1998-03-25 第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
まさに独立を回復した本会議において、戦犯釈放という決議ではありますけれども、ここに込められた思いは、勝者の一方的な断罪に対するまさに国民の叫びであり、国政の場における叫びではありませんか。 これは与党だけではない、当時の社会党議員による批判も行われている。
まさに独立を回復した本会議において、戦犯釈放という決議ではありますけれども、ここに込められた思いは、勝者の一方的な断罪に対するまさに国民の叫びであり、国政の場における叫びではありませんか。 これは与党だけではない、当時の社会党議員による批判も行われている。
第一軍首脳は、澄田しょう四郎軍司令官等が閻錫山と通謀し、残留者をもって暫編特務団を編成するため、各部隊長、各兵団高級参謀に指示して、一、残留は祖国復興に役立つ、二、特務団編成と同時に復員輸送が再開する、三、戦犯釈放が実現するなどと強調、部下将兵に対し特務団参加を積極的に勧めたということであります。
また、政府の立場からも当時高まっておりました、いわゆる戦犯釈放についての国民感情、国民運動、そういうものを受けながら最善の努力をするということが述べられております。 さらに、講和発効後でございますけれども、昭和二十七年十二月九日、衆議院本会議におきまして、戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議が行われております。
昭和三十年、超党派からなる中国訪問議員団として訪中し、毛沢東主席、周恩来総理と会談をして、戦犯釈放、遺骨の送還など諸問題の解決に当たられ、また、昭和三十七年にも、高碕達之助氏を団長とする経済使節団として北京を訪れ、いわゆるLT貿易の開始あるいは新聞記者交換の実現に果たされた役割りも特記すべきところであります。
今日、中国問題をめぐる国際情勢は大きく変わり、日中国交回復もわが国の大きな政治課題となってきましたが、昭和三十年、先生は、中国訪問国会議員団長として訪中し、毛沢東主席、周恩来総理と会談して、戦犯釈放、遺骨の送還など諸問題の解決に当たられたのでありまして、その成果は申すに及ばず、超党派からなる国会議員団の訪中の先がけとして、その持つ意義も高く評価されなければならないところでありましょう。
――――――――――――― 七月一日 日米安全保障条約改定反対に関する陳情書 (第六号) 同(第七号) 同(第六七号) 同(第六八号) 同 (第六九号) 同(第七〇号) 同(第七一号) 中共抑留日本人戦犯釈放促進に関する陳情書 (第八号) 核武装反対等に関する陳情書 (第一〇号) 琉球政府公布の新刑法反対等に関する陳情書 (第二〇号) 沖繩返還に関する陳情書 (第二二号
それで自分としては、最近中国側から、国慶節に参りました日本の訪華代表団に対して、邦人の帰国問題あるいは戦犯釈放問題等について援助を再開するというような言明が行われておるやさきでもあり、こういうことが起るということはどうも国際的にまずい、こういうことでいろいろ努力はしたけれども、どうも警察庁あるいは検察庁あたりの態度が非常になまぬるい、こういうことで、自分としては十分手を伸ばせないというような事情にある
一月十八日 中国里帰り婦人に対する配船の陳情書外一件 (第一八号) 戦犯釈放者の引取り及び里帰り婦人の帰国のた めの配船に関する陳情書 (第七九号) 中国里帰り婦人の帰還に関する陳情書 (第八一号) を本委員会に参考送付された。
これはまことに深い考えに基くものであると私たちも非常に感謝の気持で来たのですが、そういう立場にある先方様において、やはりこちらもその態度にこたえるような方法をとるならば、戦犯釈放の要請なんかも幾らかは向うの心奥に響くことがあるのではないかと思います。そんな点なんかも少し大局的に、大所高所から考えるべきことではないだろうかと考えます。
この戦犯釈放及び一般帰国の問題は、御承知の通り一九五三年の中国紅十字会と日本三団体の北京協定、それから一九五六年の天津協定によりまして、今まで十六回支障なく円滑にこれが行われてきたわけです。
また、戦犯釈放の受け取りの問題も、九月から実は八人の釈放戦犯の同胞が天津に待っておって、いまだに迎えに日本の船が行かない、また引揚げの問題にしても、李徳全女史が来日するという問題にしても、行き詰まっておるような形になっております。これは最近の岸総理の東南アジア及びアメリカにおいての言動に対して、われわれの受けた以上に非常に強く、中国には非友好的態度だということで、激憤している趣きがあります。
