1950-04-13 第7回国会 参議院 農林委員会 第24号
これが立てられました当初の狙いは、勿論御趣旨のようなことで立てられたわけでありまして、当時すでに状況は今日と若干違つておりましたけれども、畜産物を増産することによつて、一つには我が国の食糧問題をそれによつて解決して行くという狙いは勿論あつたわけであります。
これが立てられました当初の狙いは、勿論御趣旨のようなことで立てられたわけでありまして、当時すでに状況は今日と若干違つておりましたけれども、畜産物を増産することによつて、一つには我が国の食糧問題をそれによつて解決して行くという狙いは勿論あつたわけであります。
我が国の大体十倍というふうに考えればいいと思います。この十倍の電気を発電いたしますのに、従業員は約二十七万八千と申されております。我が国におきましては大体十四万なにがしでありますから、倍足らずの人が約十倍の電気を動かしておる、こういうような実情でございます。
我が国の牧野の改良が識者によつて叫ばれ出したのは明治以後のことでありますが、昭和六年に至り初め牧野法が施行されるに至り、この法律によつて牧野の改良が制度化され、国の助成政策によつて改良が促進されたのでありますが、この法律は、牧野用施設に関して改良事業を行うことを目的とした強制設立、強制加入制度を伴う牧野組合に関する事項を骨子としたものであり、現下の農業協同組合の整備等に伴う新情勢に即応しないものとなつたのであります
いわゆる追放関係が、今日そのまま職に留まつておる、こういうことになるのでありまして、これは検察庁の非常に重大なる問題にもなりまするし、我が国の今後の民主化の上にも非常に差支えることになつて参るのであります。
こういうふうなものを現在我が国の経済再建の途上最も重要な時期に実施するということは、これはもう非常に不適当なものである。そういうふうな感じが強いのです。今申しました点におきましても大臣からその点を納得の行くように伺いたいと思います。
だけれども一時我が国の経済が混乱した状態にあつてインフレが高進しているそういつたときには、闇の所得で非常な厖大な收益を上げて贅沢三昧をしている者がある、そういつたときにはこれらに対して、或る意味における制裁的な点も考慮の中に入れて、遊興飲食税をかけていいと私は思うのですが、政府はこのインフレの收束に非常な努力をされて、それこそ画期的な方策を用いて今日二十四年度予算を実行された結果、ほぼその目的を達成
ですから要保護者関係に関する限りにおいては、この整備された訂正案の運営の下に民生委員の機能を積極的に活用されて、適正妥当なる方式において、我が国社会事情に即応した援護をさすべきであります。勿論民生委員自身も、今日までの功罪に対しましては十分なる反省と、人格識見の向上と、職務に必要なる技術及び知識の修得に、一段と努めなければならんことは申すまでもないのであります。
これは結構なんですが、併しそのために戰爭の生んだ特別の現象として未亡人が我が国には沢山いるのですが、その対策としては却つて弱体になつているようなことがないか。生業扶助、それから教育扶助、住宅扶助などについては、特に特別に留意が必要であると思います。
近藤教授はそういう点、どういうふうに我が国の、いわゆる健康にして文化的な最低生活の水準とは如何なるものを言うかということについてどうお考えになりますか。且つ又その水準の発見の方法は、如何にすればそういう水準を求められるか、調査の方法等につきましてお考えがあれば承わりたいと思う。
本法においては、我が国の現状に鑑み、建築士を一級及び二級に分けておのおのその適当な職分を受持つことができるように配慮しておりますから、この心配は少いのでありますが、更に附則において、現在の有資格者に対しては暫定的に試験を用いず、選考によつて免許を与える道を開いております。
何故ならば、旧来我が国のいわゆる大工さんは親代々大工をやつておる家が非常に多いのであります。私は特にその一つの実際の例でありますが、そういうところは生れ落ちるから大工をやつておりまして、これは一人前になつて大工を始めるときには相当の腕を持つておるわけであります。そういう人を七年以上も経たなければ二級試験を受ける資格がないということは、これは決して日本の現状には即しない。
更に進んで固定設備の購入代金が課税標準から控除されますが故に、現下の我が国経済にとりまして最も必要な産業の有機的構成の高度化を促進するという効果も期待できるわけでございます。又附加価値税は、農業、林業及び鉱物の採掘、採取の事業には、非課税の取扱をいたしております。その理由は、農業、林業は固定資産税の関係、後者につきましては、鉱産税があるからであります。
