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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-03-23 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

したがいまして、国際的に、国際法上の用語として問われれば、そのような伝統的な意味での戦争、違法化された戦争と誤解されかねないような言葉を用いて戦争かどうかということは云々すべきではないと考えますので、それに基づきまして、戦死者かどうかということについて外務省としてお答えする立場にはないということでございます。

吉田朋之

2014-04-10 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号

国連憲章というのは、不戦条約流れを受け継いで、戦争違法化ということが明記されました。これはまさに今世界ルールですね。憲法九条一項はそのことを定めた上で、二項で戦力の不保持交戦権否認まで言っていると。ここに、日本国憲法国連憲章よりも高いレベルであるということが私は当然の前提だと思いますが、そういうお考えではないんでしょうか。

井上哲士

2012-05-31 第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号

一九二〇年の国際連盟規約、一九二八年の不戦条約と歩んできた戦争違法化の潮流の一定の到達点が、自衛目的を除く加盟国武力行使を全面的に禁止した国連憲章であります。憲法九条は、国連憲章が到達した戦争違法化原則を徹底させるものであり、戦力の不保持交戦権否認を定めた憲法九条二項がその具体化であります。  

照屋寛徳

2005-10-19 第163回国会 参議院 憲法調査会 第3号

この点では諸説ありますが、一つ考え方として、今日、国際法戦争違法化が進展している、あるいは戦争による地球環境破壊というものの世界的な規制ということが進んでいる、また、日本国憲法では憲法前文第二項に全世界の国民の平和に生きる権利の保障ということがうたわれ、それが国際的にも評価され、それの根拠として九条二項があるということ、また、現実問題として日本アジア諸国との関係で戦後補償問題がいまだに解決していないという

隅野隆徳

2005-04-06 第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号

国際連盟規約、そして不戦条約と歩んできた戦争違法化歴史、その到達点は、急迫不正の侵害に対する自衛の場合を除いて加盟国武力行使を全面的に禁じた一九四五年の国連憲章でありました。そして、第九条は、この国連憲章が到達した戦争違法化原則を更に一歩進め徹底させたものであると思います。武力の不行使を定めた第九条二項こそ、その具体化であります。

近藤正道

2005-02-21 第162回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号

必ずしも戦争違法化原則を貫いてはおりません。その後に日本国憲法ができ、恒久平和主義を採用いたしました。  国連憲章日本国憲法成立の間に何があったか。御存じのとおり、広島長崎の悲劇です。核の恐ろしさを人類が知って、日本国憲法ができました。夢想された憲法ではなく、現実に第七十六帝国議会の議を経て帝国憲法の改正として日本国憲法が成立し、九条も採択されたのです。  

澤藤統一郎

2005-02-21 第162回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号

十九世紀に始まった勢力均衡論軍事力均衡論に基づく軍事同盟の対立とそれによる軍拡競争、そしてその衝突というのが第一次世界大戦、第二次世界大戦という二度にわたる惨害をもたらしたということが国連憲章の根底にあるかと思いますし、一次大戦後の国際連盟の経験に始まった戦争違法化国際法歴史流れというのも、そのような軍事力均衡による平和という考え方、これを否定するところに本来立っているのではないかと思うんですね

仁比聡平

2004-11-18 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号

平和主義の問題で言いますと、やはり国際法上の戦争違法化の長い歴史というものがありまして、その中でこの一九四六年の憲法というものを見ることが必要ではなかろうかと思います。  要するに、うんと昔に戻れば、国家が戦争するということは何の疑問も持たれていなかった時代があったわけですけれども、それにルールというものが持ち込まれるようになる。

村田尚紀

2004-10-21 第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号

平和の問題では、憲法九条は、二回にわたる世界大戦の深刻な反省を踏まえまして、戦争のない世界を目指し、国連憲章に実った世界の平和の流れの中で生み出されたものですけれども、これは、日本だけでなくて世界各国に、戦争違法化方向というのは憲法原則としてかなり盛り込まれるようになっています。  

山口富男

2004-06-11 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号

その戦争違法化の中で国連憲章が作られ、その延長線上に日本国憲法が更に進めてあったと、こう理解しています。  で、あの冷戦が続いて、時々ベトナム戦争のようなこともありましたけれども、やはり第二次大戦の時期の戦争違法化という流れが様々な矛盾がありながらも枠組みを維持してきたというのが、第三次世界大戦を生まなかった一つの理由なんだろうと思うんです。  

