1951-12-15 第13回国会 衆議院 農林委員会 第2号
言うまでもなく戦後の蚕糸業が戦前の蚕糸業に比して非常な萎微沈滞、縮小の一途をたどつて参つたことは申すまでもないのであります。しかしながら最近国際収支の解決の上にも、農村所得の向上の上にも、蚕糸業の重大であることは論をまたないことでありまして、これに対するところの政府並びに国民の声の高くなつて参つたことは、すでに御承知の通りであります。
言うまでもなく戦後の蚕糸業が戦前の蚕糸業に比して非常な萎微沈滞、縮小の一途をたどつて参つたことは申すまでもないのであります。しかしながら最近国際収支の解決の上にも、農村所得の向上の上にも、蚕糸業の重大であることは論をまたないことでありまして、これに対するところの政府並びに国民の声の高くなつて参つたことは、すでに御承知の通りであります。
特に民間航空の延長に予算を必要といたしますので、御承知のように飛行場が相当戦後荒廃しておる、或いは滑走路が現在の飛行機に使うためには短いといつたようなものもございます。飛行場の整備が必要である。更に航空保安施設も現在不十分である。
戦後のようにいろいろ状況が短期間に変化をいたしますと、現在やつている仕事の調子だけを見るのでなく、いろいろ状況がかわつても間違いなく切抜けて行かれるだけの誠実さを持つているか、手腕を持つているか、これはその組織ももちろんありますが、経営者のやり方に対する信用が一番基準になりますので、これについて銀行によく認識をさせ、これを常時怠らないでいただきたい。
ただ戦後石炭価格の高騰等に伴い相当原価が高くなつておりまして、結局受電しますよりも自家発をたく方が相当高くつく。場合によつては、現在のような超過料金制度のもとにおきますと、超過料金よりもさらにコストが高いというようなものがあるようでございます。
而うして連合国はルール・オブ・ロー、法律の支配、これを連合国自身は使用しているのでありまするから、更に戦後においても、又今後の前例としても、果してこれぶ国際法上至当のチヤーターであつたかどうか、至当の裁判条例であつたかどうかということは、もう一つ高い見地からは未確定の問題であります。そのときどきに独自の見解によつて更に定め得る余地が残されております。
戦後における日本経済の民主化と日本再建のためには、これらの財閥独占資本の徹底的な排除なしに経済の民主化も、日本の再建も不可能であります。ポツダム宣言の第六項の規定に、日本国国民を世界征服の挙に出づるの過誤を犯さしめたる者の権力及び勢力は、永久に排除されなければならないと言われております、この永久に排除されなければならない勢力の中に、この財閥独占資本があることは明らかであります。
従いましてさような点については今後の平和日本の経済としては十分考慮しなければならんとは存じまするが、何分戦時中或いは戦後を通じまして非常に立ち遅れております日本産業を立ち直らせまするためには、やはり基礎的な部門から順次積み上げて行く必要もあるかと思いますので、お話のような点は十分考慮するつもりでございまするが、又一面特に日本の産業の再建のために必要な基礎的な部門については更にこれを一段と促進する必要
しかるに戦時中並びに戦後の空白期間のため、技術の面においては欧米先進諸国に比べて数十年も遅れており、設備の面におきましてもまた著しい老朽陳腐化のため、とうてい国際競争に耐え得ないというのが遺憾ながらわが国の現実の姿であります。
これは精密な重要機械であるので、不断の研究と設備更新が要望せられをにかかわらず、戦時中並びに戦後の空白期間のために、著しく立ち遅れておることは一般に認めるところであります。この際すみやかに合理化を促進しなければ、わが国の経済自立上ゆゆしき問題になることは申すまでもないのであります。
それではこの機械をどういう基準によつて選定いたしたかと申しますと、法律にもございますように、日本経済の再建をはかるためには、戦時中及び戦後の空白期間によりまして、日本の機械が外国に比べまして非常に遅れておるのでございます。
○中村(純)委員 補助金を将来ふやさなければならぬという法律的な拘束が生じるものではないという意味を申し上げたのでありまして、今日まで実行いたしておりまするものは、法律の根拠はございませんが、省令以下の定むる手続によつて計上された予算の範囲内において実施をいたしておるのでありまするが、それを法律に根拠を置きました趣旨は、今後日本の企業をできるだけすみやかに——戦時中戦後を通じて非常に立遅れをいたしておりまする
しかしただいま議論になつておまりする、かような越佐海峡の問題に対しては、私どもがさような観点であり、また戦争中、戦後における日本の食糧問題によりまして、日本の漁民はいまや飽和状態になつておることは事実の通りであります。いかなる漁場に行きましても、この飽和状態になつておるがために紛争の絶え間がないのであります。
わが国の企業は、戦時中及び戦後の空白期間を通じましてその技術、機械設備、原材料、動力等の諸点において著しく国際的水準に立遅れを来しておりますので、この際、これらの諸点につきまして、それぞれ合理化促進に必要な事項について立法化することといたしまして本法律案を提出いたします次第であります。本法律案は、右の趣旨にかんがみまして大要次のような措置を内容といたしております。