第二号から第六号までは、いずれも貿易の振興のために欠くことのできない事務でありますし、広く我が国の経済事情を相手国へ、又相手国の経済事情を我が国に伝えると共に、個々の貿易取引につきましても、種々の便宜を図るという趣旨であります。第七号の旅行に関して便宜を供する事務も、又直接間接貿易の振興に寄与するものであることは言うまでもありません。
日本の国際社会復帰への第一歩を印するものとして、本法案は極めて意義あるものでありまして、我が国にとりまして誠に喜ぶべきことであると思われるのであります。 以上が提案理由の大要であります。何とぞ愼重御審議の上、御採択あらんことをお願いいたします。
○政府委員(倭島英二君) 直接にとり得る対策は、実は従来も在外公館がございませんので、直接の適切な方法はとりにくいのでありますが、今申上げましたような啓発をやるということと同時に、最近ブラジル、その外ペルーでもアルゼンチンでも、向うの方から経済関係等を利用して、或いは親族の訪問というような形で、相当人が我が国を訪問することができろようになりまして、そういう方々は大体或る地位の人でありますし、その人達
先程町村委員かちも、希望であり質問のようなことがあつたのですが、これでありますと、如何にも折角新らしく作る開発庁が、予算権も実施権も持たないというようなことで、而もその計画は、如何に立派な計画がここで樹立されるかは知りませんが、その計画がそのまま間違いなく実施されるところに問題があるのであつて、立派な計画を樹立したといたしましても、ばらばらの機関がばらばらに行うというようなことでは、恐らく私はやはり過去我が国
○証人(伊藤鑛壽君) 側面から警察活動の一部分を御協力申上げるというような形になつておりますが、この防犯事業と申しますものは、捜査とは全然違いまして、未然に犯罪を防いで、殊に終戰後秩序の紊れた我が国の保護指導と申しますのは、ひとり防犯活動以外にないというところからできたところのものです。
終戰後我が国は低賃金政策は取らない、それはダンピングの原因となり、戰争の原因となるというのでありましたが、現在の吉田内閣となつて、このことは全く忘れ去られております。炭鉱における低賃金の結果はどうなつているかというと資金を投じ、機械化を促進するよりも労力を使つた方が安上りだというので、機械設備の復旧改善は停滞し始めております。
先に第五国会において制定されました都道府県の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律は、一昨年三月、警察法が施行せられ、我が国の警察制度が国家地方警察と自治体警察とに分離した際、警察の用に供されていた都道府県所有の財産及び物品のうちで、国家地方警察に必要なものは、都道府県が無償で国に讓渡すること、及び警察法施行の後、昭和二十三年六月三十日までに国家地方警察の用に供するため、都道府県が取得した財産及
私は適正なる基準賃金が決められることを期待いたしておるのでありますが、何分にも我が国の石炭は外国の石炭に比ベまして相当高価にあるのであります。石炭企業の合理化をいたしますことは、我が国産業復興に最も必要な点でありますので、昨年来企業の合理化のために、見返資金から三十社に対しまして四十億円程度の融資をいたしております。
第三は、受験資格に建築と土木の学歴のみを考慮し、衛生、工学、機械、電気等を除外した理由いかんという点に対しまして、我が国の学校においては、基礎学科である構造力学は、建築においても土木においても共通に修得せられ、また実務経験者においても、この両者は相互に交流する場合が多く、爾余の学科では建築物の質を確保するという学科に対し必ずしも十分でないから、受験資格より除外した旨の答弁があつたのであります。
○島村軍次君 我が国では初めての試みでありますので、実際の運用については相当注意を要するものではないかと思うのであります。設備或いは競技のルールの決定等に対しましても慎重にやらなきやならんし、又この公正を期するというようなことは極めて重要なことだと思うのでありますが、そういう問題に対しての用意があるどうかという問題について、議員の発案でありますが、一つ通商産業省の御意見を承つて置きたいと思います。
