1985-03-27 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号
まとまりにくいと同時に、それがほかの第一分科会、第二分科会の交渉に、リンクをさせると言っておりますので、影響して、今度の交渉では妥結点までに行くはずである戦略兵器交渉とかヨーロッパの戦域核兵器交渉まで紛糾する可能性がある、そちらの方まで逆にまとまらなくなる可能性があると思います。
まとまりにくいと同時に、それがほかの第一分科会、第二分科会の交渉に、リンクをさせると言っておりますので、影響して、今度の交渉では妥結点までに行くはずである戦略兵器交渉とかヨーロッパの戦域核兵器交渉まで紛糾する可能性がある、そちらの方まで逆にまとまらなくなる可能性があると思います。
その間、西側としてはむしろ米ソ間の戦略兵器交渉を中心とする各種の東西対話によって東西間の相互理解、緊張緩和が行われることを期待しておりました。
このハイフロンティア政策というのは、地上の国境と無関係に対ソ戦略が遂行できる、人命に関係がない、核戦争を回避できる、ソ連の戦略的攻撃兵器の投資を減少させる、米ソの軍備管理戦略兵器交渉を進展させることができるという動機のもとに、ハイフロンティア、国境線をはるかに飛び越えた宇宙空間における戦略というものが公然論議をされ始めた。これは戦略というものが宇宙に広がってきておるということが言えると思うのです。
そういうような点から考えましても、この交渉がうまく進展をするということを心から望んでおるわけでございますが、この戦略兵器交渉の現状につきまして、どういうような認識をされておるか外務大臣から伺いたいと思います。