田中隆

2004-06-10 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号

○国務大臣(石破茂君) それは戦争違法化議論を踏まえての上の御下問かと存じます。  それは、受け身というふうにおっしゃいましたが、まさしくそのとおりでございまして、国際法上において国連憲章の下におきましても許容されております自衛権行使でございます。

石破茂

2004-06-02 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号

政府参考人林景一君) 中立法というのは確かに非常に難しい問題がございまして、特に今御指摘ありましたように、戦前から戦後の国連憲章の下におきます戦争違法化時代における中立法規というものがどういうものであるのか、厳密にどういうものであるのかということについては必ずしも確立した考え方というのがあるわけじゃございません。ただ、今のその国連憲章考え方というものが、これは確立した考え方でございます。

林景一

2004-06-02 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号

榛葉賀津也君 第二次世界大戦以降の戦争違法化の現代においての現状についてはまたこの後議論したいと思いますが、若干確認をしたいんですが、昨日の防衛庁長官との議論でも、この第三国に対する停船検査、これはあくまでも、その第三国に対する自衛権ではなくて、ないけれども、日本自衛権行使としてこれをするんだというような御答弁がございました。  

榛葉賀津也

2004-06-02 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号

榛葉賀津也君 最後の質問なんですが、先ほど条約局長が、戦争違法化時代においてはというような議論をされましたが、確かに第二次世界大戦前の伝統的戦時国際法の中では中立国中立義務という形で臨検を受けなければならなかったわけですが、確かに戦争違法化になりました。

榛葉賀津也

2004-05-13 第159回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号

これから憲法前文と九条について意見を述べさせていただきますが、第一に、前文及び九条が条文化された背景には、一九二八年の不戦条約に始まる世界戦争違法化流れの中で確立されたものではないかと考えると同時に、特に広島長崎における原子爆弾の投下による教訓が大きいのではないかと考えられます。  

日高明

2004-03-17 第159回国会 参議院 憲法調査会 第4号

この間、憲法平和主義について調査をしてきたわけでありますが、私たちはこの九条というのは、戦争違法化の二十世紀流れを示した国連憲章に合致し、更に前に進めるという点で大変誇り得るものだと思っておりますし、こういう憲法を持つ日本が核兵器の廃絶とか南北問題の解決、環境破壊の防止など、非軍事の分野で様々な積極的な国際的な平和貢献をすべきだと思っております。

井上哲士

2004-02-05 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号

それは、過去をさかのぼれば、日本満州事変以来の戦争、あるいは国際連盟規約不戦条約等戦争違法化に進み出した世界国際法解釈を、全く日本独特の解釈で、あれは国際法違反でないということでやってきました。その誤りはもう明白になっております。今また、ほとんど日本の学者も国際法学者そろって、世界各国も、第一、アナン国連事務総長国連憲章根本原則に対する挑戦だとさえ言っております。

吉岡吉典

2003-12-03 第158回国会 参議院 憲法調査会 閉会後第1号

戦争違法化というのは、第一次世界大戦後本格化し、国際連盟規約戦争に訴えざることを義務付けたのに始まり、国際連盟の、私いろいろな記録を調べてみますと、国際連盟の総会あるいはその当時いろいろな国際会議や二国間、多国間の取決めの中で、戦争違法化あるいは戦争犯罪化ということが繰り返し強調されており、一九二八年には不戦条約が作られ、そして第二次世界大戦を経て国連憲章、さらに、それをより一層発展させたものとして

吉岡吉典

2003-07-03 第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第5号

それで、第二次世界大戦後の世界の世論といいますか、あるいは連合国考え方あるいはその精神というのは、やはり、戦争はやめようよ、武力行使をするときには国際連合という枠組みでやろうよ、そういう基本から国際法を、手続的にも、あるいは戦争違法化という流れもつくっていこうよと。こういうことが、その精神が抽象化されて現在の憲法前文にも書かれているだけだ、私はこういうふうに思っているんですね。  

仙谷由人

2003-06-12 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号

二十世紀をちょっと見てみますと、一九二八年に不戦条約ができて、戦争違法化が始まりました。そして、戦後になりますと、国際連合憲章ができて、国際紛争は平和的に解決する、そして二つの例外しか認めないということが世界ルールになりました。それから、イラク戦争はその世界ルールを守り抜けという声が圧倒的になりました。

春名直章