1979-04-24 第87回国会 参議院 運輸委員会 第4号
たとえば観光一時訪問等で外国旅行をする方々については往復切符等の提示を求めておりますし、また、たとえば戦争花嫁のように特に外国へ永住のために行かれるというような方々については、片道の航空券のほか相手国政府の永住許可証等の提示を求めておりますので、これは片道だけの切符で旅券を発給しております。
たとえば観光一時訪問等で外国旅行をする方々については往復切符等の提示を求めておりますし、また、たとえば戦争花嫁のように特に外国へ永住のために行かれるというような方々については、片道の航空券のほか相手国政府の永住許可証等の提示を求めておりますので、これは片道だけの切符で旅券を発給しております。
第二は、豪州へ行きますと、豪州の対日感情というものは終戦後非常に悪かったのでありますが、それがたいへんよくなりましたのは、いろいろな理由がありますけれども、一つは戦争花嫁のおかげであります。豪州は御承知のとおり政治犯やその他の囚人が送られたところであって女が足らない。
戦争花嫁ですから、子供がない。多く老父母がもらっておるわけですね。従って、ここにいう公務扶助料等をもらっておった実績は、その実家に帰った嫁は持たないわけです。これらの諸君は公務扶助料に縁がなかったために、こういう法律ができても、これは自分がもらえるかどうかの疑問点があるわけです。そこで今もらえるということははっきりしてきた。
そこでまずお尋ねをいたしたいのは、嫁入りをして間もなく夫であるその軍人が戦死をした、あるいは戦病死した、この場合に、戸籍を入れた場合と戸籍を入れない戦争花嫁——お嫁に行った。いなかでは、戸籍はしばらくしてから入れる。たとえば今足入れ婚というのがありますが、そういうふうなものです。
現在のところ日本人の戦争花嫁と申しますので帰化したのはまだ三人しかないということは、全く御指摘の通りでございますけれども、これも一朝一夕にはいかないと思いますけれども、できるだけそういう方向に持っていきたいと思います。
でこの点は戦争花嫁としまして向うに行きました日本人につきましても別に特別の要件はなく、全然これと同じような要件によって帰化が許されておると、このような状況でございます。
○加藤シヅエ君 戦争花嫁として向うに渡りました女性が家庭を作っておる場合には、ぜひ向うに帰化して、永住して幸福に向うの市民として生活ができるように、多務当局としていろいろの点で保護指導を加えるようにしていただきたいという希望を私は申し上げておきます。
○加藤シヅエ君 豪州は、まあ非常に広い土地の面積に対して希薄な人口を持っておるということで、日本とは全然反対の関係にある所だと思いますが、前から日本人の移民というようなことに対しては絶対に禁止しておるということを伺っておりますが、戦後いわゆる戦争花嫁四百七十一名が豪州に渡っていて、うち五名はすでに豪州の国籍取得済みというようにここに御説明が書いてございますが、日本人が国籍を取得する場合には、どういうような
この中には戦争花嫁約四百数十名加わっておるということと、さらに、技術者の問題でありますが、潜水夫等が豪州の方の会社に雇われて行っておりますのが大体百七十二名という数字が一応出ております。 それではこまかい点は政府委員から御答弁いたさせます。