1973-02-23 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○工藤良平君 私は、もう一つ計数的に申し上げますけれども、たとえば、昭和四十年のミカンの植栽面積が全体で十一万ヘクタール、そのうち成木園が約六万ヘクタール、その際の収獲高が百七十五万トンであります。四十七年度は、総面積において約十七万ヘクタール、そのうち成木園が十二万ヘクタールあるわけです。
○工藤良平君 私は、もう一つ計数的に申し上げますけれども、たとえば、昭和四十年のミカンの植栽面積が全体で十一万ヘクタール、そのうち成木園が約六万ヘクタール、その際の収獲高が百七十五万トンであります。四十七年度は、総面積において約十七万ヘクタール、そのうち成木園が十二万ヘクタールあるわけです。
具体的に申し上げますと、いまここに、これは私の県の一農家でありますけれども、水田が三十アール、ミカン園が成木園で八十五アール、まだ若木でありますけれども、三年生から五年生の若木を持っています園も三十五アール、合計百二十アールのミカン園を持った農家がいるわけであります。構成家族人員が四人でありますけれども、この人が組合資金二百四十五万五千円借り入れた。
試験場の実験から経営改善後の試算を見ますと、成木園十アール当たりの労働人員は、二四・五人で、一般かんきつ園の約二分の一となり、収益も三千七百五十キロにのぼり、一般の二千七百十五キロより千キロ以上の増収をあげておるのであります。