2006-03-30 第164回国会 衆議院 本会議 第18号
本案は、去る三月十三日本委員会に付託され、十五日杉浦法務大臣から提案理由の説明を聴取し、十七日質疑に入り、二十四日、参考人から意見を聴取し、東京入国管理局成田空港支局の視察を行いました。
本案は、去る三月十三日本委員会に付託され、十五日杉浦法務大臣から提案理由の説明を聴取し、十七日質疑に入り、二十四日、参考人から意見を聴取し、東京入国管理局成田空港支局の視察を行いました。
こういう場合におきましては、近隣の出張所のみならず各地方の入国管理局の本局から職員を派遣するなどいたしまして行政サービスの向上に努めているところでございますが、さらに昨年の七月には、成田空港支局と関西空港支局に空港審査遊撃班というものを設けまして、随時、地方空港に派遣しているという状況にございます。
入国管理局成田空港支局の調査によりますと、これまで成田空港におきます入国審査待ち時間につきましては、昨年の十二月に実施した調査では最長の待ち時間が四十四分でありましたけれども、この一月には四十分、そして二月には三十四分と短くなっております。
したがいまして、地方空港の各偽変造文書鑑識機器と、主要な偽変造文書等の資料等を保管し、かなりのノウハウを蓄えております関西空港支局あるいは成田空港支局の偽変造対策室の当該偽変造文書鑑識機器ともオンライン化しておりますので、それとの間で、偽変造文書鑑識機器のそれぞれの基礎的な情報交換もさることながら、当該審査ブース等で発見された偽造旅券等についても映像等で完全に情報交換ができて偽変造のチェックができる
特に、飛行機による不法入国者対策といたしましては、成田空港支局及び関西空港支局に偽変造文書対策室を設置いたしまして、偽変造旅券等を行使する案件に対しまして摘発強化に努めているところでございます。
○中尾政府参考人 私どもといたしましては、この件につきましては、五月一日に、現地の成田空港支局から現地の千葉県の成田空港警察署に本件の事案の発生を、事実を通報は済ましております。私どもとしては、通報ということで、とりあえずは警察とのコンタクトを済ましております。
そういうことで、関係当局等々の御理解、御配慮をいただきまして、平成十一年には成田空港支局、平成十二年には関西空港支局にそれぞれ偽変造文書対策室というのを設置いたしまして、鑑識機器でその辺のところの偽変造の鑑識をやっておるわけでありますけれども、その辺のところを今後ともできるだけ充実させて、即時にその辺の偽変造を見つけるというような形でまいりたいというふうに考えております。
こういう観点から申し上げますと、まずもって成田空港支局と関西空港支局におきまして、関西空港あるいは成田空港に来日する外国人につきまして偽変造文書の関係での対策室を設置しております。この対策室におきまして精緻な鑑識を行う体制を構築しているところでございます。偽変造旅券等を行使して不法入国をはかる者への対応の強化に努めているところでございます。
○高村国務大臣 おっしゃるように、偽変造旅券等を行使して不法入国を図る事案は、ますます悪質巧妙化しておりまして、これに対応するために、成田空港支局及び関西空港支局に偽変造文書対策室を設置いたしました。これによりまして、入国審査官が審査ブースで偽変造の疑いのある文書を発見した場合に、速やかに同対策室において精密な鑑識を行う体制を構築しているわけであります。
ところで、上陸拒否されたその外国人二名は、航空会社に引き渡されまして、その後、警備会社の事務室内に連れていかれた際、暴行等が行われたとの報道がなされていますけれども、この暴行の事実関係について、航空会社及び警備会社に対して東京入国管理局の成田空港支局において事情聴取を行いましたところ、そのような事実はない旨の回答を得ています。
このような状況の中、入国管理局におきましては、国家公務員の定員をめぐる極めて厳しい情勢を踏まえつつ、偽変造旅券等を専門的に鑑識し、上陸審査の適正化を図る目的で、平成十一年度には東京入国管理局成田空港支局に偽変造文書対策室を設置し、また鑑識機器の積極的な導入を図るとともに、職員に対する偽変造文書等の鑑識技術の向上を図るための研修を実施し、迅速かつ厳正な出入国審査を図るための文書鑑識の体制整備に努めております