1963-03-05 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
○塚本政府委員 釧路地区の先だっての雪害につきましては、非常に御迷惑をかけたわけでありまして、これは当然先生が御指摘になりましたように、北海道につきましては非常に地域が広いわけでありまして、そういう点で地域的に発電計画というものを考えなければならぬことは当然でありまして、なおまた、釧路地区の送電線は特に戦時規格のものでありまして、そういう点からも送電線をさらに強化するということも、今度の事故にかんがみまして
○塚本政府委員 釧路地区の先だっての雪害につきましては、非常に御迷惑をかけたわけでありまして、これは当然先生が御指摘になりましたように、北海道につきましては非常に地域が広いわけでありまして、そういう点で地域的に発電計画というものを考えなければならぬことは当然でありまして、なおまた、釧路地区の送電線は特に戦時規格のものでありまして、そういう点からも送電線をさらに強化するということも、今度の事故にかんがみまして
それからもう一つ、非常に戦時規格の材料で材質が悪いのでございますので、重要部分については材質の検査をして、材質の特に悪いものは、検査をした後一カ年後に取りかえると、こういう前の通牒になっておりますが、その材質検査に基づく不合格の範囲が非常に大きい。これについてはいま一度検討してもらいたいというようなことが、大体全体を通じての問題点でございます。
新潟大学工学部は長岡高等工業学校として大正十二年に創立された当時の建物と、戦時中に増築されたいわゆる戦時規格の建物からなっておりますが、いずれも腐朽はなはだしく、特に狭隘な土地に建物が密集して建てられ、しかも冬季積雪時の連絡通路としてこれらの建物を相互に結ぶための廊下があたかも風洞のように延々として縦横に連なり、直線で百六間に及ぶ長いものもあります。
○松浦清一君 運輸省の方からの資料に出ておる、ほかの資料にもありますけれども、冒頭に、この船は「設計、材料および工作の点で平時の規定に合格しない戦時規格によっており、例えば材料寸法については建造当時において船令二十五年程度の平時船に相当するものであった。」——作ったときに平時船の二十五年の船齢を持った脆弱な船である。これは、普通の平時船でも二十五年もたてばおんぼろ船になる。
○政府委員(水品政雄君) 私ども現在考えておりますことは、戦時標準船の使用材料の材質が戦時規格として作られて非常に悪いものでございますので、一般の腐食といたしましては、製造後二十年程度でございますので、腐食が相当進んでいるが、それほどひどいとは考えておりませんし、またほかの船の例を見ましても、こんなひどい例は実は現在までの調査には乗ってこないのでありますが、本船の場合は、明瞭には申し上げられませんけれども
○丸山政府委員 調達庁といたしましては、そのエレベーター自身が普通のエレベーターではございませんで、いわゆる戦時規格品でございまして、普通のものより価値が非常に少い、従って耐用年数等も通常のものに比べれば半分程度である、こういう事情から決定いたしましたような価格でもって算定いたしました。
又一方電波監理行政の対象になつております各無線局の設備が優秀な設備になつて参りますれば、電波監理上のいろいろな仕事は省けることになりまして、終戦後におきましては、戦争中のいわゆる戦時規格によるような無線施設が非常に多かつたのでございますので、電波監視或いは検査等におきましても非常に手数を要したのでございますが、最近そういうような施設面も非常に改善されて参りましたので、従いまして昔のように手間を要しないというような
はたして二十六年度当時における人数というものがどうであるか、あるいはその当時の仕事の分量、性質等とも見比べなければならないので、たとえて申し上げますと二十六年度、戦争直後のころには日本における無線設備等もきわめて老朽と申しましようか、戦時規格のものが大部分でございました。電波管理上あるいは検査とか監視とか、そういう仕事も非常に手数を要したのであります。
戦時中からのことを申し上げると、昭和十八年日本石綿パイプ工業組合ができたころは、戦争もたけなわで物資は欠乏し、石綿の輸入がないため、有機繊維を入れてもしかたがないということになつて戦時規格ができたのです。そしてそれ以前は有機繊維は低圧管の入に許したのを、高圧管まで拡大されたのです。
