1951-05-17 第10回国会 参議院 運輸・地方行政連合委員会 第1号
○政府委員(甘利昂一君) 第一の御質問の点についてでありますが、従来我が国は相当の海運国でありましたので、特に大型船に関する試験研究施設は国にもありますし、大きな造船所には一部持つておる所もあります。
○政府委員(甘利昂一君) 第一の御質問の点についてでありますが、従来我が国は相当の海運国でありましたので、特に大型船に関する試験研究施設は国にもありますし、大きな造船所には一部持つておる所もあります。
従つて我が国においては従来とも一部の人が、特に有識階級と申しますか、金持の階級の人が自分のモーターボートによつてこういう競走を随分古くから開始しているのでありまして、若しこれらの競走によつてエンジンなり小型舟艇の改造ができるというなら、現在までにおいても相当されてなければならんはずでありますが、いろいろその原因を調査して見ますと、やはり一般の民衆のこういうものに、特に船に対する或いは海に対するそういう
併し我が国の場合には国民がこうした行為、賭博に類した行為を非常に好む国民だからやるのだと言われるようなふうの解釈のできる説明があつたようなのですが、そうなのでございますか。
これが船腹増強対策の進行模様でございまして、我が国の造船の能力からいたしますると恐らく本年の秋から冬の初めにかけまして、只今船台に載つております船が逐次進水いたしますると兵に、能力の過剰を訴えまして次の新造ができ得る事態になる、その時期にはなんとかしてもう一度、七次の後半というふうな言葉で呼ばれておりまするが、そういうような造船計画を実現しなければならないと考えておるような次第でございます。
我が国海運も連合国軍の好意により漸次定期貨物船航路の就航も許容せられ、すでに沖縄航路、バンコツク航路、南米航路、印度、パキスタン航路が許可され、近くニューヨーク航路も許可される模様でありますが、これら定期航路においては外国の定期航路事業者と公正な競争を行うべきであつて、運賃値下げその他の不公正競争方法は巌に戒めなければなりません。
○説明員(辻達夫君) 電気自動車につきましては本制度は昭和二十四年からとりました次第でございまして、何と申しますか我が国における普及が極めて最近のうちに属しまして、これに関する技術等もどちらかというと全般的に不馴れ存状況でございますので、一応現在までの段階ではすべての技術者を検定にかけるという制度になつておるわけでございます。
又我が国において他にこういう一つの立法体制が過去において認められたかどうか。この点について先ずお伺いいたしたいと思います。
我が国におきましての動産抵当は、御説明のとき申上げましたように、船舶の二十総トン以上のものについての例、又農業動産信用法によりまして、農業動産についてその動産抵当を認めております。
言うまでもなく、畜産の振興は、家畜衛生、なかんずく家畜伝染病の予防をその基本條件の一とするものであり、この点に鑑み、我が国におきましては、つとに法律の定めるところにより、家畜伝染病予防の基本方策を定め、努力が払われて参つたのであります。
○委員外議員(藤野繁雄君) 私などは我が国の再建の土台というものは市町村の確立にあると考えるのであります。而して市町村の財政の確立は我が国再建の根本であるのでありますから、市町村の基本財産を増加し、我が国再建の確立することについては最も力を入れなくちやできないということを考えておるのであります。どうかできるだけ材料を出して頂きたいと思うのであります。
○政府委員(草葉隆圓君) ユネスコの分担金についての御質問でございますが、憲章の第九条第二項によりまして、この六月の第六回総会において幸いに加盟が承認可決されますると、一九五一年及び五二年度におきまする我が国の仮分担金の負担率が決定すると想像される。
この六月に執行委員会、総会が開かれまする際に、我が国の加盟が承認いたされますると、直ちに憲章の規定に従いまして、署名並びに受諾の寄託を行なつて、正式加盟の手続をとつて行く所存でございます。従来殊に本委員会の皆さんがたはユネスコ議員連盟等を御結成になつて、ユネスコの活動に対しましては十分中心となつて御協力を願い、又国内におきましても澎湃としてこの熱が上つておりまする際でもございます。
