1953-02-19 第15回国会 衆議院 文部委員会 第10号 終戦八年間におよそ主要耕地の三〇%は単用地となり、残り七〇%も十分耕作されず、生産はきわめて不振で、戦前主要農産物であつた黒糖の、ごときいまだ二〇%しか復興していないのであります。輸出・産業の復興も三〇%以下、住宅の復興二〇%以下、教職員の待遇は戦前の五七%以下、校舎の復興は生徒一人当り〇・五坪位を目標にしても四〇%以下で、復興の前途は実に遼遠であります。 屋良朝苗