元閑院宮の武官をしておった人ですが、八人の戦犯釈放者の署名をもって手紙がきておりますが、その中に、里帰りの日僑の人々、日本華僑の里帰りの人々の帰還問題を含めて、私どもの帰還に御尽力をお願いしますということを言うてきておるのです。すなわち、里帰り問題と一緒に戦犯の問題は中国に協約しておるのです、三団体が。それで自分らだけ迎えに来るということでは、あまり帰ることを望まないということを述べている。
そして、向うは三団体との約束上、戦犯釈放者と一緒に一般帰国者及び里帰りも日本に運ぶということを約束しておるのですから、これが成立しないような配船の仕方では、おそらく向うが承知しないだろうと思う。
委員長の方のお考えは、これは引き揚げだけの問題でなく、本委員会から委員を派遣するのは、ほかにもっと広範な、遺骨の収集であるとか、あるいは戦犯釈放の問題であるとか、あるいは残留者の名簿の問題、あるいは向うにおける供養の問題、こういう広い問題があるので、あくまでも民間三団体とは、事がきまったあとで相談する機会はあっても、事前に相談をする必要はない、こういう御意見であったと思うのであります。
これに対し、引揚者、一時帰還者を代表して一二名、戦犯釈放者を代表しして二名の来訪を受けました。国会に対し、引揚委員会に対し、長年の援護に感謝の言葉を受けました。 以上をもちまして日程を終了いたしましたが、引揚援護局並びに引揚三団体乗船代表より聴取いたしました今回の引き揚げの実情について御報告いたします。
改正する法律案 (内閣提出第八九号) 法務行政及び人権擁護に関する件 請願(別紙) 一 保護司実費弁償金増額等に関する請願( 池田清志君紹介)(第一二号) 二 印章法及び印章師法制走に関する請願( 小西寅松君紹介)(第七八号) 三 同(岡良一君紹介)(第七九号) 四 私文書偽造行使等の不起訴処分に関する 請願(古屋貞雄君紹介)(第一六九号) 五 戦犯釈放
残る米国関係の七十一名については、今後あらゆる努力を傾注し、これ等受刑者やその留守家族のなめつつある苦痛及び戦犯釈放に関する全国民の熱望を米国政府に強く訴え、もって全戦犯者の釈放実現を期する所存であります。
残る米国関係七十一名については、今後あらゆる努力を傾注いたしまして、これら受刑者やその留守家族のなめつつある苦痛及び戦犯釈放に関しまする全国民の熱望を米国政府に強く訴え、もって全戦犯者の釈放実現を期する所存でございますので、御了承願います。
○戸叶委員 昨日の夕刊で、中国におる残留邦人の調査と戦犯釈放のために、日本政府から人を派遣することについては、国交が回復されていないから政府代表ということはまずい、一応は議員団を派遣して、中共側の出方を見た上で、必要があれば政府の係官を出してもよい、こういうように岸外務大臣が発言せられておりますのを私は新聞で読んだわけでございます。
そこで、それまでの間、政府と政府の交渉といったようなことになるまでには相当の時を要すると思いまするので、その間におきまして私が特にお願い申し上げたいのは、せめて中共における戦犯釈放だけを特に促進させてもらいたいと思うのでありますが、この点について外務大臣としてどういうようなお考えを持っておられるか、伺っておきたいのであります。
○国務大臣(岸信介君) 今加藤さんからお尋ねありましたフィリピンと日本との関係につきましては、御説明にありましたように、戦後一時非常に国民感情として日本に対して悪い感情がありましたのも、最近非常にこれが変って、参りまして非常に日本に対しても好感情が持たれるようになってきておるということは、今おあげになりましたキリノ前大統領の戦犯釈放の問題も、それに非常に大きなものもありましょうし、それからまた賠償問題
――――――――――――― 二月一日 保護司実費弁償金増額等に関する請願(池田清 志君紹介)(第一二号) 印章法及び印章師法制定に関する請願(小西寅 松君紹介)(第七八号) 同(岡良一君紹介)(第七九号) 同月四日 私文書偽造行使等の不起訴処分に関する請願( 古屋貞雄君紹介)(第一六九号) 同月五日 戦犯釈放に関する請願(砂田重政君紹介)(第 二三四号) の審査を本委員会に付託された
そして国連に加盟する以上、なお戦犯が日本に——戦犯という名のもとに拘禁されておる人々があると思うのですが、この戦犯釈放をどういうふうに扱われるか。関係国に向って全部国連加盟をもって過去の変ないやみをかぶせられている戦犯を、きれいに釈放してやる御意思があるかどうかということを、あわせて御答弁を願いたいと思います。
それですから、この戦犯釈放についても努力するのは当然であります。 それから国際連合に加盟して何をするかということですが、やはり国際連合に加入いたしまして、世界平和のために協力して努力をするということに尽きると思います。
そのときまでは松本全権とマリク全権との間の話し合いは、一通り漁業問題あるいは戦犯釈放の問題等は一応片がついておったように見えたのでありますが、デッド・ロックに乗り上げた。その後、再開した期間の間にこの漁業問題が非常に進展していった。