それからもう一つ、戦時規格で以てやられましたケーブル線、これが今度の災害で以て非常に大きく弱点を暴露したのであります。これは相当な金のかかる問題でありますが、何としてでも値上げをやつて皆様にサービスをするという約束をしました点から申しましても、これは早急に現在の規格に直さなければならない問題であるということを深く感じて参つたのであります。
九州に戦時規格のケーブルが相当たくさんある、これが今度の水害で非常なウイーク・ポイントをなしておつたというお話がございましたが、それでは現在九州でどの程度に戦時規格のケーブルがあるかということを申上げますと、終戦当時は七百四十九キロメーター、これは亘長でございますが、あつたのでございます。
それは戦争中につくられたもので、戦時規格であります。ことにその中でボイラーが溶接のボイラーでございまして、戦争中に溶接をしてつくられたものでございますが、溶接技術者の腕前の未熟というようなことも含まれておりまして、戦後使つておるうち、ボイラーの溶接部分に亀裂がいきまして、相当に危険な状態になつた。
○岡説明員 D五二型はさいぜん申し上げましたが、戦時中つくつた戦時規格の機関車でございまして、これはボイラーの溶接が非常に悪うございまして、溶接部分がずいぶん亀裂が入つてどうにもしかたがなくなりましたので、これは新しい機関車でございますか、やむを得ずこれだけ廃車しております。同じ形式でその溶接部分も助けられるものは、現在でもD五二のほかになお相当他のものも動いてございます。
しかし今度の被害地域を見ますと、戦時規格のものが相当ございます。それがためにこれは当然もう償却の時期に到達しております。戦時規格のケーブルのごときはかなり被害がひどいのであります。むしろ全面的にこれを改修しなければならぬと考えますので、さような費用につきましては償却の経費をもつてやる方が適切ではないかと存じます。
又電信電話施設の障害につきましては、漸く戦前程度の水準に回復して参つたのでありすが、老朽施設や戦時規格の施設等取替えを必要とするものを相当多く擁しておりまして、これが保全に苦心いたしておるのであります。なお加入区域の合併、手働式電話の自動化も進めておりますが、これらは極く一部しかできない状態であります。
また電信電話施設の、障害につきましては、ようやく戦前程度の水準に回復して参つたのでありますが、老朽施設や戦時規格の施設等、取替を必要とするものを相当多く擁しておりまして、これが保全に苦心いたしておるのであります。なお加入区域の合併、手動式電話の自動化も進めておりますが、これらはごく一部しかできない状態であります。
こういつた状態がなぜ起きておつたかという御質問でございますが、この原因はいろいろございまして、二十四年度ごろまでの購入資材は、御承知のように戦時規格のものが相当多くて、材質が非常に悪かつた。こういつたものが主として不適用品になつておるわけでございます。
それから三二番は、呉局において、小川某にケ—ブル類の払下げをした、そのケ—ブルの価格が非常に安いという問題でありますが、これも三一の場合と似たような事情でありまして、戦時規格であるために、ケ—ブルとしては市場性がないというふうに当時見ておりましたが、しかしこの問題については、多少手続としては違つておりまして、三月入札するときは、素材価格としてではなく、やはりケ—ブルとしての積算をやつて予定価格を定めて
この場合調達庁の考えましたことは、これらのケーブル類は戦時規格でありましたために、市場性があまりなかつたものでありまして、三月の入札にあたつては一応クーブルとして入札しておりました。そのために不調に終つてしまつた。
そこで調速庁としても、この品物はむろん戦時規格品であつて、もう他の方にそのまま利用することが困難であつたことがあつたと、もう一つは工事用として配給したけれども、現場監督官が、これは悪い品物だからだめだといつて、不合格品としてはねだけられた品物を保管しておつて、それを売るというような事情に立だたわけであります。
その上に戦争の始まる前、戦争中には戦時規格品といつて非常に粗雑なものを使つておりまして、資産の減価償却をする必要は、命数が短かい関係で非常に多かつたのであります。それからなお戦争後におきましては、資材が十分入らないというような関係からいたしまして、非常に粗雑な、命数の短かい施設を使つておるのであります。