申すまでもなく我が国の住宅難は極めて深刻であり、なかんずく都市の住宅難は終戦後四カ年半を経た今日においても依然として緩和をされず、国民生活の安定上放置することを許されない状態であります。これが解決は政府の最重要課題の一つとなつております。
今や我が国の食糧政策が根本的に転換を要求せられまして、その結果一歩誤まりますれば農村は一大危機に立つことは私が申すまでもございません。
その二は、我が国は総司令部の好意ある措置によりまして近くモナコの国際水路局に加盟の予定でありますが、加盟国は国内における水路に関する資料及び情報を提供交換いたしまして、航海の安全に協力しなければならないのであります。従いまして、これらの資料及び情報を入手し、これを公表するための基礎的制度を確立する必要のあることであります。
我が国の状態が他国を救うだけの余裕が若しあるならば、これは先ず以て米国政府の救助を受けないようにすべきであつて、その救助を受けておるにも拘わらず他国に対して、殊に中国に対して、たとえ今日までの関係或いは将来の関係が非常に密接で、又善隣の誼を盡すべき日本といたしましても、他国の援助を受けておる今日において、他国に対して救済の途を講ずるだけの余力は現在ないのであります。
大体におきまして私共本法のこの精神をよく活かして適用いたしまするならば、少くとも現状の我が国におきましては、六百万人及至八百万人の適用者が、いろいろな数字的統計であるように推察しておりますが、政府はこの改正法案の適用の範囲を、この法の精神に副いまするならば、どのくらい増加するというお見込を持つておられますか。その点を伺いたいと思います。
恰も英国のそれのごとく、保守党で以ていろいろ口を切つて貰いますることは、甚だ不思議な対象と申しますか、奇縁と申しますか、我が国もそれにならんとするようで、私も大変多とするものでございますが、この我が国の現状から見まするというと、私共生活保護法の劃期的改正、先ず公的扶助の面から口を開いていこうということをいたしました所以のものは、元来これは国家予算でやり得ることでありまして、保険料徴收、被保険者に負担
いたいのでありますが、最前問題に出ました国民生活の最低水準とはどういうものを言うか、この基本的調査ができませんと根本問題の解決がつかんのでございますが、生活扶助の基準に関しますることをいろいろ我々は法律に明記せよというのでありますが、或いは審議会を作れという意見もあるわけで、いろいろ又政府の方にもお考もあり、御理由あろうと思うのでありますが、そういう法律上に謳う謳わんは別個といたしまして、何といたしても我が国
我が国でやらして頂きます場合でもそうしたエンジンと車体とのバランスを破るとか、若しくは障碍物的な競走は一切やらせないとかいうことによつて危險率は余程低下せしめ得るものと想定しておりますし、現に試驗的に各地でいたしましたのでは、実際の事故としては落ちて鎖骨をちよつと折つたという人が一名あつただけでございまして、よく映画等で誇大に示されているああした事柄は試驗でいたしました場合にはございませんでありました
併しその方がいいからというので、そういう形態に持つて行くことはあつてはいけない、いいから又そうあるべきだという御意見もあろうかと思いますが、私共は今日の立場からいいまして、最近の特別法に盛られまする委員会制度というものは、これは最近終戦後におきまする我が国の特別法のあり方が、だんだんこういうことになつておるのでありますが、只今御指摘のような各地方行政官庁の独立の権限において、権力的操作をなすことはいけないのでありますから
北海道開発法案と首都建設法案の内容におきまして、一方が憲法第九十五条の住民の投票によらないことになつておるにも拘わらず、この法案はこれを予定しておるということについての差違についての御質問と存じますが、北海道開発計画を樹立いたしまして、これを実行いたしますのは、我が国の経済の復興なり、或いは人口問題の解決を目的といたしまして、これに必要な総合的な計画を立てまして、これを北海道において国の事業として実施
貴金属、特に金は戦後の今日におきましても、国際決済の最も重要な手段となつておりますことは御承知の通りでありますが、我が国の経済が今後真に強固な安定の基盤を確立し、自立と復興の目標に到達し得るためには、国際貿易の恢復、拡大と、国際收支の均衡を実現することが最も緊要であることは申すまでもなく、又将来我が国が国際通貨基金に参する場合のこと等を考えますれば、我が国の経済において貴金属の果すベき役割は、今後ますます