1961-04-18 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第24号
当時この法律の対象となった事業は、みな戦時企業合同体という、いずれも相当の大企業であったので、元来小企業の進出を極度にきらった運輸省が、その意味から、主として法律の対象を大企業に置いた結果、今日になって大きな狂いを生ずることになったのであると思います。
当時この法律の対象となった事業は、みな戦時企業合同体という、いずれも相当の大企業であったので、元来小企業の進出を極度にきらった運輸省が、その意味から、主として法律の対象を大企業に置いた結果、今日になって大きな狂いを生ずることになったのであると思います。
だから治安が乱れるし、そうして国に妙な形におけるところの税金のとり方が行われ、妙な形においてとつた税金で、かえつて納得しないような形においていわゆる戦時企業が再建されようとしているのです。これがいけないと思う。だからこういう意味において警察予備隊に払うような金を農村に出せ、こう言うたらどうなんですか。
これは大体輸出に関する業務を昨年の下半期から始めまして、一ケ月大体百万円程度の受註を持ち受けておる、こういつたような状態でございますが、従来戦時企業から転換をいたしまして、平時産業に切換えましたために、長きに亘つて仕事が軌道に乗らなくて、そのためにかなり無理な操業を続けて参りましたために、金融面におきましても無理な融資を受けている面もあるかのようでありまして、多少高利の金を借りておるというような面もあり