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54件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1978-06-06 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

このようにして核・ロケット装備は、特にわが国にとり戦略戦術二重に戦争抑制たる働きをするのである。」そして「核をもてば核を呼ぶのではなくて、かえって相手核攻撃を抑制する。相手が核をもっている以上、こちらも核をもたねば、完全な防衛は今日期待できないということを、戦略戦術面から論じた。」さらに最後には、「核対応研究訓練に瞬時も油断があってはならない。」

上原康助

1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号

ところが、第二次大戦以後、世界各国国防政策はその情勢を改めまして、すべて戦争を抑制する、戦争を起こさないようにする、そのための軍事同盟でありそのための国防政策である、あるいはそのための核戦略である、かように情勢が変わってきておりますので、この戦争抑制という基本的な防衛理論、あるいは哲学的な考え方を無視いたしましては、現在の非常に複雑にして地域的に段階の差のある最近の国防政策を論ずることがむずかしくなるのではないかと

久住忠男

1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号

したがって、戦後、先ほど申しましたように、この軍備に対する、国防政策に対する考え方各国とも変わってまいりまして、いわゆる戦争抑制力として、戦争が絶対にその国に起きないように、その国が戦争の原因をつくらないように軍備あるいは自衛力といったようなものを持つということが、世界のどの国でもほとんど支配的な考え方に変わってきたのであります。

久住忠男

1964-12-02 第47回国会 衆議院 予算委員会 第4号

核実験の結果というものをば過大に評価することは、いたずらに国民に不安を与え、かえって私は危険ではないかというようにも考えておるわけでございまして、われわれは日本既定方針として核装備をしたい、核兵器持ち込みも許さないというような、あくまでも日米共同体制を堅持するというたてまえにおいて、日本としてのこれに対する措置というものはできないのでございますし、また先ほど来申しますとおり、あくまでも核は戦争抑制兵力

小泉純也

1964-12-02 第47回国会 衆議院 予算委員会 第4号

小泉国務大臣 日本としては核戦力を持たない、先ほどから申し上げておりますとおり、核はあくまでも戦争抑制兵力であって、核はアメリカ依存をしておりまして、そのアメリカ責任者記者会見において、当面中共核実験に成功をしても、アメリカ核戦略に何らの変更をする必要はないと言明をいたしておりますので、それに信頼をいたし、われわれもそういう観点に立っておるのであります。

小泉純也

1964-10-26 第46回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第5号

ただ前から委員会等においても私が申し上げておりますとおり、核装備はいわゆる戦争抑制兵力であるというような私ども考えをしておりまして、日米共同防衛体制のたてまえから核はアメリカの力に依存をし、日本としては中共核実験が行なわれましても、いままでの方針を何ら変えることはない、やはり日本としては核装備をしない、核兵器持ち込みには反対という既定方針は、中共核爆発実験がありましても何ら変わるところはないのでございます

小泉純也

1964-10-06 第46回国会 衆議院 予算委員会 第22号

これに関連いたしまして、日本としてどういう態度をとるべきかという御質問のようでございますが、元来、核兵器戦争抑制力としての効用があるものとわれわれは考えており、日米共同防衛体制のもとにおいては、核兵器アメリカ依存をして日本国防をやっておるというのが、いままでのたてまえでございます。

小泉純也

1964-06-22 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第48号

いま防衛生産国産化に関する御意見がありましたが、これは、防御の最も重要なる戦争抑制勢力になるのに、防衛生産力育成が、一番重要なる要点であると思うわけであります。そういう点から見て、いまの防衛庁の防衛生産育成体制というのは、戦前と違って非常に脆弱になっているわけであります。陸海軍の工廠もございませんし、結局民間によっているわけであります。

保科善四郎

1963-07-04 第43回国会 衆議院 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号

この日米安全保障条約義務遂行上、あるいは極東における戦争抑制上、その重要なる抑制力として、第七艦隊極東方面に遊よくをしておるわけであります。この第七艦隊の最も重要なる兵力はこの原子力潜水艦である。これは、御存じのとおり、すでにいまは原子力潜水艦の時代である。原子力潜水艦に対する研究訓練を行なわなければ、日本海上自衛隊海上自衛目的を達成することはできないと私は思う。

保科善四郎

1963-06-11 第43回国会 衆議院 外務委員会 第24号

したがいまして、西独あたり考え方は、米軍に駐留してもらっていることが一つの大きな戦争抑制になるのだ、米軍に対する攻撃米ソの直接武力衝突に発展する、それは共倒れを意味するような米ソ全面戦争に拡大するおそれがあるのだというようなことから、この世の中で最も起こりにくい戦争、それは米ソ間の武力衝突、さらに米ソ同全面戦争だということがはっきり言えるわけであります。

関野英夫

1961-05-31 第38回国会 参議院 内閣委員会 第32号

国務大臣西村直己君) 大きな兵器は、もちろん大きな兵器なりの大国間の戦争抑制力としての意味があると思います。と同時に、ケネディ国防教書等にもその思想が現われておりますが、同時に、その他の補給、修理、いろいろな面におきまして、また局地戦におきましても、時と場合によれば、わが防衛力が十分でない段階での戦争体形も、あるいはあり得るかもしれません、局地戦において。

西村直己

1961-04-24 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第29号

あなたもここで答弁されていますが、今日の日本自衛隊というものは、これは戦争抑制力ですね。しかもこれが、あなたの方ではこういうように言われているのじゃないですか。アメリカの軍隊と一緒になって、世界戦争に対する抑制力の一半を担当しているのだ。こういうようにあなたの方で言っているじゃありませんか。私の言い分は間違いですか。

横路節雄

1961-04-13 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第24号

特にケネディ大統領のこの国防に関する教書等に現われているこの思想から見ましても、よほど大きい観点から戦争抑制に乗り出すような機構の改善というものが、これは大へん必要になってきているのではないだろうか。これは金がかからずにできることですから、ぜひこういうようなことについても私は総理大臣にお考えを願いたいと思うのでありますが、この点に関する総理大臣の御所見を一つ伺っておきたいと思います。

保科善四郎

1961-04-13 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第24号

ことにこれから長期第二次防衛計画を作り上げまして、ほんとう戦争抑制日米安全保障条約を基幹として乗り出すということになりますれば、特に国民の御理解を得て、協力のもとに、これから激化する間接侵略等に対して対処するということは非常に重要なことだと思いますが、この国民理解を得る面において、総理大臣はどういうような構想を持ってこういう問題に対処されようとしておられるか、これは非常に重要なことだと思いますので

保科善四郎

1961-04-11 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第23号

そこで私は長官にお尋ねしたいのですけれども、この自衛力というものの概念と関連を持ってくるわけですが、自衛隊を持つという考え方の中には、もし侵略が行なわれたらこれにどう対処するかということが一つあると同時に、いわゆる戦争抑制力といったような働きをも持たせるのが、世界通念だというふうに言われておる。

石橋政嗣

1961-02-28 第38回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

要する  ICBM等をいろいろ持っておること自体は、一つの大きな世界戦争抑制力になるということは、私どもも認めるわけであります。問題は、先ほどの私の受け取り方は、局地戦日本に起こった場合において、核兵器現実にそれを国内的に支援するかというような場合においては、これは安保条約上の一つの大きな重要事項になる、こういう意味で申し上げたのであります。

西村直己