1951-10-15 第12回国会 衆議院 本会議 第4号 思うに、今日日本国民最大の悲願は、憲法の規定を待つまでもなく、再び戦乱の中に、自分をも、他人をも、世界各国民をもさらしたくない、この一点にあるのであり、国民はこの一点を講和会議に関して最も重要なる将来の方向として見詰めておるはずであります(拍手)われわれは、共産党及び一部の人々が説き立てる戦争誘発論を反駁する前に、この講和会議において現実に見た事実をもつて、そのでたらめ性をまず指摘したいと思うのであります 林讓治