1992-04-07 第123回国会 参議院 内閣委員会 第4号
特に、防衛計画の大綱を策定した五十一年のときには、まだこういうような戦域兵器あるいは戦術ミサイルですね、これはまだ多数は展開されていなかったわけでありまして、この防衛計画の大綱ではこういうものは考慮外にされていた兵器体系でありますから、これに対する対応の能力はしたがって現在の別表の中にはほとんどないということでありまして、これは本当に新しく備えなければいけない力であるということの御考察をお願いしたいと
特に、防衛計画の大綱を策定した五十一年のときには、まだこういうような戦域兵器あるいは戦術ミサイルですね、これはまだ多数は展開されていなかったわけでありまして、この防衛計画の大綱ではこういうものは考慮外にされていた兵器体系でありますから、これに対する対応の能力はしたがって現在の別表の中にはほとんどないということでありまして、これは本当に新しく備えなければいけない力であるということの御考察をお願いしたいと
とすると、これは戦略核ではなくて通常兵器との中間にある戦域兵器だろうというふうに言われていると思うんです。この点では、既にINF全廃条約がアジアを含めた格好で実現しておりますから、残っておるところをどうするか。 問題は、その通常兵器における管理並びに軍縮をどう実現するかでありまして、武器輸出国が既にこの地域にはかなりございます。
二番目には、現在、戦略兵器、戦域兵器についての交渉は米ソ間で行われております。御存じのように、現在世界で核兵器を持っている国は五つであります。そのうちでこの会議に参加していないイギリス、これはアメリカと協議もし合意もしておりますが、そのほかのフランス、中国につきましては核軍縮の交渉もその動きも全くないということです。
だからSS20以下の射程を持っている戦域兵器について、ワインバーガー国防長官が何と言いましても、ヨーロッパやアジアの同盟国についても防衛する、役に立つという理屈は成り立たないはずであります。ただそこが持ってそういう使い方をするというのならば話は別です。そういう使い方というのは、向こうから来るものを真正面からとめるという方法なら話は別だということであります。
この軍縮特別総会に並行して最も軍縮について真剣に考えなければならない米ソ超大国が御承知のような中距離核戦力削減あるいは戦域兵器の削減について交渉に入っておるというようなことは、やはりこの軍縮総会の空気を反映して行われておるものではないか、こんなふうに見るわけでございます。 また、各国代表のあいさつを一つずつ検討してみますと、わりあいに具体的な提言をしておるのではないか。