1957-10-15 第26回国会 衆議院 外務委員会 第28号
そしてこれは御承知だとは思いますが、昭和二十九年十一月には対日賠償請求権を放棄するということを声明し、また昭和三十年十一月にはサンフランシスコ条約第十六条に基く連合捕虜に対する戦争損害補償金の同国取得分を日本赤十字社に寄付した。こういうことから、日本とカンボジアの間には非常に友好的な空気がかもし出されまして、昭和三十年十二月九日でありますか、そのときに友好条約は調印されました。
そしてこれは御承知だとは思いますが、昭和二十九年十一月には対日賠償請求権を放棄するということを声明し、また昭和三十年十一月にはサンフランシスコ条約第十六条に基く連合捕虜に対する戦争損害補償金の同国取得分を日本赤十字社に寄付した。こういうことから、日本とカンボジアの間には非常に友好的な空気がかもし出されまして、昭和三十年十二月九日でありますか、そのときに友好条約は調印されました。
カンボジアは、昭和二十四年独立国の地位を獲得して以来、終始一貫してわが国に対し友好的態度を示しておりまして、なかんずく、一昨年には、対日賠償請求権を放棄することを声明し、また昨年には、連合国捕虜に対する戦争損害補償金の取得分を日本赤十字社に寄付する旨を申し出る等、その外交の基調を不変の親日政策に置いるいることを表明しているのであります。
カンボジアは、一九四九年十一月八日のフランス・カンボジア条約によって独立国の地位を獲得して以来、終始一貫してわが国に対する友好的態度を示してきましたが、なかんずく、昭和二十九年十一月には対日賠償請求権を放棄することを声明し、また、昭和三十年十一月にはサンフランシスコ条約第十六条に基く連合国捕虜に対する戦争損害補償金の同国取得分を日本赤十字社に寄附する旨を申し入れ、その外交の基調が不変の親日政策にあることを
カンボジアは、一九四九年十一月八日のフランス・カンボジア条約によって独立国の地位を獲得して以来、終始一貫してわが国に対する友好的態度を示してきましたが、なかんずく、昭和二十九年十一月には対日賠償請求権を放棄することを声明し、また、昭和三十年十上月には桑港条約第十六条に基く連合国捕虜に対する戦争損害補償金の同国取得分を日本赤十字社に寄付する旨を申し入れ、その外交の基調が不変の親日政策にあることを内外に
(拍手)また、最近、さらに、サンフランシスコ条約の第十六条に基きまして、中立国に存する戦争損害補償金のカンボディア王国の取得分を日本赤十字社に寄付する旨の表明を得たのでございます。