1997-06-04 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
作物生産の分野では、作物の品種改良あるいは優良な種苗の増殖、そのための成長点培養あるいは細胞培養、こういった技術が既に実用化の段階に達しております。また、遺伝子組み換え作物の研究開発も進められておりまして、稲、トマト等の一般圃場での栽培が実施されております。さらに、稲を中心とした作物の遺伝子機能を解明するゲノムの研究、これも実施されているところでございます。
作物生産の分野では、作物の品種改良あるいは優良な種苗の増殖、そのための成長点培養あるいは細胞培養、こういった技術が既に実用化の段階に達しております。また、遺伝子組み換え作物の研究開発も進められておりまして、稲、トマト等の一般圃場での栽培が実施されております。さらに、稲を中心とした作物の遺伝子機能を解明するゲノムの研究、これも実施されているところでございます。
具体的には、植物で申し上げますと、イチゴの苗の六割は合成長点培養というバイテクの一種の技術で非常に品質のいいものが均質な苗として生産されておりますけれども、そういった成長点培養による園芸作物の苗の生産が実用化されております。また畜産では、受精卵移植技術が実用化されております。
現在まで実用化されたものとしてよく知られておりますものは、成長点培養によりますウイルスフリー苗の供給がございまして、これらは実用からかなり普及の段階になってきているところでございます。
あれはなぜかと申しますと、胚を培養したり、あるいは成長点培養と申しまして、植物の成長する一番トップのところを削り取りましてそこを種のかわりに使いまして植物をふやす、こういう技術が非常に発達してきた。これは何も近ごろのバイオテクノロジーによって起こった技術ではございませんで、かなり古くからあった技術でございます。
かつてはウイルスフリーの苗をつくるというのは、高熱処理でもって母樹をつくってそれから順次導き出してこないとそれがつくれない、それも完全なものとは言い得ない、こういうことでありましたけれども、バイテクの技術を使えば、私どもはランの成長点培養のときもそう思ったのですが、あの技術を使えればウイルスフリーの苗がつくれるんじゃないか、こういうことも考えておりましたら、私どもの素人考えも現実のものに今の段階でなってきているわけですね
漢方と西洋のものを併用して治療をやっていて、私は祖父がいろいろとせんじ薬だとかその他粉末の薬、生薬を使っての薬、いろいろなものをつくっていたのを子供のときに記憶しているのでありますが、ひとつこの薬草類で、それをまた今の研究所でやっておられるような細胞融合とかあるいは成長点培養とかあるいは細胞培養等、いろいろな方法でさらに上手に転化しながら健康に役に立つ薬草を開発できれば、それはもう今の普通の農産物とは