なお多数の医学生を教育しておられます各位から、現在の我が国におきまする医師の適当なる数と申しますか、或いは医師がすでに過剰傾向にあるのではないかという説もありますので、そういう傾向の有無等につきまして御証言を願いたいと思うのであります。
少くとも十年間における我が国の経済の進展は相当なものがあると、かように考えて行きたいと思つております。現在置かれております国の貧困の情勢はここ四、五年後には相当飛躍するであろう、そうなければならないものである。かような観点を持つ上において、国家の前途は洋々たるものと考えておるのでありますから、(笑声)千九百億の予算はさまで厖大なものではない。
併しながら我が国最近の社会情勢を見まするに、国民の一部には、司法の重大な使命を十分に理解せず、或いは裁判所における審理を妨害し、或いは裁判所の権威を全く無視した行為に出る者をも生ずるという遺憾な状態であります。若し、これをこのまま放置するときは、裁判所の威信を失墜し、遂には司法の機能に重大な障害を生ずる慮れなしとしないのであります。
食料品につきましては、その実施機関として、輸出食料品検査所を東京に置き、小樽、横浜、静岡、神戸及び門司の五カ所にその支所又は出張所を設置しているのでありますが、最近における我が国輸出品に対する海外の批判に鑑みますと、輸出品の検査を一層強化する必要があるのであります。
それでまあうんと研究して学の薀奥でも究めるような人はそういう教育をするとして、国民の七五%も占める一般の大衆に対してはともかく早く役に立つ技術を身につけるような、そういう手取り早い教育をやるのが、我が国の国民経済からいつてもぴつたりして、産業の進展にも寄与するのだ。そういう教育方針をとつてやられたほうが職業教育は振興するのだ。自立経済にも寄与できるのだ。
その問題につきましては先ほどもちよつと申上げたのですけれども、我が国の今までの教育というものは、単に健康にして立派な社会人を作るというだけであつたのでありす。教育の目的はその人の自己の発展ということ、社会人としての立派な意識、経済生活の単位としてのその人の能力を見付け出し、それを伸すということにあると思うのであります。私はさように考えております。
そうして問題は、引揚促進がかかる状態に解決を見ないという立場から、昨年御承知の衆参両院の決議を以て国連にこれを提訴し、そうして昨年十月には我々の代表を三名国連総合にオブザーバーとして派遣するというような結果になり、国連においては我々の願いを容れてもらいまして、直ちに国連の中に特別委員会を設けまして、抑留の日本人、ドイツ人の送還問題の解決に当るというような、誠に嬉しい結果まで招かれたのでありまして、近く我が国
最後に、これは最も重大なことではありまするが、果して強制医薬分業と申しますものが国民の利益になるかどうかという、この三つの観点から私どもはこれを考察いたしたいと思うのでございまするが、終戰後まだ問もない今日でございます、経済状態の逼迫しておる我が国といたしましては、この第三番目の、国民の利益関係にどういう影響があるかということを主として現実の面において考えまして、ここれを判定する必要があると私は考えておる
併し同じことでありまするから、どちらがこの原則を忠実に立派にやつて行くことの可能性が多いかというと、どうしても我が国の国情から申しますと、アメリカや何かと違いまして、常識のほうを発達させて、それがよくなつてから実施するというのでは、どうしても遅くなる。
併し過去私の長い経験から考えましても、今まで数十年間旧体制で、つまり今までの医者が薬を出して来たというようなこの医療体系におきましても、十分我が国の医療は向上を示して今日に至つておると私は思うのであります。これが併しながら医者が薬を出すことができない、薬剤師が薬を出さなければならんということで、どんなくらい一体飛躍するでありましようか。
即ち委員会は法規の要求するところを実際の申請に適用するに当りましては、我が国の現在の経済力、又は放送事業者の財政状況とか、現在一般に普及しておる受信機の性能の点などをとくと考えました上で、差当り日本に幾ばくの放送局を免許することが実情に適すると認めるかという放送局のおよその数とか、これを中央にのみ偏在せしめないで、成るたけ地方に分布させたいという要求とか、そういうようないろいろなことを総合して考慮するという
