1969-02-28 第61回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
それでは、もう時間もありませんので次に移りまして、四十二年の十月に成田総裁がやめられました。そこでその成田前総裁に対して、退職に際しまして、退職金であるとか、あるいは慰労金であるとか、名目はどのようであるかわかりませんが、お金が払われているものかどうか。払ったとすれば、幾らぐらいのものが払われているか。この点、総裁からお答え願いたい。
それでは、もう時間もありませんので次に移りまして、四十二年の十月に成田総裁がやめられました。そこでその成田前総裁に対して、退職に際しまして、退職金であるとか、あるいは慰労金であるとか、名目はどのようであるかわかりませんが、お金が払われているものかどうか。払ったとすれば、幾らぐらいのものが払われているか。この点、総裁からお答え願いたい。
○小川(三)委員 この八月十九日に、成田総裁の問題については運輸大臣に戸村委員長から話された。しかもあなたは、いま大臣から調査云々と言われた、調査中に彼が辞表を出した、こう答えられています。一体八月十九日に耳にしながら、それ以来——大臣が帰ってきてからですよ、調査云々というのは。しかもその当時、成田総裁は記者会見で何と言っているか。
○小川(三)委員 きょうは時間がないので、あとでまた質問しますが、この間成田総裁は、二日ですね、辞表を提出されましたね。その前に八月十九日にあなたのところへ、現地の反対同盟の諸君が運輸省へたずねたとき、こういう問題が成田総裁の身辺にはあるんだということをあなたにお伝えしましたね。これは八月十九日です。それ以来一カ月以上も、あの事態をどうして放任しておいたのか。
○大橋国務大臣 成田総裁はすでに辞職して、更迭いたしております。
成田総裁のような、何でもありませんというようなことを言い切っているという問題について、あれは重大な問題です。飛行機の騒音が何でもないというようなことを現地へ流布しておる。それは完全にごまかしですよ。したがって、われわれがしつこくこの問題をやらなければならないのは、そういう点、あなたのほうで取り消してないのです。少なくとも公団が総裁の名によって配布したものについて、取り消してないのです。いいですか。
この築地産業株式会社については、現に南浦こぎくという女性と成田総裁との間に訴訟事件が起こっておる。これが一つ。しかもこの訴訟事件に関連して、成田総裁は長期信用銀行に対して融資の申し込みをした。これが成立したか成立しないかは、これは銀行業務の問題ですからわれわれの関与するところではないけれども、とにかく申し込んだということがあるという点が一つ。それから、総裁の任命権は運輸大臣にある。
第一、きょうだって成田総裁が来なければならないんですよ、あなたが来なくても。成田総裁はきょういないし、運輸大臣もいない。しかし、非常に問題になるのは、いまどこの飛行場に行っても、どこの飛行機についても、騒音の問題が一番重大な問題です。その騒音の問題について、成田総裁はこの前もここの席で、成田総裁署名のパンフレットについて責任を負うのかという追及に対して、責任を負うということを答えている。
したがって、問題にならないというようなああいう資料を配布させておくこと自体が、しかも成田総裁の署名を入れてああいうものを配布していること自体が重大な責任です。ごまかしですよ、ああいうことは。
○吉田忠三郎君 指示はしていますけれども、先般もいろいろ現地の動き等があって、大臣も答えておったし、それから公団の成田総裁も来まして、若干それぞれ食い違いがあったですね、答弁に。それはあとで統一されて一本になったから、これはとやかく私言うものじゃございません。ございませんが、現状指示はしているものの、指示をしたからといって実在しているわけじゃないですね。
特に、十八日の日の運輸委員会で、これまた成田でございますけれども、成田総裁と副総裁とのそれぞれの意見の食い違いがあるのではないかというような私は気がするわけです。非常にこの問題は困難な問題だと、実は柳岡委員の質疑を通じて私は感じました。十八日の日の総裁のこれに対する答弁は、つまり、この賛成派は四分の三を占めているのでさして問題がないと言い切っているわけであります。
○小川(三)委員 成田総裁に伺います。あなたは政府から命令されたと言うが、政府はどんな命令をあなたにしているのです。どんな強権を用いても、権力を用いても、しゃにむにあそこへ国際空港をつくれということをあなたに政府は命令しているのか。
成田総裁は就任早々の記者会見で、自分が引き受けた以上は、成田空港は世界的にりっぱな国際空港をつくるんだということを言っておるが、いまでもその心境に変わりないのか。
○小川(三)委員 それじゃ成田総裁に、航空審議会の答申について伺いたいと思います。航空審議会は答申案を出している。あなたは十分調査して引き受けられたなら、その答申案についてお答え願いたい。
○岡三郎君 きょうは大臣も、それから空港公団の成田総裁もおらぬようですが、当面する問題として、やはり成田空港と羽田空港の拡張の問題について一、二お伺いしておきたいと思うわけです。
まさか成田総裁じゃないでしょう。成田市長でもないでしょう。地元とは一体何ですか。
○小川(三)委員 そうしますと、先日伺ったいわゆる成田構想、成田総裁が発表した、これ以上の世界有数の国際空港をつくるのだという成田構想は、成田さんの単なる放言にすぎないと理解してよろしいのですか。
○国務大臣(佐藤榮作君) 成田総裁候補と申しますか、ただいま私どもが大体予定しておる成田君が、記者会見をして、ただいま言われますように、非常に大きな話をしたのであります。
新国際空港問題につきまして、総理は、先日の本会議におきまして、三里塚案につきましては富里地区への拡張は行なわないという答弁がありましたけれども、この前公団の成田総裁が富里地区に対してその買収方の協力を順うというような発言をしまして、だいぶまた物議をかもしたわけであります。この総裁と総理の見解が違っておるのかどうか、それに対してどういう指導をされたのか。