○山田節男君 まあ今岡崎官房長官と新谷君の問答を聞いてみますと、私はどういうわけで官房長官を呼んだのか知らないが、内閣の番頭ということで呼んだんじやないかと思いますが、これはあなたも戦後不幸にしてアメリカベおいでになつていない。殊にアメリカのテレビジヨン産業の実際を知らんので、抽象的なことしか言えないのは仕方がない。
しかるにこの港湾貨物を取扱うべき港湾の能力はいかが相なつているかと申しますと、はしけ荷役、接岸荷役と、二つにわけられるのでありますが、はしけ荷役は戦災なり、あるいは戦後の台風による損失、その他老朽のための腐朽というようなことがありまして、全国でおよそ戦前の二分の一程度になつております。
このことは公共施設ばかりでなく、この港湾に対する緊急整備といたしましては、はしけの増強、上屋倉庫の増強等もあわせて考えまして、はしけにつきましては、港運業者が戦後非常に群小のものが対立して疲弊しておる。
戦後におきまして、二十三年度、二十四年度は、平均いたしまして公共事業費の八%になつております。しかるに二十五年度は四・五%、二十六年度は五%というふうに、相当大幅に減つているような状態でございます。
それから現在例の、これは戦後におきまする蚕糸業会というものを作りまして、それによつて糸の売買操作をやるということになりましたものですから、この面におきまする利益金は、利益金のうちの、今年の三月から出まするいわゆる価格差益金というようなもの、これらのものは三月から計算いたしますと二十四億ぐらいになろうかと思うのでございます。
○矢嶋三義君 私はこの際スポーツ問題に関して政府委員に少しお伺いいたしたいと思いますが、戦後非常にスポーツが盛んになつて来たことは非常に結構でありますし、今後もこれを育成して行かなければならない、そういうふうに私どもは考えるわけであります。
ただ、今御指摘になりましたことは、私も同感でありまして、或る程度指導方針が悪かつたために起つたんじやないかというふうに考えられる事故もないではないのでありまして、戦後スポーツの盛んな余り指導の手が隅々まで行き届いてなかつた、まあ指導者の知識というものが、或いは経験が欠如しておつたというようなことも考えられますので、指導者の再教育並びに指導者に対するいろいろの注意ということにつきましては、今後極めて最近
特に自動車製造工業等は、わが国にとりましては重要工業であり、またわが国の現在の自動車が果しておりまする輸送上の役割、あるいはまた戦前から戦後にかけて長い間この自動車の製造工業を育成して参りました点から考えてみましても、これらの工業に対して十分なる保護を加えて育成強化に努めるということは時宜に適した手段である、かように考えまして、私はなお一層この法案の適用にあたつてはかかる重要産業の保護育成に十二分なる
ところが地元におきましては、この地形の変化ということについて、たまたまずさんにしてさらにこつけいな案を立てておるということが、これまた実情のように了承しておるものでございますが、かような理由に基いてわれわれ水産委員会といたしましても、特に戦後底びきの横行によりまして被害の顕著なる地区においては、しかるべく国庫の力を利用いたしまして保護をしなければならない、かような理由から浅海増殖開発補助金というものをもくろんでおるような
戦前、これらの諸地域の研究は、もつぱら政府の諸機関、あるいはいわゆる国策的調査機関がこれを担当し来つたが、戦後、これらはことごとく解散し、その所有していた貴重な資料並びに有能な研究者は、まつたく四散してしまつているのであります。
○榎説明員 戦後インド洋及び東南アジア地域の政治経済に関します調査機関が非常に弱体であつて、有力な研究機関の設立が要望されていることは事実でございます。
○深澤委員 先ほどの大蔵大臣の御答弁によりますと、資本蓄積は戦後未曽有の状況になつておるという数字的な説明をされたわけであります。あるいは全体の数字としては、そういう数字が出て来るかもしれません。
○深澤委員 最近の経済事情から申しまして、免ほど夏堀委員長からも御質問申し上げたようですが、不渡り手形の増大と、倒産整理の商社が百五十以上にも上りておるというような状態でありますが、おそらくこのような状態は、私は戦後未曽有の現象ではないかと考えております。
戦後においてどこの国でも治安が乱れて、この治安確立の問題に悩まされておりますることは、世界の歴史が雄弁に物語つておる。わが国においても戦後この世界の歴史に漏れず、やはりこの治安問題に対しては相当悩み、研究もし、また施策も講じておるのでありまするけれども、これは当然過ぎるほど当然であろうと思う。
いつも若い者の中には左がかつた者はいるのでありまして、何も戦後特に思想的に今の学生がどうということはありません。以前もそういう思想はあつたのですし、またあつたのが外に現われずに押えられておつたということもあるのでありまして、そういう点を考えると、今日の若い学生が思想的に特別に昔と違つたというようなことはないと私は考えております。
○佐瀬委員 最近の学生運動というものが戦後において何か思想的に特色的なものがあるかどうか、まずその点を潮田学長にお伺いいたしたい。