近年我が国の沿岸漁業はいわしの不漁問題を初め水産界にさまざまな問題を生起しており、漁民の死活問題、国民の蛋白油脂給源としての水産漁獲物の問題がやかましく論議されているが、漁民の指導、水産業に関する諸施策の問題は、勿論飽くまでも科学的研究を基礎とすべきであることは申すまでもないのでありまして、それにしては現在のこの水産研究所の組織、経費等を見るに、如何にも不備不徹底なものがあると思われるのであります。
次に、失業対策審議会は、昭和二十四年三月、当時の急迫した失業事情に対処するために失業対策閣僚会議に替えて急ぎ設置したものでありますが、我が国の失業問題の解決は、その根本対策たる雇用量の増大という見地から、財政、金融、産業、貿易等、各分野にわたる総合的施策を樹立する必要があるばかりでなく、失業者の救済対策につきましても、一般社会保障的各種政策との総合的な調整を必要とする状況にありますので、これらの事項
我が国の加盟手続の成行ということにつきましては……。
○矢嶋三義君 私は幸いにユネスコ加盟が承認されて、そうしてユネスコ運動が我が国において強力に推進されることは非常に喜ばしいと思うのでございますが、その前提条件としては先ほどから国内態勢の問題が出ておりますが、国内態勢をどうするかということにつきましては、配付されました資料に随分他国の例もずつと出ているようでございます。
○政府委員(西村熊雄君) それから我が国の加盟申請の手続をとりましたあとの経過につきましても、同じ説明書の十七頁以下に詳しく挙げて書いてございますが、改めて簡単に申上げますと、昨年の十二月に連合国総司令部は我が国がユネスコに加盟することに対して異議を持つていないという通知がございました。
御承知のごとく我が国の警察は、昭和二十三年三月施行されました警察法によりまして根本的に改革され、警察運営の民主化とその地方分権を主眼とする民主的警察制度として、運営せられて参つておりますが、政府におきましては、現下の治安の実情に鑑み、この際警察力を強化しその運営を更に能率化する必要を認めるのであります。
これ以上使つていかんという割当はしているわけではありませんが、三千キロ以上の割当につきましては、大体自立経済審議会で等申になりました我が国の産業のあり方というようなものを一応頭に描きまして、それからこれは実際上は非常に決定的なものでありませんから、それを参考にいたしまして、更に最近の実績、或いは前年同期の実績というものを勘案いたしまして、大体産業別の枠をきめるということにいたしております。
これはなかなか大きな問題で、貧乏な我が国の財政ではどうか知りませんが、是非とも皆さんの御協力によつて国家資金で以てやるくらいにして頂きたいと思うのであります。只今その段階にまで行かずに、旧状を維持する程度だということであります。
それで幸いに発議者は現在の與党、自由党所属のかたでございますが、私は一般論として申上げますが、職業教育の今日の貧弱さというものは、我が国の基礎科学、科学方面にある。科学の振興ということを言つているけれども、こういう現在の科学教育の実情あたりからも、果して我が国の科学教育振興というものが期待されるかどうか。大体病気で言えば肋膜みたいなものでありまして、これが表面に出て来ない。
そこでこの条文を作り出した根本から申上げますと、我が国の現役の下は小学校よりの実習から上は大学の実習でも、つまり学校において模型的な作業実習をやつて来たわけであります。現在の小学校は別といたしましても、昔は小学校にも実習がありました。
○矢嶋三義君 生計局長にお聞き願いたい点は、常々文部当局からも、我々からも訴えておることでございますが、教育財政の貧困ということは、我が国の教育にいろいろ支障を来たしておる。その現在の我が国の教育の不自由なる面がその氷山の一角としてこの産業教育の不振となつておるということを言つておる。
我が国の森林は戦時戦後の過伐濫伐によつて荒廃しつつありますことはすでに御承知の通りでありまして、かかる事態を収拾するために急速且つ徹底的な造林を行い、森林施業の合理化を図ることは勿論、一層積極的に林業を振興して我が国自立経済の旋盤を確立する必要切なるものがあるのであります。