1948-12-07 第4回国会 参議院 予算委員会 第2号
○國務大臣(泉山三六君) 内容につきましてはいずれ政府委員から申上げまするけれど、我が党が先に反対をいたしましたに拘わらず、ともかく予算として成立いたしましたが、その半面におきまして價格は前内閣当時におきまして、これを一應補正的に改訂せられたのでありまして、その改訂の結果といたしまして当然計上されましたのが價格調整費であると、かように御理解願いたいのであります。
○國務大臣(泉山三六君) 内容につきましてはいずれ政府委員から申上げまするけれど、我が党が先に反対をいたしましたに拘わらず、ともかく予算として成立いたしましたが、その半面におきまして價格は前内閣当時におきまして、これを一應補正的に改訂せられたのでありまして、その改訂の結果といたしまして当然計上されましたのが價格調整費であると、かように御理解願いたいのであります。
先ず提案理由の第一といたしましては、七月二十二日附を以てマッカーサー元帥より当時の芦田内閣総理大臣に対して、國家公務員法の改正に関する書簡の参りましたことはすでに御承知の通りでありまするが、この書簡におきまして、現在特別会計によつて行われている鉄通事業及び專賣事業については公共企業体への組織替えが示唆され、第三臨時國会におきまして、日本國有鉄道法及び日本專賣公社法が成立いたしたのであります。
○吉田國務大臣 それは今日までといえども、手をこまねいて講和條約の成立を待つておるわけではありません。また日本ばかりでなく、イギリスにしてもアメリカにしても、ことにアメリカとしては、講和條約をなるべく早く締結して、世界を通常の状態に返したい、こう考えておることは明らかであります。明らかであるが、しかしながら客観情勢なるものがいまだにこれを許さない。許さないとすればいたし方がないのであります。
先に成立いたしました昭和二十三年度本予算は、その成立後における諸般の事情のため補正を必要とするに至り、政府は去る十一月二十九日、第三國会に補正予算案を提出いたしたのでありまするが、審議未了と相成りましたので、ここに改めて一般会計予算補正第二号、並びに特別会計予算補正特第二号として提出いたすことと相成つたのでございます。
政府といたしましては、第一回スト以來鋭意これが解決に努めておつたのでありますが、前回御報告したように、そのストライキをした理由は、六月以降十月までの現行賃金の三割増即時現金支拂ということが大きな要求の一つでありまして、この問題につきましては、すでに現在國会に提案いたしておりまする船舶運営会補助、二十五億の中の五億がこれに該当する金でありまして、この予算が國会の審議を願いまして、そうして、成立をいたしますれば
かの船舶運営に対する補助を大藏省に要求しておつたのが、削られまして二十五億、最初二十億だつたのを二十五億に最後の折衝でなつたような始末でありますが、その中には二十三億、先程御報告申上げました修繕費、退職手当の二十三億は、大藏省では入つておらんと説明いたしておりますけれども、現実の問題としましては、今長官も一言したように、今期予算の編成は非常に從來とは変つた形でなされたのでありますというのは現内閣が成立
即ち敗戰後すでに三年を経過いたしまして、民間会社と米國その他の外國の民間人との間に外資導入の話がしばしばあつたのでありまするが、現在これが確実に成立したというものは殆んどないのであります。
第二に、本件の犯罪は、先ほどの諸君も認められますように、檢察廳が主張するごとき被疑事実のみによつては収賄罪が成立しないと言うべきではないかと考えられることでありまして、この程度では、犯罪の嫌疑はきわめて薄弱であると申さなければならないのであります。
ただ私たちは今回この逮捕の許諾要求を許可する、こういう意思決定をいたしましたものは——わが國民協同党は、吉田内閣の成立直前、三つの重大声明を党議として発表しております。その一つに、政界、官界並びに財界の徹底的粛正を行つたる後、すみやかに衆議院を解散すべしという一項であります。
その意味から、この條文には現われておらないのでありますが、この法律四十六号の規定に基きましてでき上りました地域給審議会におきまして、委員の中で協議が成立いたしまして、最高四割といたしまして、現在の三割を四割にいたしまして、その間の五分刻みにすると、こういつた協定ができ上りましたので、今回の法律案には別に規定がございませんが、予算案におきましては、その間のそういつた事情を織込みまして、地域給の予算の増額
○委員長(櫻内辰郎君) 大山君の動議の御賛成がありますから、動議は成立いたしました。動議をお諮りいたします。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この点につきまして、私たちはいずれを信ずべきか、被疑者の方々の言われる通り、全然犯罪の成立し得べからざるものであるとするならば、これは檢察廳はまつたくひどいものでありまして、これはフアツシヨ化という名前で呼ぶべきかどうか、これは大きな問題でありますけれども、しかしそういうことであれば、これは檢察廳は最も重大なる犯罪であると信ずる。
今回裁判所側より芦田、川橋、北浦三君に対して証拠湮滅のおそれがあるというような理由で、緊急に三君を逮捕したいという要求をいたして参りましたけれども、これに対しましては、今後の國会運営及び統制の上に重大なる影響を及ぼしまするので、愼重の上にも愼重を期すべく、法制局にもお手数を煩わし、それぞれ專門家にも意見を伺いまして、諸種の事情を勘案いたしましたる結果芦田内閣の辞職の動機と吉田内閣成立の理由等を参酌し
なおいろいろな事実拘束の必要な條件、あるいは收賄罪が成立するかどうかというようなことについては、檢察廳なり裁判官の決定に從うべきでありますが、ただ過日來この委員会においていろいろ協議され、また各種專門家からいろいろの見解を聞いたところによりますと、われわれの考えといたしましては、拒否すべきではないというところの結論に達したのであります。
