1989-06-22 第114回国会 参議院 建設委員会 第5号
ところが現在できているのは千葉ニュータウンまででとまっちゃっておるという状況でありまして、いわゆるこの成田新線というものがここに通ずることになれば、この地域もまた相当の大量の土地の供給ができる地域ですよ、現実に。
ところが現在できているのは千葉ニュータウンまででとまっちゃっておるという状況でありまして、いわゆるこの成田新線というものがここに通ずることになれば、この地域もまた相当の大量の土地の供給ができる地域ですよ、現実に。
○青木薪次君 総裁、そういうことを言うのだったら、それなら成田新線の奪い合い激化として新聞に出ている、こういうことをなぜやるのですか。あなたはバスのことを考えて両方セットにして考えていくと。先端の土地をちょっと買えばもうお客がどっと出てくるんだろうけれども、その点についてほかの交通機関のことも考えつつやるのだというような考え方はちょっと当たらないと思うんですよ。
一名成田新線と言っておりますが、前運輸大臣の田村さんと千葉県知事の川上紀一さんがお話し合いをいたしました。田村構想として打ち出された成田新高速鉄道、これは通勤対策あるいは旅客輸送等、さらに千葉ニュータウンの人口急増対策といたしまして、輸送手段の今後本当に決め手ともなる大きい問題だろうと思います。
しかし、こういう問題が成田新線だけではなしに、次から次に財政的な問題も考えないで、そうして国鉄に、好むと好まざるにかかわらずやらされるという態勢になった場合に、これはどういうぐあいになるかという点が私は非常に問題点があると思うんです。そういう意味で、きょうはこの成田新幹線にかわる通勤新線という運輸大臣の構想をまず聞かしておいてもらいたいと思うんです。
○政府委員(住田正二君) 鉄建公団が工事をやる場合の手続は鉄建公団でやるわけでございますが、私どもいま——いまというわけじゃございませんが、この問題が出て話を伺った限りにおきましては、成田新線という言葉は別にうそを言ったわけではないんで、「新線」という言葉の中には新幹線も在来線も含まれるということで、表現が大括弧といいますか、大きな括弧でくくった表現を使ったというだけでございまして、それでうそを言ったということにはならないと
○政府委員(住田正二君) 先ほど来何遍も同じことを申し上げるかもしれませんけれども、しかし成田「新線」と書いた申請書が違法のものであるということであれば、これは問題だと思いますけれども、鉄建公団が成田新幹線しかつくれないと、これは法律上はっきりそうなっているわけでございますので、そのことは知事その他の方も十分御承知のはずでございます。
工事をやる場合にはいろいろな手続が要るわけでございまして、その手続の際に地元との関係でいろいろな表現を使う場合があると思いますけれども、いま先生御指摘の成田新線という言葉が違法な手続であれば問題かと思いますけれども、成田新線という言葉自体に成田は在来線であるということにしているわけではなくて、当然新幹線も含まれるということで申請をいたしているわけでございますから、別にペテンにかけたということではございませんし
○小川(国)委員 そうすると成田新線に関する協議、こういうことですか。新幹線ではないということで占用許可を受けた、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○小川(国)委員 これはきょうも朝日新聞の社会面のトップで大きく指摘されているのですが、皆さんの方は、県に対する申請工事は成田新線ということで出して、後から幹という字を入れたそうです。そうすると、これは千葉県知事は、東京都知事も同様ですが、空港新幹線には関係市町村が全部反対ということで、両知事も反対を表明した状況にあるわけなんです。