1990-04-24 第118回国会 衆議院 予算委員会 第15号
○日吉政府委員 我が国防衛力整備の基本につきましては、私たちは一般的、包括的に、限定的・小規模侵攻に対しまして原則として独力で対処し得るような防衛力という表現で御説明を申し上げているわけでございますが、シーレーン防衛につきましても、我が国は各国と貿易をしており、特に輸入物資を海外に仰いでいるわけでございます。
○日吉政府委員 我が国防衛力整備の基本につきましては、私たちは一般的、包括的に、限定的・小規模侵攻に対しまして原則として独力で対処し得るような防衛力という表現で御説明を申し上げているわけでございますが、シーレーン防衛につきましても、我が国は各国と貿易をしており、特に輸入物資を海外に仰いでいるわけでございます。
その際、最も重要な我が国防衛力整備の基本的な考え方、防衛政策を考えるに当たっての基本的な態度についてお伺いをしたいと存じます。 総理にお願い申し上げたいのですが、現在の激動する国際情勢の中にありまして、我が国の安全保障政策、防衛政策につきましてはこれまで以上に総合的かつ現実的にならなければならないと私は考えております。
初めに、私は、我が国防衛力整備の基本にかかわる「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画の関係についてただしてみたいと存じます。 総理、政府は、一九七六年十月に、ポスト四次防として基盤的防衛力構想という新しい考え方を取り入れた「防衛計画の大綱」を閣議決定いたしました。
我が国防衛力整備の基本方針でございますが、前から申し上げておりますように、平和国家の理念に基づきまして、専守防衛、外国に脅威を与えるような攻撃的兵器を持たない、そして基盤的防衛力整備の方針を基本にして、「防衛計画の大綱」あるいは現在やっておる中期五カ年計画の実施に努力しておるというのが考え方でございます。
同時に、米国の対ソ戦略の一端を担い、三海峡封鎖、北方前方防衛及び洋上防空など、戦略、作戦を遂行する危険きわまりないものであり、専守防衛を本旨とすべき我が国防衛力整備の限界をはるかに逸脱した憲法無視の自衛隊増強路線と断ぜざるを得ません。 加えて、自衛隊増強にとどまらず、日米防衛協力の一層の進展に伴い、在日米軍を初め米極東戦力はますます強化される傾向にあります。
○加藤国務大臣 F1後継機の今度の機種選定は、我が国防衛力整備の中でも非常に大きな決定、大きな機種選定になるだろうと思います。その意味で、委員御指摘のとおり視野を広く持ち、そしてあくまでも公正かつ適正という信頼感を国民の皆さんから得られるように、しっかりと選定するように指導していきたいと思います。