1964-06-19 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第57号
英霊の子供さんとしてそういう人々に、せめて私は、一人前になって一応独立家庭を持って安定する三十歳のころまでは、戦没者未亡人の給付金と同様に戦没者遺児特別給付金制度なるものを設けて、公務扶助料及び遺族年金の支給対象からはずされておるその家族の中の、何らの恩典に浴することができない人に、せめて三十歳くらいの一応社会的に安定した地位を確保できるころまで特別の給付金——扶助料とか年金とか遺族年金とかいう形でなくて
英霊の子供さんとしてそういう人々に、せめて私は、一人前になって一応独立家庭を持って安定する三十歳のころまでは、戦没者未亡人の給付金と同様に戦没者遺児特別給付金制度なるものを設けて、公務扶助料及び遺族年金の支給対象からはずされておるその家族の中の、何らの恩典に浴することができない人に、せめて三十歳くらいの一応社会的に安定した地位を確保できるころまで特別の給付金——扶助料とか年金とか遺族年金とかいう形でなくて
○草葉国務大臣 これは育英資金の中に戦没者遺児の特別のわくを設けておりますのを、年々拡大して参つておりますと同時に、二十九年度のただいま御審議をいただいておりまする予算の中には、一般の未亡人母子家庭、この約七十万のうち三〇%は戦争未亡人であります。その育英資金として一億五千九百万円計上いたしております。従いまして従来の育英資金をさらに上まわりまして、二十九年度からはそれを実施いたして参る。
○田辺政府委員 戦没者遺児の育英の問題でございますが、これは文部省の所管でございますので、文部省当局からお答えを申し上げるのが適当かと存じますが、この際私からお尋ねの第二点の遺族、傷痍者に対する住宅の問題について、お答えを申し上げることにいたします。