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2件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1960-03-29 第34回国会 衆議院 法務委員会 第15号

そうしますと、侵奪という言葉を用いるならば、これは明らかに即成犯的な観念でございますが、そうするといわゆる他人の土地に立ち入るという行為と一体どこで区別がつくのか、使用窃盗というものは動産にはございませんが、不動産の場合にはその不動産財産的利益が侵害されておるということは、明らかにこれは長時間を要します。

前田信二郎

1960-03-29 第34回国会 衆議院 法務委員会 第15号

それから志賀委員のおっしゃいました中で重要なのは、われわれが継続犯か即成犯かを非常に問題にしているのに、法務当局がこの問題を一条でしか触れておらないということであります。イタリア刑法を中心にして考え、ローマ法のボセシオの原理を考えたら、これはどうしたって継続犯にならざるを得ないのですが、そこまで討議しておらなくて、一般の窃盗犯という認識が頭にあって侵奪犯という言葉をお使いになったと思います。  

前田信二郎

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