1947-09-16 第1回国会 参議院 司法委員会 第21号 尚十五名の戒護看守を應援に出しまして、現地で刑務所首脳職員と打合せ、又檢察廳とも協議をいたしまして、警備態勢の整うのを待つて、首謀者の檢擧を開始する方針を立てたのであります。その當時の協議といたしましては、その晩はそのままといたしまして、翌日を期して取調べに掛つて貰うという方針でありましたが、その翌十日朝三時頃、宮原他八名、全部で九名の逃走事件を惹起いたしたのであります。 岡本善一