策をとるとか、そういうことに関係なしにこれはどうしても戦争に巻き込まれる戦略的地位にある、」これは和田静夫先生に申し上げたわけであります。
もし米ソの間で本格的戦争が起これば、仮に日本が非武装中立てあってもその戦略的地位からして、特に日本の持つ高度の技術力の争奪をめぐって日本は米ソいずれかの支配下に入らざるを得ず、戦争から免れることは不可能であります。 中立を守っている日本をソ連が侵略するはずはないと言う人がありますけれども、今までソ連が日本に対して何ら侵略的行動をとらなかったのは日米安保条約があったからであります。
○説明員(岡崎久彦君) 私がここに書きましたのは、いわゆる戦争巻き込まれ論に対しまして、日本は安保条約があるとか日本がどういう政策をとるとか、そういうことに関係なしにこれはどうしても戦争に巻き込まれる戦略的地位にある、そういうことを説明したわけでございます。
そうなりますと、米中が正常化したから台湾地域が紛争の対象になるということは万々あるまいという形にはならないのであって、もう一方の中ソ対立の当事国のソ連との関係において、日本の安全上、台湾地域というものは大変重要な戦略的地位を持っている。しかもソ連は常に南下をしようという軍事的、政治的な意図を持っていることは疑いを入れないところだと思います。
非常に重要な戦略的地位を日本という国は幸か不幸か持っておるわけです。その意味においては、戦略的に見て日本というものは、全然別個な立場に局外中立でおろうとしても、そういう国が自国の運命をかけて戦う場合に、日本という国がまる裸の場合にははなはだ危険な立場に入る、無条件占領をやられるというような危険性が多分にあると思うんですが、その点についてはどういうぐあいに防衛庁ではお考えになるか、ちょっと……。
遠いことならたいしたことはないんでしょうが、ほんとうに自分の鼻の先であるという特殊なそういう地位が、キューバが持つ戦略的地位といいますか、いずれにしてもなかなか日本が考えるほどの簡単なものではないようでございます。しかし制度もたくさん、がんじがらめの制度がありますから、こういうものはだんだん、だんだんと解ける趨勢にある状態にある。
今日におきましては、日本、韓国、台湾、フィリピンというような、いわゆる自由諸国を守るためには非常に重要な戦略的地位を占めておるのでありまして、沖繩の戦略的な価値というものは非常に高いものが現在でもあると思うのであります。 あの太平洋戦争におきまして、アメリカの戦略として、台湾を攻略するかあるいは沖繩を攻略するかということについて、戦争中意見が戦わされたということを調べたことがあります。
○高山恒雄君 田中公述人にお聞きしたいんですが、先生のお話を承りますと、私、民社党ですが、この戦略的地位という立場から今度の沖繩の返還がなされておるんだと、こう断定しておられるんだと思います。そうなりますと、先生の基本的な考え方からいきますと、結局、日本もその中にあって、安保協定の中にあって、ややもすると、東アジア地域においては自由陣営としてばらばらになっちゃう。
○高山恒雄君 田中先生ね、ますます不安になったものですからちょっとお伺いしたいのですが、簡単に聞きますが、アメリカは戦略的地位の立場を持ってやったとしても、日本はそれに入ってはいかんと私は思っているのですが、その点はどうですか。
そういう東南アジア全体としての米軍の戦略的地位、それがどうなるか。これは今後に待たなければなりませんけれども、しかし、少なくとも沖繩におきましては事態はかなり変わってくるんだ、こういうことを申し上げているわけです。
この沖繩返還協定と一緒に、福田外務大臣は、軍事的な米軍の戦略的地位が変わるであろう、戦略的なポテンシャリティーの意味なのでしょう、そうおっしゃいました。それは安保に入るからであり、またアジア情勢が変わるからである。うしろのほうは、アジア情勢が変わるというのは、政治的対応条件ですから問題がありませんが、この協定の法的な効果として、安保に入るから変わるのだという言い方をなさいました。
○福田国務大臣 今回の返還に伴いまして、沖繩の米軍の戦略的地位、これはかなり変わってくるだろうと思います。それは何かというと、これはわが国の安保条約並びにその関連法規の制約下に入る、その点が非常な変化である。また、これからアジア情勢も変わっていくだろう、そういうことにつれての変化もこれはあり得ることであろう。
防衛施設庁長官 島田 豊君 防衛施設庁総務 部調停官 銅崎 富司君 外務省アメリカ 局長 吉野 文六君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事選任の件 ○理事辞任の件 ○特別委員長辞任及び補欠選任の件 ○理事補欠選任の件 ○沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する 調査 (米中関係と沖縄の戦略的地位
(拍手) 太平洋戦争は、日本国民に対し、はなはだしい惨事をもたらしましたが、特に沖繩は、その地理的、戦略的地位のため、戦中、戦後を通じて最も大きな犠牲を払ったのであります。本土のわれわれは、ひとしく沖繩県民に対して深い同情の念を禁じ得ませんでした。私が沖繩の実情をこの目で見て、沖繩の祖国復帰までは日本の戦後は終わらないと述べましたのも、この日本国民の共通の気持ちをあらわしたものであります。
わが国の防衛力は、自衛のため必要な限度において、一方においては、わが国の置かれている国際的環境、地理的条件及び戦略的地位等を考慮するとともに、他方、わが国の経済力、社会の安定度、科学技術の水準、国民の防衛意識の度合い等を勘案し、これら諸要素の総合的な判断の上に立って、その規模及び内容がきめられなければならないのであります。
そこで、たとえば安保で言う、特に六条で言う極東の平和と安全という問題についての沖繩の果たす役割り、あるいはその戦略的地位、そういった問題を中心に考えた場合と、私たちの言うような、できれば即時無条件返還と、こういう場合とでは、そこに大きな選択上の違いが出てくるわけです、少し意見を述べますけれども。そこで、そういう場合に、よく佐藤総理は、対米追随で弱腰ではないかという批判があるわけですね。
これはその質問の趣旨は、基地の態様がどうだとか、メースBがあるとかないとか、何がどうということでなしに、やはり極東の平和と安全という問題について、沖縄の戦略的地位を非常に重く見て云々と、そういうことにかかっている質問だと思うのです。ですから、そういうことをおっしゃればいいんじゃないですか。