1970-04-07 第63回国会 参議院 運輸委員会 第11号
そのさらに下部はかなりかたい成田層である。しかも帯水層はない。ただ御指摘のように、粘土層の上面にいわゆる宙水と申しますか、多少の水がたまっておる。これがどうであるかという点でございますが、この点につきまして、その後、敷地内におきましても十分なボーリングを行ないました。その結果、いわゆる粘土層の宙水と申しますのは、こまかい毛細管状の穴がございまして、それに水が一時滞留しておるという状態でございます。
そのさらに下部はかなりかたい成田層である。しかも帯水層はない。ただ御指摘のように、粘土層の上面にいわゆる宙水と申しますか、多少の水がたまっておる。これがどうであるかという点でございますが、この点につきまして、その後、敷地内におきましても十分なボーリングを行ないました。その結果、いわゆる粘土層の宙水と申しますのは、こまかい毛細管状の穴がございまして、それに水が一時滞留しておるという状態でございます。
それで、いわゆる下の岩盤と申しますか、固い成田層でございますが、この上に大体標準としましては、すぐ直上にやや軟弱な二メートルばかりの層がございます。それから、その上にちょっと三メートル程度の中間層がございまして、その最上層に一メートル半ないし二メートルの最上層がございます。強さの点から申しますと、一番上が一番強度があるわけでございます。
○参考人(高橋淳二君) 地下水には、大体精密な調査ではございませんけれども、二つどうもあるようでございまして、地下水といいますか、帯水層でございますけれども、これは成田層の直上の粘土層のすぐ上、ここに水があります。
建設省に伺いますが、ここは下が成田層、谷状をなしておる。上が関東ローム層であります。それでCBR値は三です。そういうところの工事費あるいは工事技術上は問題がありませんか。
それは関東ローム地帯でも最も粒のこまかい土質からなっている地帯でございまして、その地盤の下には良好な成田層もございます。それから飛行場はもちろん草地あるいは舗装をいたしますが、それでも航空機にとってはやっかいな問題を秘めていることと思います。