1966-04-20 第51回国会 衆議院 商工委員会 第29号
それは、日本は技術に関する理論、これはなかなか世界的水準をいくのだ、湯川さんの理論物理学にいたしましても、あるいは成瀬教授の歯車理論にいたしましても、本多教授のはがねの理論にいたしましても、その時々の世界の水準をいく理論は開発をするのだ、ところがその技術の理論を開発しても、それをなかなか応用、使ってくれるところがないんだ、これはなぜかというと、企業は非常に進歩的ではあるが、一面保守的なんだ、新しいものは
それは、日本は技術に関する理論、これはなかなか世界的水準をいくのだ、湯川さんの理論物理学にいたしましても、あるいは成瀬教授の歯車理論にいたしましても、本多教授のはがねの理論にいたしましても、その時々の世界の水準をいく理論は開発をするのだ、ところがその技術の理論を開発しても、それをなかなか応用、使ってくれるところがないんだ、これはなぜかというと、企業は非常に進歩的ではあるが、一面保守的なんだ、新しいものは
○石村委員 せんだって国際見本市がありましたが、あれに私参りましたときにたまたま東北大学の成瀬教授にお会いしたのですが、そこに出ておるスイスの歯車を作る機械を、成瀬さんは非常に感心して見ていらっしゃった。ところが成瀬さんの話を聞きますと、これは実にいい機械だ、日本でも作ろうとすれば作れるものだ。しかし日本には、それを作るだけの条件が備わっていない。