1992-02-28 第123回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
では、そのかけがえのない我が国周辺漁場はこの四年間どんな状態だったのか。漁業者が資源管理型漁業の実現のために操業規制、減船など大きな犠牲を払いながら努力している一方で、韓国漁船は悪質な不法操業によって北海道から西日本に至る海域で資源を荒らし続けてきました。
では、そのかけがえのない我が国周辺漁場はこの四年間どんな状態だったのか。漁業者が資源管理型漁業の実現のために操業規制、減船など大きな犠牲を払いながら努力している一方で、韓国漁船は悪質な不法操業によって北海道から西日本に至る海域で資源を荒らし続けてきました。
海洋水産資源開発促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 近年、国際漁場においては我が国漁業に対する制約が著しく強化され、我が国周辺漁場の重要性が一段と高まっている。しかしながら、周辺漁場の資源状況は総じて悪化傾向にあり、このため、水産資源の積極的増大とともに資源管理型漁業の確立が緊急の課題となっている。
今回お願いしております改正二法につきましてもそういう観点からお願いをしておりますけれども、一つはつくり育てる漁業、いわゆる資源管理型漁業、きのう来申し上げてまいりましたが、これを一層推進をして、そして活力ある漁村の建設をさらに推進をしよう、二つは主体となるべき漁協の経営基盤の強化と水産物の需給の安定化、こういうことを柱にしながら我が国周辺漁場の振興に努めてまいりたいという考えでございます。
我が国周辺漁場における資源状態を考えますと、より広い範囲でこのような仕組みをベースにした、あくまで自主的な資源管理のための関係漁業者間の合意形成というものを図っていく必要があるであろう、こう考えております。決して私ども行政が関与するといいますか権力的にこの協定制度に介入をしていくという意図を持っているものではございません。
海洋水産資源開発促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 近年、国際漁場において我が国漁業に対する制約が著しく強化され、これに伴って、我が国周辺漁場で操業する沿岸・沖合漁業への期待が高まっているものの、この水域の資源条件は総じて悪化傾向を強めており、このため、資源管理型漁業の推進が緊急の課題となっている。
しかし、我が国周辺漁場における資源は悪化し、漁獲不振は長期化しております。二百海里内の限られた資源・漁場を有効に、しかも永続的に利用していく体制を早急に確立することが最大の課題となっております。このため、漁場の整備開発と栽培漁業の推進に今後一層努力していくことが必要であります。
しかし、我が国周辺漁場における資源は悪化し、漁獲不振は長期化しております。 二百海里内の限られた資源・漁場を有効的に、しかも永続的に利用していく体制を早急に確立することが最大の課題となっております。このため、漁場の整備開発と栽培漁業の一層の推進、いわゆる畑づくりと種づくりが今後さらに積極的に推進されることが必要であります。
○林ゆう君 一方、遠洋漁場の縮小に伴いまして我が国周辺漁場の重要性が増大しているところに対応いたしまして、その整備開発を図るためのマリノベーション構想の推進が当面漁業政策の大きな課題となってきております。 ところで、最近、いわゆるウオーターフロント計画の名のもとに、人工の島やリゾート施設の建設など、漁業以外の利用を目的とする沿岸域開発の機運が急速に盛り上がってまいりました。
こういう中で我が国周辺漁場への依存の度合いがどうしても強くなるわけでございますが、特に日本海等におきましてはこれに加えて資源事情も悪化をしてきておるというようなことで、さらに一層その方面の水域では漁業経営が苦しくなっておる、そういう事態と認識をいたしております。
よつて政府は、我が国周辺漁場の整備開発を促進するとともに、本法の施行に当たつては、左記事項の実現に努め、国民食料の安定的確保と漁業経営の向上に万遺憾なきを期すべきである。 記 一 栽培漁業の現状にかんがみ、種苗の適切な生産・放流・管理を通じその振興に努め、沿岸漁場の活用を図るとともに、栽培漁業の推進に当たつては、関係漁業者等の意向が適切に反映されるよう措置すること。