○佐藤(榮)政府委員 第三國会におきまして、國家公務員法の一部を改正する法律が皆樣の御審議を得まして、おかげをもちまして成立し、昨三日これを公布いたしたのであります。つきましては人事官の任命をいたしたいと存じますので、皆樣方の御同意を得たい。
○太田敏兄君 そうしますと、地方公務員法が成立されまして、それが適用されまして、自然給與なんかの関係もやはり中央委員会から勧告が與えられるということになりますと、地方公共團体とすると、縣は縣、或いは市町村は市町村というように、市町村長と別に、そういうふうに休職までも人事委員会から勧告する、尚又地方はその勧告を入れることになるのですか。
○政府委員(鈴木俊一君) 地方公務員法が國会を通過成立したしまして施行になりますまでの間というものは、結局現状通りの制度がそのまま持続して行くということに相成るのでございます。そこで今お話のございましたように、政令二百一号というものはやはり地方公務員に対しましては現在のまま適用せられるということに相成るのであります。
從つてその時期を失するということは、正しい漁民には損害を與え、不正な漁民には暴利をむさぼらせて、そうしてその裏に犯罪が成立するというようなことがあるのであります。すなわち漁民の中から犯罪者を出すということに相なるのであります。
しかもその公務員の福祉と利益を十分に擁護しなければならぬということが、かつてのマツカーサー書簡にも明示されており、さらにまたその書簡の中に、言うまでもなく、公務員の威嚴と権威と永続性とを備えしむること、このことについて政府は十分の努力をしなければならない、こういうことを言つておるのでありますし、さらに公務員法の改正案が國会において成立をいたしました翌日、マッカーサー元帥の声明書にも、この公務員法の改正法案成立
その公務員法等通過のため、その後関係方面の斡旋によりまして、先月二十八日、政府と社会党、民主党、國協党など主要政党との間に協定が成立いたしたのであります。即ち政府は公務員の給與及びその他の緊急予算を第三國会に提出し、野党はその予算の提出後二週間を経て不信任案を通過せしめて、衆議院を解散することに協定ができたのであります。その予算は去る二十九日提出いたしました。
それゆえに、その通過のため、関係方面のあつせんによりまして、先月二十八日、政府と社会党、民主党、國協党等主要政党との間に協定が成立いたしたのであります。すなわち、政府は公務員給與及びその他緊急予算を第三回國会に提出し、野党はその予算の提出後二週間を経て不信任案を通過せしめて、衆議院を解散することになつておるのであります。
○野本委員 われわれが非常な期待をかけて成立させました予防接種法が、その実施の初頭におきまして、このような不祥事を起しましたことは、御同樣まことに遺憾にたえないところであります。しかしできてしまつたことはやむを得ないのでありますが、私どもの心配しまするのは、予防接種法の施行された劈頭においてこの不祥事が起つたということから、今後の予防接種法の円満完全なる遂行の上に障害を來す。
○細川(隆)委員 犯罪が成立する場合もあり得るんですね。明白に、よし君の政府支拂の予算はぜひとも通過させてやる、一生懸命努力するとはつきり言つて、それならばあなたに百万円やるということで、非常に形式上の請託関係がはつきりしている場合ならば、國会議員の場合もやはりその解釈が当てはまり得ることになりますか。
○入江法制局長 收賄罪は贈賄した人に利益がなくても、職務に関して何かしてもらいたいということで金をやれば、それで成立するそうであります。
内閣は合議体の行政機関でありますけれども、これが單独の行政機関であつた場合には、その職務に関して金をもらえば收賄ということが割合に明瞭なんですが、合議体であつても、行政機関として行政を執行して行く面について收賄罪は成立いたしますが、しかし合議体が、ある意思決定をするというときに、それに関連して金をもらつたということは、おそらくそのもらつたときの状況とか当事者の意思決定の解釈が非常な要点になつて、ある
御承知のように第三回國会におきまして、國家公務員法の一部を改正する法律が成立いたしまして、本日この法律が公布せられたのであります。つきましては、その人事官といたしまして淺井清氏、山下興家氏、及び上野陽一氏を任命いたしたいと存じますので、皆樣の御同意を求める次第でございます。
そこで國家公務員法が成立いたしました後に、この人事官の御同意を求めるような手續を採つた次第でありまして、この点も何とぞ御了承頂きたいと思います。
過般の通貨発行審議会におきましては、この年末の通貨発行高は大体三千三百億円程度と考えられておりましたが、その後米の供出が予想外に好成績を示しまして、そのためにその買上げ代金といたしまして、農村に放出されまする資金が多額に上ることと相なりまして、なおまたただいま御審議を願つております追加予算の成立等によりましては、給與資金の支拂いが追加されること等によりまして、約二百億円程度の増加があるとかように思われるのであります
まず第一の三割増し即時現金支拂いの点について申し上げますと、これは前内閣当時この要求がございましたのに対しまして、調停が開かれ、その調停の内容が一應不成立に終つたのでありますが、その後勧告案に基いて勧告いたしました結果、双方でこれを受諾することになりまして、結論においては現金を支拂いさえすればいい形になつておつたのであります。
だからこの陳情処理は当然あるということを前提として成立して行くのじやないかと私は考えられますから、ここでそのときに作つても結構ですが、早晩、今日明日又作らなければならんということになるだろうと思いますので、できるならばこの委員会で小委員会だけは設立させて頂けば非常によいのではないかと思います。これを一つお諮り願いたい。